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記事 No. 34 更新日 2015.5.28

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わがまち塩屋には燕がいっぱい。これは駅の建物の軒先。魚屋さんも、八百屋さんもパン屋さんも燕の巣を大事に見守っている。

沖縄行きやアクションで余裕をなくして、しばらく通常の更新ができていませんでした。再開します。


【ニュースダイジェスト】
【沖縄】

5/19 オスプレイがハワイで墜落した翌日、事故原因の発表もないまま、普天間所属オスプレイの訓練を実施
5/21 辺野古埋め立てへの土砂搬入を予定しているとみられる業者は、土砂を洗浄するなど、外来種の混入を防ぐ対策を考えていないことが判明
5/22 嘉手納基地所属の米軍機から鋼製4.5キロの部品落下事故が起こっていたことが判明
5/22 宜野湾市長と知事が会談。市長は辺野古の新基地建設を「移設」として容認してきたが、普天間の固定化阻止・早期閉鎖を双方の一致点として再確認した。
5/25 翁長知事、前知事の埋め立て承認手続きの検証委員会からプロセスに瑕疵があったとの結論が出た場合は、承認を取り消すと明言。17日の県民大会の、国際法違反の基地は移設条件なしの撤去が唯一の解決策、とする決議文も中谷防衛相に提出。あいまって、米側との交渉に先立って県側の決意を明示
5/27 翁長知事、米国に向け出発。県民の意思を無視しての辺野古新基地建設は不可能、との認識を米国政府および米国民に伝える。

このほか、県議会与党は、環境保護の観点から土砂搬入を制限する条例案を6月議会に提出する方針を決めた。

【その他の日本のニュース】
5/18 安倍政権、豪への潜水艦技術供与を進める方針で、国家安全保障会議で共同開発国の選定手続きへの参加を決定。豪は日本を選定すると見込まれ、前の武器輸出三原則に代わる防衛装備移転三原則に基づいた兵器本体の技術供与に初めて踏み込む。
5/18 17日に米海兵隊所属のオスプレイがハワイの海水浴場上空を通過後墜落炎上するも、中谷防衛省は、「すみやかな情報提供」のみを要請し、菅官房長官は「飛行時間などから判断して安全性に問題はないと考える」と語る。
関連:沖縄県の翁長知事はあらためて配備撤回を求める方針を確認。米国国防省は調査の長期化を示唆すると同時に現段階で、普天間飛行場に配備済みのオスプレイの運用計画に変更はないことを発表。米国防研究所の元分析官リボロ氏は、この事故は構造的欠陥による墜落で、今後も発生する、と指摘(琉球新報取材)。

5/19朝日報道 16-17日の世論調査結果:安保法制関連11法案の今国会成立は「必要ない」が60%、「必要」が23%。自衛隊派遣恒久法には「反対」が54%、「賛成」が30%。米国の戦争に日本が巻き込まれることは絶対にないとの首相の説明には「納得できない」が68%、「納得できる」が19%。安倍内閣支持率は45%、不支持率は32%。
5/19 衆院、本会議で新たな安全保障法制の関連11法案を審議する特別委の設置を賛成多数で可決
5/19 ピースおおさかの「リニューアル」展示から沖縄戦の実物資料や広島の被爆資料が消えることがわかった
5/20 国会党首討論で、共産党志位氏が「戦後の日本はポツダム宣言を受諾して始まった。ポツダム宣言は日本の戦争について間違った戦争だとの認識を示している。首相は過去の日本の戦争は間違った戦争だという認識があるのか」と問いただしたのに対して「…大戦の反省に立って戦後の歩みがある...」が、「ポツダム宣言をつまびらかに読んでいないので直ちに論評することは差し控えたい」などと「答弁」。問いそのものには返答せず。民主党の岡田氏が新たな安保法制は抑止力ではなくリスクを高めるのではないか、と質したのに対しては「これまでの不備を整備するものであって、リスクは関係ない」と「答弁」。自衛隊が他国の領域で活動することはないのか、との問いには「外国の領域内で戦闘行為を行うことは絶対にない。機雷掃海は例外」とし、機雷掃海が国際法上戦闘行為にあたること、ホルムズ海峡には公海が存在せず他国の領海内で活動するほかない水域があることを認識していた上でその可能性を認める答弁。後方支援が戦闘行為の不可欠の要素であって、それ自体憲法違反になることを問題にする質疑はなかった。
5/21 後藤さんと湯川さんが殺害された人質事件への政府対応について、「誤りない」と結論づける報告書が出された。ただし、報告書の作成委員10人はすべて官僚で政府側の人物。
5/22 核のごみ処分地選定を公募方式から国が主導して選ぶ方式に転換することを閣議決
5/24 中谷防衛省、NHKの報道番組で「3要件に合致すれば他国で武力行使することもありうる」と発言
5/24 辺野古新基地阻止の国会包囲行動に15000人結集。1月の新基地Noの国会包囲行動時の7千人と比べ、参加人数が倍増。
5/25 菅官房長官、記者会見で「誘導弾などの基地をたたくことは、法律的に自衛の範囲に含まれ、可能という国会答弁がある」として、これまで個別的自衛権で可能とされてきた敵地攻撃は「集団的自衛権」行使においても可能、と述べた。機雷除去に続き例外が増えている
5/25 東京都が「君が代」斉唱を拒否した元教員22人の再雇用を拒否したことは違法として、東京地裁は東京都教育委員会にこの22人に対し各200万円超の賠償を行うよう命じた
5/26 安保法制、国会審議入り。争点は「新3要件」下、「例外」として政府が行おうとする武力行使を国会は許すのか
5/27 国会は衆院特別委員会での安保法制関連の審議中の首相ら政府側答弁で、他国領域内での武力行使を例外として認める例として「邦人輸送中の米艦船の防護」「ホルムズ海峡での機雷除去」「自衛のための他国のミサイル基地攻撃」を挙げる。

【世界】
5/18 未明までにサウジアラビア主導の有志連合がイエメンの反政府組織「フーシ」に対する空爆を再開。
5/19 187人の歴史学者らが5日に発表した「日本の歴史家を支持する声明」への賛同が増え、計457人になり世界的広がりを見せている。(記事NO.33参照)
5/19 イラクのラマディで「イスラム国」(IS)が制圧したラマディからイラク軍が撤退した際、米軍供与の大量の武器や戦車を置き去りにしたことを米国国防省が発表。
5/19 ロシアのラブロフ外相、インタビューで「日本は第二次世界大戦の結果に疑いをさし挟む唯一の国。北方領土の返還を求める権利はない」と述べた。根拠として国連憲章第107条(旧敵国条項)をあげた。
5/19 国連人権理事会の普通定期審査、対米審査報告書に、沖縄など米軍基地について自己決定権、土地権、環境権、女性の人権などが侵害されていることを指摘して改善を促す内容が盛り込まれたことが判明。
5/22 「明治の産業革命」世界遺産登録の申請を巡り、日韓の事務レベル協議を初めて開いた。韓国は強制連行の史実があり、世界遺産登録に趣旨に反するとして反対している。
5/21 日本政府がロシアのプーチン大統領の訪日を模索していることについて、米国務省東アジア政策統括責任者が「ロシアと通常の関係を持つべきときではない」と牽制
5/22 核不拡散条約再検討会議、最終文書の採択なしに閉幕。中東を非核地帯とするための国際会議の開催手法に対して、オバマ米政権がイスラエルへの配慮から反対し、英国とカナダも同調したため(最終文書の採択は全会一致が原則)。日本の岸田外相が主張した「各国首脳の広島・長崎訪問を義務付ける」案も、中東非核化問題の扱い以前に却下されていた。核兵器の非人道性については共通認識が広がりつつあったが、文書化することはできず、成果を確認できない再検討会議となった。
5/22 アイルランド、国民投票で6割り以上の賛成を得て同性婚を合法化へ。
5/23 自民党の二階総務会長を団長とする3000人の訪中団が北京に滞在。日中双方が両国関係の発展を重視する立場を強調。人民日報は訪中団を前に習近平国家主席が行った演説を翌日一面トップで報道。
5/24 シリア国営通信、同国中部のパルミラで「イスラム国(IS)」が住民400人を殺害したと報道。
5/24 スペインの統一地方選で左派新党躍進。中道左派の社会労働党は振るわなかったが与党の中道左派・国民党の退潮が明らかに。
5/27 北朝鮮の核開発を巡る6者協議の日米首席代表会合で、北朝鮮への圧力を強めることで合意。具体策は今後検討。

【活動案内】
●戦争法制に関する連続シール投票
KOBEピースiネットとして30日以降、毎週土曜日11:oo~12:30まで三ノ宮や元町で行う。結果は県選出議員に提出して戦争法制関連11法案を廃案にするための対話と要請を行う。


【仲間の活動】
●辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
5/30(土) 13:00~ 14:00
場所: 神戸三宮の神戸マルイ店前
沖縄の民意を無視して強行されている辺野古での新基地建設工事に反対し、2014年7月から毎週行われている有志のアクション。
ビラまき、マイクアピール、パネル展示とともに、防衛省・沖縄防衛局への抗議の署名・はがき、辺野古現地でのカヌー隊・キャンプシュワブ・ゲート前抗議に参加するメンバーたちへのカンパ集めなど。
● 統一マダン神戸プレイベント<講演会>
5/30(土) 18:30~
場所:JR新長田駅南側 ピフレホール 会議室A
テーマ:日韓条約から50年 日本と朝鮮半島の今を考える
参加費:無料
主催:統一マダン実行委員会 & 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク
●第19回統一マダン神戸
6/7(日) 11:00~15:00 新長田 若宮公園―歌・舞踊、展示、食を楽しみながら朝鮮半島の平和的統一を願うお祭り
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号外 No.2 沖縄からのメッセージ  2015.5.26

獅子群
宜野湾市役所の「平和を守る獅子群(ししたち)」の像

5月10日夜から5月13日夕までpeace14ほか1名(shioyaH)は沖縄にいました。
全国紙が沖縄報道をしっかりしないから、自分達で直接現地の人々の声を聴き集めて神戸の人々に伝えなくては、という思いから。短いメッセンジャー・ツアーの報告をお読みください。多くの人に紹介していただけるとうれしいです。出会った沖縄県民の切なる望みでもあります。


Day 1  
関西空港で簡単な夕食をしていると「搭乗客の○○様すぐおいでください」とアナウンスが。慌ててかけつけ最後の搭乗者となって機内へ。夜更けに那覇到着。

Day 2 宜野湾市→辺野古→キャンプ・シュワブ ゲート前
ホテルを発つ前にフロント勤務の方にコメントをいただく。
「先日、官房長官が沖縄に来て、慰霊碑を見てから、だからこそ新基地を作ると言いましたが意味が分かりません。やはり戦争に負けたからこういうことになっているんでしょうか?でも本土の人が私たちと同じ思いを持っているとわかっただけでうれしいです。」ちなみに、これ、各部屋に右翼の本を常備しているホテルチェーンのホテルだったが従業員の心は別。(でも安くても、もう使わないと思う)

それから3日間のツアーに出発。案内人は真喜志好一(マキシ ヨシカズ)さん。建築家、沖縄平和市民連絡会世話人で、沖縄の基地撤去、新基地建設阻止の運動をするジャーナリスト、市民、政治家などに資料提供をして来られた。まず普天間基地を俯瞰できる嘉数高台に案内していただく。基地が民事施設密集地に座り込んでいる様を眺めながら、歴史的な説明もしていただく。銃剣とブルドーザーで県民の土地を奪った、というほかに、真喜志さんの普天間に関する説明の中で特に広く伝えたいことは、

1. 戦争中に敵地を奪って陣地とすること自体は必ずしも国際法違反ではないが、戦争終了後に領土を軍事目的で占拠し続けることはハーグ陸戦規程違反となる。普天間基地はその建設自体が国際法違反(日本政府がそれを容認している)。よって、普天間の代替として辺野古を求めることは、盗賊が盗品を返すかわりにもっといいモノを要求することに等しい。

ドロボウ
こんな感じ?

2. 米軍飛行場安全基準に定められているクリアゾーン(民事施設のない区域)がないので、普天間が米軍自身の基準に違反していることは明白。歴代政権はこの問題を追及された際、いつも「答える立場にない」と回答してきた。一貫して米軍の安全基準無視を容認・放置してきた政府が今になって、辺野古に新基地をつくらせないと普天間の危険性の固定化になる、と言っている。

辺野古へ移動。ここで、座り込んでいる人々に話を聴く


【沖縄・辺野古からのメッセージ】

Aさん(男性)「私は沖縄県民じゃなく小豆島の出身。みんなに知って欲しいことがある。小豆島からも土砂を搬入して埋め立てに使うと言っているが、辺野古の海が壊れるだけじゃない。小豆島にも影響が出る。各搬出予定地を結んだ土砂搬出反対運動が必要だ」

Bさん(女性)「実は私、今は沖縄県民だけど、元は岐阜に住んでいた。近くに自衛隊の基地があったけど、その頃は何とも思ってなかった。近すぎて見えてなかった。ただ、沖縄でボランティア活動をしたことがきっかけで今はここに住んでいる。こっちへ来て基地がイラク戦争に加担していることを知ったし、いろいろ話を聞いて他人事じゃない、と考え始めた。そうなると、何もしないではいられなくなって辺野古に通うようになった。…私のような人もいる。何かがきっかけになって考え始める人が。だからまわりへの働きかけは粘り強く続けていかなければ、と思う。」

Cさん(女性)「これ(座り込み)を一緒に始めたおばあがもう5人も亡くなった。それだけ人数は減ったけど、ずっと続けていく」

Dさん「この間ここで3000人規模と伝えられる集会があったでしょ。ほんとはもっと多かったんだよ。それができたのはね、労働組合の動員とかじゃなくて、住民ひとりひとりが自分の意思で立ち上がったから。..補助金依存体質はもうやめよう。(どこの地域でも)自分たちの地域は自分たちでつくっていくしかないんだから。」

Eさん「問題は沖縄だけじゃないですね。横田基地―米軍機が日本の首都圏を自由に飛び回っている-の現状に東京に住んでいたときは気がついていなかった。戦後70年も経つのにそんな現状だということにみんなが気がつかないといけないと思う」

ここで真喜志さんから新基地についての説明があった。

1.辺野古新基地は1966年の米軍計画書(沖縄公文書館保管)に沿ったもの。滑走路2本の飛行場と原子力空母が接岸できる軍港の建設計画で普天間閉鎖の声が起こる前からの計画だ。

2.辺野古の基地のことを普天間基地の移設というが機能が全く違う。普天間基地にある飛行場だけでなく、ここには兵舎もある。普天間では弾薬を積みに嘉手納に行かなきゃならないがここには弾薬庫もある。干潮時でも14メートルの深さがある岸壁をつくりボノムリシャールという強襲揚陸艦や原子力潜水艦も接岸できる。ボノムリシャールはオスプレイもハリアーという垂直離発着機も水陸両用車も海兵隊員2000人も積める。そもそも海兵隊というのは昔は真っ先に戦地に赴く部隊だったが、今は敵国のレーダー網を破壊し空爆で攻撃能力を奪ってから最後に上陸する部隊。沖縄にいる必要はない。東京でもいい部隊。

★この認識は沖縄では広く共有されているのだろう。「移設」という表現はほとんど聞かれなかった。

キャンプ・シュワブ・ゲート前に移動。


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キャンプ・シュワブ ゲート前でアクションに参加

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連日早朝から行動が展開されている。ちょうど二度目のアクションタイムだったので即参加。休憩と昼食を挟んで午後のアクションタイムまで、リレートークや歌など、座り込みテント交流集会となった。沖縄県内からばかりでなく、全国各地から参加していた。茨城県から何度目かの参加、という男性も。
リレートークの際、「神戸から参加している人もいるそうですね。どうぞ前へ」と言われて立ったら、前へ出たグループがもう一つあったのでびっくり。それがshioyaHの知り合いのグループだった。さらに、私たちの次に発言した人は、神戸三宮での新基地反対の情宣行動(辺野古に基地をつくらせない神戸行動主催)に遭遇した人だった。この3組の様子を見ていたウチナンチューが「いいようなよくないような」と言った。アクションの場で偶然知り合いに会うっていうのは運動の広がりとも見えるが、狭い範囲の人が密に動いているとも言える、と。そりゃそうだ。
島ぐるみ会議が運行しているシャトルバスからも数十人の参加者が降りて合流する。


【沖縄・キャンプ・シュワブ ゲート前からのメッセージ】

Aさん「…本土の皆さんは知っているのかな?辺野古の海に投入する土砂ってどのぐらいの量か。10トントラックで350万台分だよ。それを那覇からワシントンまで並べるとすると往復の2列にしてまだ余るんだよ。それだけのものを海にぶち込んで、環境保全ってできるかい?大浦湾がダメージを受けるだけじゃない、土砂を削られる本土側でも環境破壊が起きるよ」(県外と沖縄県内では運動の広がりにかなりの違いがありますが、その点について伝えたいことは?の問いに)「それはねえ、本土の人が悪いんじゃない。ちゃんと伝えないメディアのせいだ。今だって、ここに来て取材しているのは沖縄のメディアだけでしょ。全国紙も那覇には局があるんだけど、ここまでは取材に来ないなあ。BS局には来てるのもあるけど。お願いしたいのは、皆さんのほうのメディアに、沖縄の取材と報道をするよう要請してくださいってこと。…それから、メディアがこういう現状だし、新聞離れも進んでいるから、やはり口コミがいいかな。地域の人に、直接会った人に伝えるしかないかな。そして知った上で自分の頭で判断してほしい。 …今日は意見を聞いてくれて、ありがたかった。」

Bさん「もっと報道してほしい」

台風6号に備えてこの日の行動は普段より1時間早い3時に終了。


★埋め立てに使う土砂搬出予定地:沖縄本島のほか、奄美大島、徳之島、五島、門司、佐多岬、天草、小豆島など

Day 3  台風6号が来て午前中は休息→辺野古→高江→宜野湾市
午前中は少しゆっくりして、shioyaHは新聞を読み、peace14は、神戸の仲間に書いてもらったメッセージの小さい布を一枚の大きなメッセージバナーに縫い付けて仕上げる針仕事をして過ごす

ゲート前5
 完成したバナー

高江では、台風を警戒して見張りテントも閉じていて、無人。「標的の村」にも登場する木工漆職人の伊佐さんのお宅を訪ねてみるがお留守。だが、高江の共同売店は開いていた。

巨大な牛肉のかたまりが3つも入ったソーキそばにびっくり。

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売店のおじさんの笑顔の温かさにほっこり。わざわざ来てソーキそばをいただいただけではつまらない、と思って高江産のトマトとパイナップルを購入したら、神戸からよく来てくれた、と割り引いてくださった。おじさん曰く「やんばるの森は食用の果物栽培などをしていない点がハワイその他の森と違う。遠慮なく軍事演習ができるということ」
この米軍の論理、どうだろう。高江に住む人には食用果物ほどの遠慮もしなくていい?
見張りテントは翌日再訪することにして、普天間基地を抱える宜野湾市に向かう。


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宜野湾市役所

【沖縄・宜野湾市からのメッセージ】

Aさん(20代女性)「普天間基地で働いている人も多く、基地がなくなれば困る人もいますが、周辺に住む住民としてはいつ事故にあうかもわからない、死と隣り合わせの状態です。辺野古への移設ではその可能性は減るかもしれませんが、ゼロではありません。沖縄の自然も破壊され、沖縄の良さが失われていくことになると思います。県外の方が沖縄に来ていただいたときに、安心して楽しんでいただきたいと思うし、なにより沖縄の素晴らしさをより多く知っていただきたいです。ぜひ新基地建設反対にご協力お願いします。」

Bさん(男性)「基地の危険ですか?それはいっぱいあります。墜落の危険や米兵犯罪。ここに来る米兵はとても若くて、人間的に未熟で、人権教育みたいなものも受けているかもしれないけど、ちゃんと理解できていないんじゃないか、と思います。ひたすら身を守る教育(罪を認めないなど)ばかりを吸収しているようで。それだけじゃなくて、普通の生活にいろいろな形で《ノイズ》が入ります。音楽を楽しんでいても爆音で聞こえなくなる、テレビのドラマも映像が乱れる、授業や会話を続けられない。ただ、基地の問題は、それを抱えている構造を考えないといけないと思います。沖縄として、これまでの構造をずっと続けるのがいいのか?それを考えるならたらい回しで解決できることじゃないと言えます。..ただ私としては、あまりにも極端な政策はどうかなとも思うんです。普天間基地は確かにいやです。だからといって安保をすぐ破棄して米軍基地はすぐ全部撤去するのがいいのか?それはどうかな?国際情勢の変化とか、いろんな面から考えないといけない。私が翁長さんを支持するのは、すぐ安保破棄・基地全部撤去と主張するんじゃなくて、安保条約は維持するとしても、沖縄の現状は容認できる限界を越えているから新基地には反対と言っているし、経済的なことも考えているから。もう一つわかってほしいのは、ベトナム戦争の時代、沖縄から爆撃機が飛び立ったのでベトナムの人たちにはここは《悪魔の島》と呼ばれていましたが、それは私たちが望んだことではなかった、ということ。不本意にもそんな役割をもたされたことも私たちの苦しみになっている。…今日は意見を言わせてもらえてよかったです。」

Cさん(女性)「(普天間)基地は怖いですよ。戦闘機が落ちたこともあったし。米兵犯罪はしょっちゅうなので、そういう場所には行かないようにしています。でも、(辺野古新基地賛成派が)先日マイクで演説しているのを聞いて頭に来たんですけど、辺野古に基地を造ったら宜野湾市が安全になるってわけじゃないんですよね。米兵が県内にいる限り同じ。私は、普天間はずっといやだと思っていたけど、だからって、ほかの地域にもっていってほしいと思ったことは一回もない。それに、「移転」を主張している人たちの口から普天間基地閉鎖後の跡地利用の計画を聞いたことがありません。新基地つくろうってことばかり。それも、どうも変だと思う理由です。その人たちはジュゴンと市民の命とどっちが大事かっていうんだけど、ジュゴンやほかの生物が生きていけない環境が人間にとっていいわけないです。それなのにどっちが大事かって。それにジュゴンや自然を捨ててつくる新基地って戦争のためなんですから人命を大事にすることとは反対だし。もう米軍基地を沖縄からなくしていかないとだめです。…私の意見も皆さんに伝えてくださるとのこと、ありがとうございます」

県外の人へのメッセージではないがこんなつぶやきもあった。
「基地で働いている。基地がなくなったら地主が困るだろうな。自分はなんとかなる。ほかの人も長いこと基地があるから基地の問題は気にならないと思う。日本はアメリカに逆らえないし」
「基地自体はなくならないでしょう?アメリカと平和条約結んでいるから。今の知事がアメリカより中国寄りなのが気になる。基地で困ることもあるけど兵隊さんが帰るときにものを処分するからフリーマーケットで安く手に入るとか得することもある」
これを、peace14は、「かかってくる圧力をはね返す行動を起こすのはしんどそうなので、じっとしている自分を納得させるための言い分」じゃないかと解釈している。そういう人は、どんな問題についてでも、どこにでもいる。


Day 4 キャンプ・シュワブ、辺野古→高江→那覇市オール沖縄結成総

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キャンプ・シュワブ前で再び抗議アクションに参加。

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ゲート前座り込み日数(2015年5月13日現在)

ゲート前4
通過する車のドライバーにも常時アピール。連帯のしるしにブッブウーとやっていく車があると、参加者もそれに手を振って応える。

ゲート前3
お届けしたメッセージバナーの前で始まったカチャーシー。ここは文化交流広場の趣きもある。

「ぼけない小唄」を歌う糸満市のグループがうけていた。
ぼけない小唄の本来の歌い方と歌詞は次のサイトに。沖縄の美しい風景も楽しめる。

https://www.youtube.com/watch?v=QBnWGpNzSzA
ゲート前のテントでは「お座敷小唄」♪ 富士の高根に降る雪も、京都先斗町に降る雪も~♪♪のメロディで歌っていた。
海勢頭豊さんの「月桃」は一同の愛唱歌だ

https://www.youtube.com/watch?v=tdTBKvXtD_k
ほかには、「沖縄 今こそ立ち上がろう」や「座りこめ ここへ」など

午後のアクションの前に、金秀(かねひで)グループのバスが到着。新入社員の研修プログラムに辺野古とゲート前訪問が組み込まれているとか。建設資材卸会社の新入社員を含む約10名がアクションにも参加した。このとき、金秀グループのスーパーの売上の1%は辺野古基金に拠出されると聞いた

【建設資材卸会社社員のメッセージ】

さん「新基地は絶対に作らせない」
Bさん「いっしょに基地に反対してください。団結しましょう」

この日の集会アピールで印象的だったのは「ちゅら海を守り、活かす海人の会」設立に向けて動いている人が紹介していた大浦湾の豊かさ。420種のサンゴ、1040種の魚類、30種の甲殻類や未解明の種が生息するなど、世界的にも貴重な多様性について紹介し、ウミンチュ(海人:漁民、マリンスポーツ関係者)の地域横断的な結束とアギンチュ(陸人)のサポートを訴えていた。この会は今月に結成される。

メッセージバナーを約一週間ゲート前に掲示し、そのあとは辺野古のテントに移してくださることを確認して辺野古の浜に移動した。


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辺野古の海 台風が通過した翌日なのに海の色がきれいな明るい青。だが、大雨が降り続くと開発した山の赤土が流入して茶色くなるという。海洋博前後からこの現象が悪化しており、漁獲量にも影響が出ている。

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座り込み日数(2015年5月13日現在)

カンパをして大浦湾の中の様子を収めたDVDをいただいて、今度こそは、と再び高江に向かう。

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県外の人へのメッセージを集めていたら、またshioyaHの間接的知り合いに遭遇。これは東北から訪問したクリスチャンのグループ。

【沖縄・高江からのメッセージ】

Aさん「基地は造らせたらおしまいだよ。好き勝手なことをされる。米軍は地位協定すら関係ない運用をするし、高江でも夜間飛行はしないとか小学校の上は飛ばないとか約束したけど守ってない。防衛局に言うと米軍が守っていると言うのだから信じるしかないって。」

Bさん(東村住民の会)「北部訓練場にある9個のヘリパッドを返還して8個のヘリパッドを作るから基地の縮小になると政府は言うがとんでもない。9個のヘリパッドは高江の集落よりずっと北にあって人が住んでいないところにあった。今作ろうとしているヘリパッドはオスプレイ用に直径が2倍になり、高江の集落を囲むように作ろうとしている。演習をするには人が住んでいる近くでやるほうが実践的という考えだろう。我々はとても住めなくなる。本土の人に言いたいことは、今の安倍政権は戦争の一歩手前に来ている、危険な現状にあるという共通認識を持ってほしい。」

Cさん「安倍政権は沖縄に非民主的なおしつけをしているわけだけど、ひとごとだ、沖縄のことだと思っていると、本土もやられるよ。オスプレイの配備も決まったし。よく調べ考えて、自分たちのためになる判断をして動いてほしい」

Dさん「メディアがだめだねえ。報道をしっかりしてほしい。自分たちでできることとしては、ま、井戸端会議みたいなことを積み重ねていくしかないのかな。」

Eさん「安倍政権は国民の言うことを聞いてないでしょ。民意に沿った政治をする政権にすることは沖縄だけではできない。選挙などを通じて全国の皆さんに力を出してほしい。」

Fさん「県外の人が高江に入ってくれるのは力になってるよ。東村の選挙の結果は負けだったけど、ず~っと保守の地盤だったのに票の差が100数十票にまで縮まったのは前進だと思う。」

空港に向かう前に少し余裕があったので那覇市内パレット市民劇場で開かれた「未来を拓くオール沖縄 那覇の会」結成総会に行ってみた。呼びかけ人は、那覇市長の城間さん、那覇市議会議長の金城さん、医療法人理事長の高良さん、エッセイストの宮里さん、八重山民謡唄者の大工さん。
この結成総会は、昔、peace14がまだ学生だった頃、沖縄無条件全面返還の運動が盛り上がっていた頃にも歌われていた「がんばろう」の斉唱で始まった。

ガンバロウ!突き上げる 空へ
くろがねの男の こぶしがある
燃え上がる女の こぶしがある
戦いはここから 戦いは今から

ガンバロウ! 突き上げる 空へ
輪をつなぐ仲間の こぶしがある
押し寄せる仲間の こぶしがある
戦いはここから 戦いは今から

ガンバロウ! 突き上げる 空へ
国の内外(うちそと)の こぶしがある
勝ち鬨(かちどき)を呼ぶ こぶしは一つ
戦いはここから 戦いは今から

会場の400人ほどの参加者がみんなで歌えているのにちょっと驚いた。
残念ながら翁長さんのスピーチの直前に会場を離れなければならなかった。空港でまた呼び出されるには嫌だな~と思ったし。


【今回の旅で特に印象に残ったこと】
もっとたくさんの声がICリコーダーには入っています。まとめきれていないし、メッセージというよりテクニカルな説明も多かったりするので、今回はここまでにします。最後に深く印象に残ったことをまとめておきます。

●新基地NOのうねりの高まりと広がり
このうねりは県知事選勝利や島ぐるみ会議の結成がピークではなく、その後もますます大きく広がっていることが感じられた。那覇では基地との闘いは那覇から始まったんだ、と誇らしげだったが、那覇に先立って翁長票を仲井真票が上回っていた宮古島でもすでにオール沖縄の会が結成されている。県内の隅々にまで新基地NOの力をみなぎらせようという意気込みが感じられる。キャンプ・シュワブ前のテント集会でも司会の人が言っていた。「この闘いが負ける気はしない。どんどん広がっているから」と。人数が増えているだけではなく、経済界に、基地が発展の障害になっているという認識が広がり深まりつつあること、保革を超え、多種多様な層を包含してきていること、を言うのだろう。

●沖縄戦とベトナム戦争の記憶
聴き取りをしていて「悪魔の島」という表現に出会った。ベトナム戦争のとき、ベトナム人は沖縄をそう呼んでいたという。そのことを今も痛みと感じている人々がいる。戦争の何たるかを一番よく知っている自分たちのふるさとが、自分たちの意思に反して、罪なき人々を襲う戦闘機の発進拠点となったことが、今も辛い記憶となっている。今の新基地阻止の運動にも、単に負担軽減を求めるだけでなく、戦争に協力するのはもう嫌だという気持ちも色濃く感じられる。

●ウチナンチューの他者への思いやりと礼
現地へ着くまで、嘆きや批判がたくさん集まるだろうと思っていた。安保に賛成なのに基地は沖縄に負担してほしいってなんだ?とか。ところが、そのような発言は一つもなかった。県外の人間にうかつに本音を言えないという気持ちもあるかもしれないが、「県外の人に言いたいことは?」とたずねたときに、一番多かったのは「もっと知ってほしい」「知ろうとしてほしい」「メディアに沖縄のことを取材して記事にしてほしい」「メディアに働きかけてほしい」という声だった。「相手を責めない」「相手の事情を考える」ということが徹底している。翁長さんの発言だって、毅然としながら相手への怒りを感情的に爆発させたものは一つもない。それどころか、辺野古、キャンプ・シュワブ前、高江、宜野湾市のすべてで、頭を下げてお礼を言う人々がいて恐縮してしまった。私たちの声を直接聞いて県外に伝えようとしていることが何よりありがたいと言われた。申し訳ないと思って沖縄行きを決めたのにお礼を言われるなんて…

●県外市民に求めることー沖縄の運動中心ではなくもっと大きな立場から
沖縄報道をしないメディアの問題のほかに、日本の有権者全体を意識しての発言がいくつかあった。自分のこととして考えないと「本土」も危ないよ、という。また、沖縄の運動だけではできないことがある、それは国政選挙で平和と民主主義を壊そうとする連中を落とすこと、それことみんなにしてほしい、という。沖縄を支援してください、という言い方は聞かなかった。

短い旅だったが、行ってよかった。聴き取ったことを必ず神戸市民に伝えようと思う。大浦湾の海のすばらしさも写真パネルなどで伝えていきたい。協力者募集!

最後に力を合わせる一つの方法が見つかるかもしれない情報を。
辺野古基金(新基地阻止の国内外の世論形成に取り組んでいる)への募金先:
ゆうちょ銀行 17000-1359411 (普通預金) 名義:辺野古基金
環瀬戸内会議(埋め立て用土砂搬出を阻止する運動を呼びかけている) 連絡先:
電話&FAX 086-243-2927

(文責:peace14)

号外 No.1 5・17アクション特集  更新日 2015.5.19

17日に那覇のセルラー球場で、「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会」が当初目標の1万人を大きく上回る3万5千人の参加で開催されました。大会のライブ映像と決議文をこの記事末尾で紹介します。

神戸の行動の写真
NEC_3345.jpg

●連帯アクション
この日、各地で連帯のアクションが行われ、京都70人、大阪150人、東京横田250人、と報道(朝日)されています。神戸での私たちの行動は報道されませんでしたが、70人の参加でした。短期での宣伝でうまく行くのか心配でしたが皆さまのご協力のお蔭で、小規模ながら元町商店街を中心に効果的なアピール行動を展開しました。皆さま、ありがとうございました!
コールを紹介します。
普天間基地はすぐ閉鎖! 
辺野古の新基地 絶対反対!
辺野古の埋め立て 絶対反対!
辺野古の海は世界の宝
沖縄県民 基地はいや
政府は民意に逆らうな!
新基地建設 あきらめろ!
国際平和支援法 ほんまは戦争支援法
戦争支援は おことわり!
憲法九条 壊すな!
憲法九条 変えさせない!
パーランクのリズムに乗って元気にコールし、途中では、「月桃」を歌いました。
https://www.youtube.com/watch?v=tdTBKvXtD_k
ここに、2011年のライブの様子があります。この歌をつくった海勢頭さん自身の説明が示唆に富んでいます。
あとで、県民大会でも海勢頭バンドが登場してみんなで「月桃」を歌ったと知り、とっ
てもうれしく思いました。神戸まつりもあったので元町商店街も人通りが多く、アピール
しがいがありました。これからこそ!と新基地建設阻止の運動を大きくする決心を固めました。


●シール投票も
この、辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動との共催の行動に先立って、KOBEピースiネットとしてJR元町駅前で「辺野古新基地建設 賛成?反対?シール投票」を行いました。神戸まつりの日でもあったためか、親子連れも多く、母親が展示したパネルを見ながら子どもに説明する場面も多く見られました。人待ち顔の若い人も、考えてみたことがなかったけど、と言いつつ、ボード前まで行って投票してくれました。休日は少し心の余裕があるからかも?

2015051713280000.jpg(この写真はダブルクリックしてください。右に投票ボードが表示されます)
結果は 178人が投票。うち賛成は25人、反対は131人、「わからない」は22人。少しでも沖縄で起こっていること、沖縄を巡って国がしていることを知らせる機会になったと思います。このシール投票は全国で行われているので、結果を集計して、すべての国会議員と官邸に届けます。

●次は5・24国会包囲行動
5・17の沖縄県民大会には全国からも新基地NOという声を合わせたい仲間が駆けつけました。今度は全国の声を首都に集めよう、ということで5月24日に国会包囲行動が計画されています。
main.jpg
(これもダブルクリックしてください)

● みんな、観よう、聴こう、読もう!
◆「止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会 ライブ配信」(2:18:03)
 2015/05/17
 https://www.youtube.com/watch?v=kVOHEn7OqlA

◆5・17 戦後70年 止めよう!辺野古新基地建設 沖縄県民大会 決議文
今年は戦後70年の節目の年である。私たち沖縄県民は悲惨な地上戦により住民の4人に1人が犠牲となった。戦後27年間は米軍占領統治下におかれ、日本国憲法は適用されなかった。本土復帰から43年目を迎える今も、米軍基地あるがゆえの事件や事故に苦しみ続けている。私たち沖縄県民は長年にわたり、自ら望んで持ってきたわけではない米軍基地を挟み、「容認派・反対派」と県民同士が対立し、分断され続けてきた。
 こうしたなか、昨年の名護市長選挙、名護市議選挙、沖縄県知事選挙、衆議院選挙の沖縄4選挙区のすべてで、米軍普天間基地移設に伴う名護市辺野古への新基地建設反対の圧倒的民意が示された。ところが、安倍政権は、前知事が公約をひるがえし行った公有水面埋め立て承認を盾に、民意を無視して辺野古新基地建設を「粛々と」強行している。翁長雄志(おなが・たけし)県知事による海上作業の停止指示を無視し、反対する市民に対しては、海上保安庁や沖縄防衛局による過剰警備によって弾圧を加えている。また、去る4月28日沖縄県民にとっての屈辱の日には、日米首脳会談において辺野古新基地建設推進を再確認している。こうした日米両政府の姿勢は、「自治は神話だ」と言い放った米軍占領統治下の圧政と何も変わらない、沖縄県民の意思を侮辱し、日本の民主主義と地方自治の根幹を破壊する暴挙である。もはや「辺野古」は沖縄だけの問題ではない。わたしたちは今、この国の民主主義の在り方を問うている。
 私たち沖縄県民は自ら基地を提供したことは一度もない。普天間基地も住民が収容所に入れられている間に建設され、その後も銃剣とブルドーザーによる土地の強制接収によって拡張されてきた。これは占領下においても私有財産の没収を禁じたハーグ陸戦法規に明白に違反するものである。国際法に違反しつくられた米軍普天間基地は閉鎖・撤去こそが「唯一の解決策」である。
 辺野古新基地建設をめぐるこの19年間において、今まさに正念場である。今新基地建設を止めなければいつ止めるのか。私たち沖縄県民は2013年1月に安倍総理に提出した建白書を総意として「オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念」を強く求めている。保革を超えて私たち県民がつくりあげた、この沖縄の新たな海鳴りは、沖縄と日本の未来を拓(ひら)く大きな潮流へと発展しつつある。道理と正義は私たちにあり、辺野古に基地をつくることは不可能である。子どもたちや孫たち、これから生まれてくる次の世代のためにも、私たち沖縄県民は決して屈せず、新基地建設を断念させるまでたたかうことを此処(ここ)に宣言する。
 よって、日米両政府は県民の民意に従い、米軍普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地建設・県内移設を断念するよう強く要求する。以上、決議する。
2015年5月17日

17日!「止めよう!辺野古の新基地建設 沖縄県民大会」同時アクション・神戸

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辺野古の座り込み、5月13日でこれだけの日を重ねました

150512_月桃の花
月桃の花。あちらにもこちらにも、大きな白いかんざしのような花が見られる初夏の沖縄ではいま、
5月17日の「止めよう!辺野古新基地建設 沖縄県民大会」に向け、目標を当初の1万から3万へと上方修正しての取組が進んでいます。翁長知事はこの県民大会に出席したあと渡米し、米国に直接訴える予定。
神戸でも、これに呼応して
元町で緊急行動を行います。

よびかけ: 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動 と KOBEピースiネット
集合: 14:00  兵庫県庁2号館南 「県民アオシス広場」(元町西口北 徒歩5分)
デモ: 14:15~  鯉川筋歩道を南下、元まch時商店街を西進、JR神戸駅北側で解散

基本スローガン
沖縄辺野古の米軍新基地建設を止めよう!
普天間基地はすぐ閉鎖を!
沖縄の民意を尊重させよう!
戦争支援法(国際平和支援法)を葬ろう!
★シンボルカラーは辺野古の海の色  ★鳴り物やアピールボード持参歓迎
 

記事 No.33 更新日 2015.5.9

塩屋の町は石垣が多い。その石垣にも初夏が来た。
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★沖縄県民大会と同じ17日に辺野古新基地NOの行動に神戸でも取り組みます。詳細は活動案内の項に。
 何かできないかと案じている多くの神戸市民にとってアピールできるチャンスです!


【週刊ニュースダイジェスト】
沖縄】
4/30琉球新報報道 安倍・オバマ会談の内容について、当初同時通訳の誤訳、NHKの謝罪と訂正を含め、報道。朝日は「辺野古移転推進で合意」ととれる報道内容だったが、実は「安倍首相はオバマ大統領に沖縄県民は反対している」と伝え(共同文書への反映なし)「だが、普天間の辺野古移設が唯一の解決法」と述べ、オバマ氏は具体的にはこの問題に言及せず、「県民への影響を軽減するべく海兵隊のグアム移転を進める約束を再確認した」とのみ対応した、という。
5/1 県内の弁護士や行政法研究者でつくる「撤回問題研究会」が、仲井真前知事による埋め立て承認は法的に撤回可能、とする意見書を県海岸防災課に提出した。これは承認プロセスの瑕疵を理由に取り消すのとは別の行為で、瑕疵の有無の調査結果が出る前でも、埋め立て申請者が撤回によって受ける不利益を超える公益上の必要性がある場合に県知事の権限として撤回できるというもの。
5/8朝日報道 「辺野古基金」の共同代表に、すでに就任している、故菅原文太さんの妻、文子さんのほか、宮崎駿氏、鳥越俊太郎氏らも就任することがわかった。

★5/17の県民大会は当初1万人をめざすとされていたが、目標を3万人に情報修正して取り組みが進められている。シンボルカラーは辺野古の海、大浦湾のブルー。大会実行委員会は、どうしても参加できない場合はブルーのものを身につけて、と呼びかけている。共同代表には文化人、名護市長のほか、連合沖縄の会長、かりゆしグループCEOや金秀グループ会長ら財界代表も。

【その他の日本のニュース】
5/1 共同通信社が29、30日に実施した世論調査の結果 日米防衛協力指針について反対は47.9%、賛成は35.5%。ただし、離島防衛の日米共同対処を盛り込んだ点は70.6%が評価した。辺野古工事を継続する政府方針については評価しないのは45.6%、評価したのは40.1%。戦後70年首相談話に「植民地支配と侵略」への「反省とおわび」を明記すべきだとしたのは50.4%。改憲については賛成が46.7%、反対が42.3%
5/2 朝日報道 改憲についての世論調査結果によると、「変える必要はない」48%、「変える必要がある」43%、憲法9条については「変えないほうがよい」63%、「変えるほうがよい」29%。昨年末衆院選後の国会議で当選した議員に対する調査では84%が改憲に賛成。
5/2 琉球新報は2日までに県内41市町村の首長に対して憲法に関するアンケート調査を実施。回答のあった37市町村のうち「集団的自衛権」行使を可能にする法律の制定に賛成したのは1人。21人は反対、明言しなかったのは10人。
憲法9条を変える必要があると回答したのは2人で、27人が変える必要はないとした。ただし、うち9人は加憲や9条以外の見直しには賛成。現行憲法への支持は「評価する」「高く評価する」を合わせると9割を占める。

5/3 首都圏で護憲派が合流し、大江健三郎氏らが呼び掛けた集会に主催者発表で3万人が参加(横浜臨港パーク)。改憲派フォーラムには900人参加、「新しい憲法をつくる国民会議」大会には450人参加。これまでに27府県議会で憲法改正や改正議論の推進を求める意見書・請願を採択。
5/7 衆院憲法審査会で初の本格的討論始まる。自民は、9条は後にして、大災害時の国会議員の任期延長などを規定する「緊急事態条項」などから改憲に着手する姿勢。維新、次世代はこれに賛成、公明、民主は自民ベースでの改憲論議に抵抗、共産は改憲のために審査会での論議そのものに反対。
5/7 自民党若手議員12人が発起人となり、「過去を学び分厚い保守政治をめざす」勉強会を結成、初会合。趣意書には「修正主義的な過剰なナショナリズムを排し、保守の王道を歩む」とする。ただし現政権の進める安保法制などには一切不満はないとしている。
5/9朝日報道 米空軍が沖縄以外で初めて、横田基地にオスプレイを配備する方針、と判明。早ければ年内に、10機程度。

【世界】
5/2 ドイツ、メルケル首相、ナチス・ドイツ降伏70周年(5月8日)を前に国民への映像メッセージを発表し、「歴史に終止符はない。我々ドイツ人は特に、ナシス時代に行われたことを知り、注意深く敏感に対応する責任がある」と訴えた。
5/4 ユネスコの諮問機関イコモスが「明治日本の産業革命遺産」を世界文化遺産への登録を韓国したことを巡って、韓国外相が、韓国議会で反対を表明。日本が登録を申請している23資産のうち7資産では朝鮮半島出身者約5万7900の人強制労働があったため。世界遺産委員会の審議・判断は7月の予定。
5/5 米国の歴史家ら187人が「慰安婦」問題などの史実に向き合い、「偏見なき清算」を日本政府に呼びかけるメッセージ「日本の歴史家を支持する声明」を公表。朝日8日朝刊11面に和文掲載。
5/7 英総選挙で保守党が、過半数の331議席獲得。ただしスコットランドでは、住民投票後、政権の行った自治権拡大などの約束が実行されていないことなどから、独立を掲げるSNPが域内の議席の大半を獲得。そのほか、際立ったこととして、排外主義的な極右政党、英国独立党(UKIP)が国政初の議席を獲得し、得票率では 3.1%→9.5% の大躍進を遂げた
5/8 ドイツ、インド、ブラジル、日本の四か国が、国連安保理常任理事国入りを目指して、安保理拡大案を提出。ただし、国連憲章を改革するには改革に名食を示す中仏を含む全常任理事国の賛成が必要。
5/8 中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領、会談で歴史の見直し(ねつ造)を認めない考えを強調。経済的連携の強化を確認。戦勝記念行事についても「特定の国を恨むためでなく戦争を繰り返すことを警戒するため」で一致を表明。

【活動案内】
●辺野古新基地建設 賛成?反対?シール投票
5月17日 12:00~13:30 JR元町駅南側で
●止めよう 辺野古新基地建設 沖縄県民大会 同時アクション・神戸
5月17日 14:00~
集合:県庁2号館南 県民オアシス広場
デモ:元町商店街をぬけてJR神戸駅山側へ
呼びかけ:KOBEピースiネットと辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
賛同募集中。シンボルカラーは辺野古と大浦湾の海のブルー。


【仲間の活動】
●辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
日時: 5/16(土) 13:00~ 14:00
場所: 神戸三宮の神戸マルイ店前
沖縄の民意を無視して強行されている辺野古での新基地建設工事に反対し、2014年7月から毎週行われている有志のアクションです。
ビラまき、マイクアピール、パネル展示とともに、防衛省・沖縄防衛局への抗議の署名・はがき、辺野古現地でのカヌー隊・キャンプシュワブ・ゲート前抗議に参加するメンバーたちへのカンパも集めています。
●「標的の村」テレビ版上映+三線・島唄・トークの集い@塩屋
日時:5月10日 13:00~15:00
場所:塩屋町3丁目のとある民家ですることに変更(連絡先:080-6799-5775)
参加費:500円
●高作先生と学ぶ会 第二ラウンド始まる
5/30 14:30~17:00
立憲主義から遠ざかる日本―安全保障法制の批判的検討
場所:神戸学生青年センター
●フクシマ・オキナワとつながる希望のミュージカルコメディ
 『ガマ人間あらわる』神戸公演  「月桃の花」歌舞団
5/31(日)14:00開演 (開場 13:30)
会場:神戸アートビレッジセンター
アクセス:神戸高速線新開地駅東出口から徒歩5分、JR神戸駅から徒歩10分
■前売チケット(当日チケットは各500円UP)
高校生以下・失業者 500円
学生・障がい者・非正規労働者 1,000円
一般 2,000円
※放射能被害から避難されている方は入場無料でご覧いただけます。
ご希望の方は、「月桃の花」歌舞団(メール:gkabudan-info@m-shonan.jp)までご連絡ください。

【活動報告】
●全国投票の会 自衛隊戦争支援拡大 賛成?反対?シール投票の結果
各地の実施時写真、新聞報道、KOBEピースiネットが三宮で行ったシール投票の結果も含まれています。
http://kokyuh.exblog.jp/
(正式集約は10日に行い、全国会議員に知らせます)

記事 No.32 更新日 2015.5.1

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自宅すぐ近くに花屋敷が!この写真にあるだけでも、ナニワイバラ(奥の山盛りの白い花)、ハナミズキ(その手前のピンク)、ゼラニウム、グロキシニア、マーガレット、ハナビシソウ、卯の花など10種類ぐらい。花への愛か通行人への愛か。ありがたい。

【週刊ニュースダイジェスト】
【沖縄】

4/23 市民の抗議行動の監視やテント撤去も担当している国家公務員を含む労組4者、緊急集会を開き、24時間監視態勢の即時解除や県民と職員の対立を「あおる過剰対応の中止を求める決議を採択し、総合事務局に提出。監視業務を担う部署の職員に対するアンケート調査でも8割が「過剰、改善を求める」としている。
4/24 名護市市議会、翁長県知事の工事停止指示に対する農相の一時効力停止命令を不当裁定として、取り消しと新基地断念を強く求める意見書を採択。
4/24 中谷防衛省、これまで前知事にしてきた約束「普天間の5年以内運用停止」を幻想として撤回。前知事の埋め立て承認はこの約束を前提としていた。
4/26 高江の東村長選で、ヘリパッド容認しつつもその争点化を避けた現職伊集氏が新人當山氏を破って当選。投票率は89.14%。742票 対 609票。
4/26 沖縄署、大学生への傷害容疑で米兵逮捕。
4/28 「止めよう新基地建設!民意無視の日米首脳会談球団!4・28県民屈辱の日 県民集会」が那覇市県民広場で開催され2500人(主催者発表)が集まった。「Get out! Marines」のプラカードが広場を埋めた。早朝にもキャンプ・シュワブ・ゲート前で300人が抗議集会。
4/28 海保が抗議船に乗り込んだため転覆、4人が海に投げ出され一人は病院に搬送された。
4/28 辺野古基金 建設・小売業の金秀グループからのこの日の寄付で1億円突破
4/28 安倍・オバマ会談で辺野古新基地建設工事の推進を確認

【そのほかの日本のニュース】
4/27 自公協議で新法+関連法改定による戦争法制の内容で実質合意。5/11に最終合意の見通し。
4/27 ニューヨークで日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催、日本側は、日本の国会審議に先立って「日米防衛協力のための指針」改定に合意を与えた。いつでもどこでも米軍を軍事的に支援する方向に向かう18年ぶりの大幅改定。「普天間の5年以内停止」はオミット。
4/28 日米首脳会談で、普天間・辺野古への言及はないものの、<日本における「安定的で長期的な米軍のプレゼンスを基礎として」日米同盟の強化を確認
4/30 厚生労働省、旧ソ連で抑留されて亡くなった日本人の名簿10723人分を新たに公表。ロシア側から入手した資料はこれですべてという。

【世界】
4/23 南東欧マケドニアでアフリカ、アジアからの難民や移民が線路沿いを歩いて西欧をめざしていたところ、列車にはねられ14人が死亡。4月に入ってアフリカから欧州への移民の流入が急増している中、密航船の転覆事故も発生。
4/24 1955年のアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念式典開催
4/27 ASEAN閉幕。南シナ海で行われている岩礁埋め立て問題について、中国に懸念を表明し自制を求めることで一致。
4/27 核不拡散防止条約再検討会議開幕。民族自決を含む10原則の意義を再確認。
核兵器の非人道性会議議長国オーストリアの外務省は核兵器禁止への賛同文書を提出。
イスラエルは20年ぶりに参加(オブザーバー)。

4/28 核不拡散防止条約再検討会議で核兵器の非人道性を理由に不使用を求める声明を発表。これまでで最多の159か国・地域が賛同。
 関連:アイルランドやメキシコは、不使用の訴えに加え、核兵器を禁止する法的枠組み作りにも取り組んでいる。日本など「核の傘」の下にある国は段階的廃止の立場で、非合法化には消極的。
4/29 安倍首相、米議会上下院合同会議で演説。「侵略・植民地支配」「おわび」は避け、慰安婦問題は具体的には語らずに、「先の大戦への痛切な反省」と「自らの行いがアジア史国民に苦しみを与えた」とし、戦後の日米「和解」を強調した。中国は静観ないしあいまいな言辞に懸念、韓国は遺憾の意を表明、米国は賛否両方。

【活動案内】
●辺野古新基地建設 賛成?反対?シール投票
5月17日 12:00~13:30 JR元町駅南側で
●止めよう 辺野古新基地建設 沖縄県民大会 同時アクション・神戸
5月17日 14:00~
集合:県庁2号館南 県民オアシス広場
デモ:元町商店街をぬけてJR神戸駅山側へ
呼びかけ:KOBEピースiネットと辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
賛同募集中。


【仲間の活動】
●辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
日時: 5/2(土)、5/9(土) 13:00~ 14:00
場所: 神戸三宮の神戸マルイ店前
沖縄の民意を無視して強行されている辺野古での新基地建設工事に反対し、2014年7月から毎週行われている有志のアクションです。
ビラまき、マイクアピール、パネル展示とともに、防衛省・沖縄防衛局への抗議の署名・はがき、辺野古現地でのカヌー隊・キャンプシュワブ・ゲート前抗議に参加するメンバーたちへのカンパも集めています。
●「標的の村」テレビ版上映+三線・島唄・トークの集い@塩屋
日時:5月10日 13:00~15:00
場所:塩屋町3丁目のとある民家ですることに変更(連絡先:080-6799-5775)
参加費:500円
●高作先生と学ぶ会 第二ラウンド始まる
5/30 14:30~17:00
立憲主義から遠ざかる日本―安全保障法制の批判的検討
場所:神戸学生青年センター


【活動報告】
4/29 KOBEピースiネット公開学習会
定員を超える盛況でした。名古屋高裁が2008年に出して確定された判決には戦争及び戦争準備によって平和に生きる権利が脅かされるとき国民は抵抗する権利があるという内容が含まれており、「戦争できる国づくり」に抗うこれからの運動にとってもしっかりした拠り所となることが力強く確認されました。感想は、追って紹介します。学習会の様子は動画で記録・保存してあります。

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