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ニュースダイジェスト8/21~8/27

150829_1751~01
戦争法制反対の声はやはり広く浸透している?女性週刊誌の記事のタイトルがアジビラみたいになってる..しかも文章は金子勝氏とのインタビューをまとめたもの。

【沖縄】
8/21 ノーム・チョムスキー氏、オリバー・ストーン氏など、米、豪などの著名人74人が「世界は見ている」と題する緊急共同声明を発表。翁長知事に対して、検証委の「瑕疵あり」結論に従って辺野古埋め立て承認を取り消すことこそが法にかなった行為である、と取り消しを要請する内容。
8/22琉球新報報道 平和学の創始者ヨハン・ガルトゥング氏が来日している。22日には沖縄で講演も。氏が唱えた positive peaceは「積極的平和」と翻訳されることがあるが、安倍首相のいうそれとはまったく内容が違うことを指摘。Positive peaceとは「構造的暴力(貧困・差別・抑圧)のない状態」と定義されるが安倍首相のいう積極的平和主義(proactive contribution to peace)は日米同盟を基本とするもので暴力の不在という概念を含まないと指摘。EUに匹敵する東アジア共同体のようなものを構想するなら、その拠点としては沖縄がふさわしいと提言。安全保障関連諸法案については時代遅れの安全保障で、安全を増進しないものと断じた。
8/22 普天間基地の閉鎖と米軍新基地建設について、県と国の間で集中協議を実施しているが、その記録をとっていないことが判明。
8/25 この日までに「世界は見ている」声明賛同者は7人増え81人に。
8/26  嘉手納町議会、12日の米軍ヘリ墜落事件に関する抗議決議と意見書を全会一致で可決。
8/27 九州と沖縄の8つの県の平和運動団体は、沖縄県外からの埋め立て用土砂採取計画の撤回を求める署名運動を起こし、27日までに集まった14万筆を超える署名を衆参両議員長と防衛大臣に提出する。これとは別に、「辺野古土砂搬出反対」全国連絡協議会には約4万3千筆が寄せられている。

【日本】
8/22 MIDDLEs(ミドルズ)、国会前で初集会。安保法制関連法案に反対するSEALDsの活動に刺激を受けた、その親世代(40~50代)が団体をつくり7月から活動を始めた。一方、Otoshiyori for Liberal Democracy(OLDs)も結成され、7月中旬より毎週土曜に巣鴨で街頭宣伝を行っている。ほかにも、東京の高校教員らはTOLDsを結成するなど、SELADsに触発された動きが広がっている。
8/23 全国64箇所以上で安保法制関連法案に反対する集会やデモが行われた。
(東京・労組)日本最大のナショナルセンターである「連合」も「安保法案NO!」に立ち上がった。午前10時半から12時まで国会を取り囲む形で、日教組・自動車総連・私鉄・情報労連・電力総連・フード連合・全国ユニオンなど50以上の連合傘下の労組団体が結集。「教え子を再び戦場に送るな」の横断幕が目立つ。14000人。シールズの奥田愛基さんも連帯挨拶に駆けつけ、シールズ式コールを披露した。
↓写真速報(レイバーネット提供

http://www.labornetjp.org/news/2015/0823shasin
(東京・学生など)午後5時ごろから港区の青山公園に、学生や高校生を含む幅広い年代の約6500人(主催者発表)が集まり、デモ行進した。
(全国) SEALDsや市民団体が大阪、京都、名古屋、神戸、福岡など多くの都市で安保法制に反対する集会・デモが行われた。神戸では「アベ政治を許さない市民デモKOBE」が320人で集会をもち、デモを行った。15日に結成されたSEALDs 琉球は北谷町で初めての集会を500人で成功させた。広島では自民系県議が参加した集会もあった。

8/24 相模原市の米陸軍相模総合補給廠で爆発火災が発生。日米地位協定の下、保管されている化学物質の種類などを日本政府が捕捉することはできず、事故原因の究明もできない。危険物を扱っていることがわかっている米軍施設は広島県、長崎県、沖縄県などにあり、いずれも具体的な内容は不明。相模原市の加山市長は地位協定の見直しを求めていく意思を表明。
8/25朝日新聞報道 安倍首相、中国の抗日戦勝行事(9月2、3日)への出席を検討していたが、欠席することに決定。
8/26 元最高裁判事、元内閣法制局長官、日弁連会長、憲法学者が記者会見を開いた。全国の弁護士や大学教員約300人が参加。会見後のデモには「安保法案に反対するママの会」やSEALDsのメンバーも駆けつけ、法案反対をアピールした。
8/26 日本の官民代表団、潜水艦の売り込みを目的にオーストラリアで説明会を開催。構成員は、元自衛隊統合幕僚長(現防衛省顧問)のほか、防衛省、経産省、三菱重工、川崎重工などの関係者で説明会出席者はオーストラリアの防衛産業関係者約150人。
8/27 この日までの国会参議院の特別委の審議で、「自衛隊による米艦防護」「海外へ派遣される自衛隊員の安全性の確保」「機雷掃海」などについて、その想定の妥当性に対する疑問や法律上の規程の欠落などが指摘され、その上、回答が首相と防衛相で食い違うなど、紛糾、混迷が続いている。
8/26 ノーベル賞受賞者の益川敏英氏らがつくる「安全保障関連法案に反対する学者の会」が記者会見を開いて反対を表明。参加者は80大学を含む108団体から。
8/27 海上保安庁、尖閣諸島付近での領海侵犯に対処するため、宮古島を拠点にする方針を決定。(自衛隊配備の根拠は揺らぐか)
8/28朝日報道 自民、公明、ヘイトスピーチを禁じる「人種差別撤廃施策推進法案」の採決を見送る方針を決定。

【世界】
8/23 韓国と北朝鮮は、韓国側で地雷が爆発して兵士が負傷した事件の発生後、緊張が高まっている。この緊張を緩和させるべく、22日に引き続き会談を行った。双方が地雷についての責任を否定するも、軍事衝突を回避する意思を示している。
8/25朝日新聞報道 23日に「シリア人権監視団」などのNGOが伝えたところによると、「イスラム国」はシリア中分パルミラの世界遺産登録済みのパール・シャミン神殿を爆破した。
8/25 韓国と北朝鮮、長時間の高官会談の結果として、関係改善に向けて合意。北朝鮮側は地雷爆発について「遺憾」の意を表明し、韓国は宣伝放送を中止すると約束。韓国側が重視してきた南北離散家族の再会も具体的な時期とともに合意事項に盛り込まれた。
8/25 1996年に国連総会で採択された包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効を求めて、「賢人グループ」が広島宣言を採択し、米国、中国、インド、パキスタン、イスラエルなど8カ国に速やかな批准を要請した。日本を含む164カ国が批准したが核保有国・開発国の8カ国が批准していないために発効していない。
8/26 米バージニア州で、テレビで市民インタビューの実況放送中に、レポーターとカメラマンが射殺される事件が発生。容疑者の男性は自殺。残されたメッセージにはこのレポーターらに差別的言辞をかけられたことや性的指向性を理由に嫌がらせを受けたことなどが記され、人種的問題の暴力的「解決」を推奨する内容が書かれていた。(ニューヨーク・タイムズ)
8/27 広島市で開かれている国連軍縮会議でエジプトが米国を批判。1995年の中東決議に「中東非核地帯」の創設が盛り込まれたが実現していない。今春の核不拡散条約再検討会議の最終文書に同じ内容が盛り込まれたが、米国の反対で会議は決裂となり最終文書を採択できないまま閉会した。この米国の振る舞いを「多数の国の思いに反した行動」として批判したもの。
8/27 オーストリア政府、高速道路に駐車された冷凍車から20人以上の遺体が発見されたと発表。中東、アジアからギリシャを経由してEUに入ったものと見られる。死者は約50人に増えるものと見られる。

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2015年戦争法制反対 心に響くメッセージ

これまでに出会った、ほかでもない発信している本人の頭と心が確かに働いて溢れてきたと思われる本物の言葉を記録してみたいと思います。多くの人に共有されますように。


【1】 7.15安保法制に反対する大阪集会での学生のスピーチ
(関西学院大学 女子学生 @ SEALDS KANSAI )
こんばんは、今日はわたし、本当に腹がたってここにきました。
 国民の過半数が反対しているなかで、これを無理やり通したという事実は、紛れもなく独裁です。
 だけど、わたし、今この景色に本当に希望を感じてます。
 大阪駅がこんなに人で埋め尽くされているのを見るのは、わたし、初めてです。この国が独裁を許すのか、民主主義を守りぬくのかは、今わたしたちの声にかかっています。

 先日、安倍首相は、インターネット番組の中で、こういう例を上げていました。『喧嘩が強くて、いつも自分を守ってくれている友達の麻生くんが、いきなり不良に殴りかかられた時には、一緒に反撃するのは当たり前ですよね』って。ぞーっとしました。
 この例えを用いるのであれば、この話の続きはどうなるのでしょう。友達が殴りかかられたからと、一緒に不良に反撃をすれば、不良はもっと多くの仲間を連れて攻撃をしてくるでしょう。そして暴力の連鎖が生まれ、不必要に周りを巻き込み、関係のない人まで命を落とすことになります。

 この例えを用いるのであれば、正解はこうではないでしょうか。

 なぜ彼らが不良にならなければならなかったのか。そして、なぜ友達の麻生くんに殴りかかるような真似をしたのか。その背景を知りたいと検証し、暴力の連鎖を防ぐために、国が壊れる社会の構造を変えること。これが国の果たすべき役割です。

 この法案を支持する人たち、あなたたちの言うとおり、テロの恐怖が高まっているのは本当です。テロリストたちは、子供は教育を受ける権利も、女性が気高く生きる自由も、そして命さえも奪い続けています。

 しかし彼らは生まれつきテロリストだった訳ではありません。なぜ彼らがテロリストになってしまったのか。その原因と責任は、国際社会にもあります。9.11で、3000人の命が奪われたからといって、アメリカはその後、正義の名のもとに、130万人もの人の命を奪いました。残酷なのはテロリストだけではありません。

 わけの分からない例えで国民を騙し、本質をごまかそうとしても、わたしたちは騙されないし、自分の頭でちゃんと考えて行動します。

 日本も守ってもらってばっかりではいけないんだと、戦う勇気を持たなければならないのだと、安倍さんは言っていました。だけどわたしは、海外で人を殺すことを肯定する勇気なんてありません。かけがえのない自衛隊員の命を、国防にすらならないことのために消費できるほど、わたしは心臓が強くありません。

 わたしは、戦争で奪った命を元に戻すことができない。空爆で破壊された街を建て直す力もない。日本の企業が作った武器で子供たちが傷ついても、その子たちの未来にわたしは責任を負えない。大切な家族を奪われた悲しみを、わたしはこれっぽっちも癒せない。自分の責任の取れないことを、あの首相のように『わたしが責任を持って』とか、『絶対に』とか、『必ずや』とか、威勢のいい言葉にごまかすことなんてできません。

 安倍首相、二度と戦争をしないと誓ったこの国の憲法は、あなたの独裁を認めはしない。国民主権も、基本的人権の尊重も、平和主義も守れないようであれば、あなたはもはやこの国の総理大臣ではありません。

 民主主義がここに、こうやって生きている限り、わたしたちはあなたを権力の座から引きずり下ろす権利があります。力があります。あなたはこの夏で辞めることになるし、わたしたちは、来年また戦後71年目を無事に迎えることになるでしょう。

 安倍首相、今日あなたは、偉大なことを成し遂げたという誇らしい気持ちでいっぱいかもしれません。けれど、そんな束の間の喜びは、この夜、国民の声によって吹き飛ばされることになります。

 今日テレビのニュースで、東京の日比谷音楽堂が戦争法案に反対する人でいっぱいになったと見ました。足腰が弱くなったおじいさんやおばあさんが、暑い中わざわざ外に出て、震える声で拳を突き上げて、戦争反対を叫んでいる姿を見ました。

 この70年間日本が戦争せずに済んだのは、こういう大人たちがいたからです。ずっとこうやって戦ってきてくれた人達がいたからです。

 そして、戦争の悲惨さを知っているあの人達が、ずっとこのようにやり続けてきたのは、紛れもなくわたしたちのためでした。ここで終わらせるわけにはいかないんです。わたしたちは抵抗を続けていくんです。

 武力では平和を保つことができなかったという歴史の反省の上に立ち、憲法9条という新しくて、最も賢明な安全保障のあり方を続けていくんです。わたしは、この国が武力を持たずに平和を保つ新しい国家としてのモデルを、国際社会に示し続けることを信じます。偽りの政治は長くは続きません。

 そろそろここで終わりにしましょう。新しい時代を始めましょう。

 2015年7月15日、わたしは戦争法案の強行採決に反対します。ありがとうございました。

【2】 学生デモ 特攻の無念重ね涙 (7月18日朝日新聞「声」欄への投書)
無職 加藤 敦美 (京都府 86)
安保法案が衆院を通過し、耐えられない思いでいる。だが、学生さんたちが反対のデモを始めたと知った時、特攻隊を目指す元予科練(海軍飛行予科練習生)だった私は、うれしくて涙を流した。体の芯から燃える熱で、涙が湯になるようだった。オーイ、特攻で死んでいった先輩たち、同輩たち。「今こそ俺たちは生き返ったぞ」とむせび泣きしながら叫んだ。
山口県・防府の通信学校で、特攻機が敵艦に突っ込んでいく時の「突入信号音」を傍受し何度も聞いた。先輩予科練の最後の叫び。人間魚雷の「回天」特攻隊員となった予科練もいた。私もいずれ死ぬ覚悟だった。
天皇を神とする軍団で、貧しい思考力しかないままに、死ねと命じられて爆弾もろとも敵艦に突っ込んでいった特攻隊員たち。人生には心からの笑いがあり、友情と恋が溢れ咲いていることすら知らず、五体爆裂し肉片となって恨み死にした。16歳、18歳、20歳…
若かった我々が、生まれ変わってデモ隊となって立ち並んでいるように感じた。学生さんたちに心から感謝する。今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ。

【3】 8・23 アベ政治を許さない市民デモKOBE 集会でのスピーチ  「安保関連法案に反対するママと有志の会兵庫」の羽田さん
こんにちは、神戸市に住む羽田といいます。
今日は、「安保関連法案に反対するママの会兵庫」の一人としてお話をさせていいただきます。
子育ては少し落ち着いてきましたが、介護をしたり、仕事や家事で毎日バタバタと忙しくしている普通の一市民です。でも今は、何の肩書きもないそんな「わたし」が声をあげなければいけない、そう感じて、今日ここに立たせていただきました。

今から十数年前に周辺事態法が成立したとき、また、9.11以降、「対テロ戦争」に突き進むアメリカを真っ先に日本が「支持」したとき、私は一体何をしていたんだろうと考えています。
今、憲法に貫かれた「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」これらすべてが破壊されようとしています。もしあの時と同じように立ちすくむことしかできなければ、その先にどれほどの大きな後悔が待っているでしょうか。

日本が支持したイラク戦争で、犠牲になった民間人は10万人以上といわれています。命は二度と帰らないし、責任のとりようもないのだけれど…だれもその責任を取っていません。日本はこの戦争を検証も反省もしていません。
安保関連法案は、戦争を抑止するためのものだと安倍首相は主張していますが、過去の戦争の検証も出来ない政府をどうやって信じられるでしょうか?何の歯止めもない、あいまいな法案のどこに戦争を抑止する力があるのでしょうか。権力は暴走するし、普通の人々もまた、群集となって暴走するのだという歴史を知ってさえいれば、どこまでも恣意的に運用できるこの法案がいかに危険であるかということがわかります。
70年間アメリカに歪な片想いと従属関係を続けながら、日本国内では「すごいぞ、日本人!」と強い日本を鼓舞するちぐはぐさが本当に理解できないし、悲しいし、怒りに震えます。
ただ、そんな中でボロボロになりながらも非戦の誓いである9条だけは捨てずにこれたことは本当にすごい事だと思います。歴史学者ジョン・ダワー氏も「これは紛れもなく民衆の力の結果だ」と述べています。
貧困や差別や抑圧、あらゆる紛争の種に対し、非武装の日本だからこそできる支援や関わりがあるはずです。それこそが「積極的平和主義」なのだと思います。

私は、そういった自分の意思を示したくて、デモや集会に出かけてみました。
これまで平和運動を引っ張ってこられたであろうたくさんの人の中で、私はといえば、どこかモヤモヤと居心地の悪さを感じていました。そのモヤモヤの正体を考えてみると、「わたしは、わたしの言葉で表現したい」という思いに辿り着きました。同時に、自分の言葉もスタイルも持ち合わせていなかったということが急に情けなく恥ずかしく思えてきました。
ただ、ふと日常を見回しても、なかなか同世代の仲間は見当たりません。特に同世代のママ友とは、政治の話はタブーという暗黙の了解があるようです。
思いきって政治の話をしても、ドン引きされるか、笑われるか、「えらいねー」と言われて終わるか。そのうちに話題にすることもやめてしまっていました。日常生活の中で、普通に政治の話ができる人には信じられないことかもしれませんが、私にとっては、本当にドキドキするし、勇気のいることです。
たわいもない話で笑ったり、子どもの事や学校の事を話したりするように、普通に政治や社会のことも話したいだけなのに、不安や悶々とした気持ちだけが胸の中をぐるぐる廻っているだけでした。でも、同じ思いを抱えた点と点がつながれば、けっこう大きな力になるんじゃないか?というふうにも想像していました。

そんなある日、「安保関連法案に反対するママの会」が発足したことを知り、「だれの子どもも ころさせない」というフレーズが目に飛び込んできました。このたった一言が私の胸にすとんと落ち、涙がじんわりと出てきました。
京都に住む20代の女性がインターネットの署名サイトをたった一人で立ち上げたことから「ママの会」は始まり、その輪はものすごい勢いで全国に拡がっています。
「だれの子どもも ころさせない」この言葉を唯一の合言葉にして、あなたが、あなたの場所で声をあげてほしいという呼びかけに、私はいてもたってもいられなくなりました。これまで思っていた「団体」とか「組織」の構造とは全くちがう、一人ひとりが好き勝手にあちこちで立ち上がるというスタイルに私はとてもワクワクしました。

ただ、「ママ」という呼び名がどうしてもひっかかってしまったことも事実です。
母親という属性を掲げて行動することへの抵抗感、一方で、「ママ」と呼びかけることによって、それまでのママの殻を打ち破り、立ち上がるきっかけになるかもしれないという期待、いろいろな立場の人がそれぞれの場所で声を上げることが大切だと思う気持ち。
そんな迷いを抱えたまま「とにかくやってみよう」と決めて、7月17日、Facebook上に「安保関連法案に反対するママの会@兵庫」というグループとページを立ち上げました。
数多くある反対運動の中で「だれの子どもも ころさせない」というこの言葉が一番共感できたから…と、パパや結婚されていない方も次々と参加してくれました。集まってくれた方の思いを知るにつれ、私の迷いはすーっと小さくなっていきました。グループの方は「ママと有志の会」と名前も変えました。
8月15日、終戦の日には、SNSでつながったメンバーが初対面し、三宮でPeaceスタンディングと称して兵庫独自のチラシをまきました。来週29日には、六甲道で弁護士さんを招いた憲法カフェも企画しています。地元議員さんへのはたらきかけも大急ぎで準備中です。

こんなふうに新しい仲間と出会う一方で、周りの友達からも「よくわからないから、ちゃんと知りたい」とか「署名だったらできるから教えてね」とか、少しずつですが言われるようになりました。
もしかしたら、今の政治状況に漠然とした不安を抱えながらも、語る「言葉」が見つからないのは、私だけじゃなかったのかもしれない、そんなふうに思えてきました。
なぜなら、なによりも命が大切だということ、戦争が奪い去っていくものの大きさを私たちは知らないはずがありません。もっと優しく暖かい自分たちの言葉で命と平和を語りたい、主権者の1人として非戦という道を選択したい、そう気づいた一人ひとりがつながって、いま大きな力になろうとしています。

あらゆる戦争の根っこには、差別の心があります。私は、この人間の一番弱くて醜い「差別の心」を日常から少しでも無くしていく努力をしたいと思っています。
遠くのデモに出かけたり、アクティブな活動はなかなかできなくても、自分の子どもに「あなたが大切なんだよ。だからこそ同じように、すべての人が大切にされるべき存在なんだよ」と伝えていきたいし、それは私たち親ができる立派な平和活動なんだと信じています。

安倍首相に言いたいのは、

すべての子どもの、命を奪わないでください。主権者としての自由を奪わないでください。
すべての子どもの、生きる力、平和をつくる力を奪わないでください。

ということ。

世界中、「だれの子どもも ころさせない」
この言葉を胸に、知識をつけ感情を意志に変えて、考え続け行動し続けたいと思います。
どうか、共に歩む仲間として、暖かく見守り応援してください。

【4】 肉球新党「猫の生活が第一」さんの作品
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安倍ニモマケズ
石破ニモマケズ
高村ニモ公明ヤ維新ニモマケヌ
平和ナココロヲモチ
慾ハナク
決シテ諦メズ
イツモ官邸前デ抗議シテヰル

東ニ解釈改憲ガアレバ
行ッテ猫パンチ
西ニ集団的自衛権容認アレバ
行ッテ爪ヲトギ
南ニ米軍基地ガアレバ
行ッテココカラナクナレトイヒ
北ニ領土争ヒヤ紛争ガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒデリノトキニモ集会ニイキ
デモノトキハオロオロアルキ
デキノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフ猫ニ
ワタシハナリタイ

【5】 自由と平和のための京大有志の会 声明書
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御がきかなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ち込まなくてはならない。
*****
わたしの「やめて」
くにと くにの けんかを せんそうと いいます
せんそうは 「ぼくが ころされないように さきに ころすんだ」
という だれかの いいわけで はじまります
せんそうは ひとごろしの どうぐを うる おみせを もうけさせます
せんそうは はじまると だれにも とめられません
せんそうは はじめるのは かんたんだけど おわるのは むずかしい
せんそうは へいたいさんも おとしよりも こどもも くるしめます
せんそうは てや あしを ちぎり こころも ひきさきます
わたしの こころは わたしのもの
だれかに あやつられたくない
わたしの いのちは わたしのもの
だれかの どうぐに なりたくない
うみが ひろいのは ひとをころす きちを つくるためじゃない
そらが たかいのは ひとをころす ひこうきが とぶためじゃない
げんこつで ひとを きずつけて えらそうに いばっているよりも
こころを はたらかせて きずつけられた ひとを はげましたい
がっこうで まなぶのは ひとごろしの どうぐを つくるためじゃない
がっこうで まなぶのは おかねもうけの ためじゃない
がっこうで まなぶのは だれかの いいなりに なるためじゃない
じぶんや みんなの いのちを だいじにして
いつも すきなことを かんがえたり おはなししたり したい
でも せんそうは それを じゃまするんだ
だから
せんそうを はじめようとする ひとたちに
わたしは おおきなこえで 「やめて」 というんだ
            じゆうとへいわのためのきょうだいゆうしのかい

9月のピース・アクション・カレンダー

03日(木) 17:00~18:30 神戸マルイ前で街頭アピール行動 
安保法制反対!市民の集いよびかけ

05日(土)  11:00~ 安保法制に関するシール投票  元町駅東口

05日(土) 13:00~16:30 >講演会
「戦後70年植民地支配の清算を考える」
神戸まちづくり会館2階ホール(元町商店街の中、4丁目)参加費\1000
講師:チョンヨンファン氏
対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク 連絡先:高橋090-3652-8652

05日(土) 13:00~15:30 「戦後70年 平和への道しるべ」戦争体験をきく
太平洋戦争の激戦地であった沖縄で、白梅学徒隊の一員として動員され、壮絶な戦火の中を奇跡的に生き残られた“中山きくさん”(86歳)に、沖縄戦の“生の証言”を直接お聞きします。
尼崎市立中央公民館(大ホール)
* 申込不要/ 参加費無料 (尼崎市立公民館平和教育推進事業)

06日(日) 14:00~16:00  講演会
「“武装解除のプロ 伊勢崎賢治が語る 日本人と戦争のこれから」
 (主催 九条の会・兵庫県医師の会) 定員200人 資料代\500
兵庫県保険協会5階会議室
(JR元町東口より南へ徒歩7分) 連絡先:保険医協会 078-393-1801

06日(日) 16:00~ 超党派議員リレートークとデモ
伊丹市三軒寺広場(阪急伊丹東3分JR伊丹西7分) 
安保法制反対 阪神総がかり行動 阪神間超党派自治体議員よびかけ

06日(日) 15:30~17:30 もう黙っていられないデモ(自民党や公明党への要など)  兵庫県庁オアシス広場から花時計前までデモ
平和と民主主義をめざす全国交歓会兵庫よびかけ

10日(木) 18:00~1930 戦争をさせない市民行動 JR芦屋駅までデモ 
芦屋市役所前広場集合  芦屋9条の会よびかけ

10日(木) 17:00~18:30 神戸マルイ前で街頭アピール行動 
安保法制反対!市民の集いよびかけ

12(土)アベ政治を許さない市民デモKOBE(第3回) 東遊園地集合 
これまでを上回る規模で! 500人を目標
17:00~ 集会  18:00~ デモ(東遊園地ーフラワーロード北上ー三ノ宮交差点左折ー神戸明石線西進ー鯉川筋南下ー三宮センター街東進ーフラワーロード南進ー花時計前解散

16日(水)10:30~12:30 お話会
♡戦争をさせないために、ひとりでもできること
お話: 小橋かおる 神戸大学教員
会場: アジア雑貨と茶みせ パンパラ
神戸市垂水区塩屋町6-11-15(山陽 滝の茶屋駅 徒歩2分)
参加費(パンパラさんの飲み物と自然派のお菓子付)
自然派組合員400円  一般600円   託児なし
主催:コープ自然派兵庫 ビジョンくらし
詳細:http://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html

16日(水)18:45~19:45頃 ピースキャンドル(平和の歌声アクション)
JR元町東口南側 飛び入り大歓迎

****残りはわかり次第追記します****

戦争と平和を考える映画情報
・「わたしの、終わらない」@元町映画館 
9/5~11日 12:30~   9/12~18日  10:30~
原爆実験から福島へ至る道をたどる旅で見つめる核の現実。
・「ひとりひとりの戦場」(最後の零戦パイロット)@元町映画館
8/31~9/4日 10:00~
元パイロットが語る太平洋戦争の真実
・「戦場ぬ止め」@第七藝術劇場

8月14~20日ニュースダイジェスト


【沖縄】
15日 SEALDs琉球 結成。23日に戦争法制と新基地に反対するアクションを計画。
16日 中谷防衛大臣、翁長沖縄県知事、稲嶺名護市長とそれぞれ会談。双方の主張は平行線。翁長知事、「辺野古が唯一」に固執する政府に対し「あなた方は、沖縄を領土としてしか見ていないのではないか。140万県民が生活している」と指摘。
16日 国連特別報告者のビクトリア・タウリ=コープス氏、沖縄大学での講演で、知事の国連演説が好機であり、訪沖報告書で知事を応援すると表明。
18日 辺野古協議第二回目、翁長知事と4閣僚が協議するも平行線続く。翁長知事は「沖縄が予算面で優遇されている」との主張に資料を提示して反論。普天間の5年以内運用停止の実行を迫られた官房長官は「辺野古に移設されない限り困難」と伝達。
17日 キャンプシュワブ・ゲート前で、海上掘削調査用台船設置1周年のこの日、市民100人が雨の中抗議行動。
18日琉球新報報道 2004年の沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落したとき、米軍消防隊員には放射能検査を行い、最初に到着した宜野湾市消防隊員には実施していなかったことが情報公開請求で入手した資料で判明。ストロンチウム90が気化して飛散したとされる。
17日 教科用図書八重山採択地区協議会、公民に育鵬社版を採用。協議会は開催日時も場所、結果も非公開だった。市民から公開を要請されていたが拒否。教育委員会が採択を決定したあと議事録の委員名を黒塗りにして公開する予定。
18日琉球新報報道 この日までに琉球大学教授職員会、安保法案廃案を求める決議を採択。合わせて、国旗・国家要請にも抗議。
18日琉球新報報道 沖縄県内のまぐろはえ縄漁船9隻のはえ縄が切断される事件が発生し、米軍の艦船によるものと思われる報告をするも、米国からの返事はない。請求額は漁具被害の補償と休業補償を合わせて1164万円。昨年も2件発生。
18日 12日に墜落したのと同型のヘリが事故原因不明のまま訓練を再開
18日 「島ぐるみ会議」県外で初のアピールとして辺野古反対集会を埼玉県で行う。約100人参加。
19日 沖縄県議会、全会一致で、米軍ヘリMH60墜落の原因究明、事故機と同型機の飛行停止などを求める抗議決議と意見書を可決。
この日までにうるま市、嘉手納基地周辺の三市町村連絡協議会、も抗議決議を可決。県内36漁協組合長会も前回一致で再発防止の徹底を求める決議を採択。事故現場は県内最大のモズク養殖を行う漁場
20日 うるま市津堅島訓練水域で、7日前までの通告規則に違反して、通告なくパラシュート降下訓練を実施。ボートのような大型の物資も投下した模様。漁船も通過する水域での降下訓練で、同水域では6年ぶり。

【日本】
14日 臨時閣議で米国による広島、長崎への原爆投下と東京大空襲について謝罪を求めないとする答弁書を決定。
15日 政府、「国際テロ情報収集ユニット」を来年4月に外務省に設置する方向で調整を本格化、来年度予算の概算要求にも経費を計上することを明らかにした。
16日報道 共同通信が14、15日に実施した全国電話世論調査の結果:
首相談話について 評価する 44.2%、 評価しない 37.0%
(谷垣自民党幹事長「(首相は)平和をきちんと守っていくと思ってもらえて良かった」)

内閣支持率 43.2%(5.5%上昇)、不支持率 46.4%
安保関連法案の今国会成立に 賛成 29.2%、反対 62.4%

17日 外務省、ホームページの歴史問題関連項目を削除。「新たな談話との関連で誤解を与えないよう」一時削除、再掲載すると表明。これまでの表現は村山談話・小泉談話を踏襲し、資料としてそれらも掲載していた。
19日 外務省、ホームページに歴史問題関連項目を再掲載。
前との違いは..

19日 安保特別委員会の審議再開。中断の原因となった、自衛隊が法案成立を前提に内部資料を作成していた件について、国会軽視、と再び追及される。
19日 山本太郎議員、国会で初めて、原発・安保法制・TPPなどの現政権の政策がアーミテージ・ナイ・レポートどおりであることを暴露、いつまで言いなりになっているのかと追及。NHK、この日の国会中継はなし。
20日 北朝鮮政府高官、今月ピョンヤンを訪問した市民団体(日朝友好京都ネット)に「拉致被害者らの再調査と最終報告書の完成を外交ルートで日本政府に伝えていた」と伝達していたことが判明。菅官房長官はこの事実を否定。

【世界】
16日 ブラジルで大統領退陣を求めて60万人デモ。経済的苦境が打開できない中、公営企業を巡る大規模汚職事件に与野党政治家が関与していることが発覚し怒りが爆発。
17日 タイ、バンコクで爆発、20人死亡。
18日 バンコクで再び爆発
18日韓国紙「世界日報」報道 韓国外相、日中韓首脳会談の折に日韓両首脳の「真摯な対話」ができるとの期待を表明。
19日ガーディアン紙報道 米軍のイラク空爆、アフガニスタン空爆などのビデオを含む秘密文書をウィキリークスに遺漏してその非人道性を告発したチェルシー・マニング、世界からの10万通の請願署名の効果で独房監禁されない決定が下ったことが判明。
20日 韓国大統領府、中国の抗日戦勝行事(9月2、3日)への出席を表明。ほかに出席を表明したのはロシア。米独英仏比首脳は欠席が見込まれる。安倍首相は「両国の和解の場になるなら」と最終決定を留保。

ニュースダイジェスト8月8日~15日

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7月にはブルームーン(その月2度目の満月)というものに出会えましたが、これはグリーンムーン?本名は「南ア風船唐ワタ」というそうです。山陽電鉄の線路沿いに群生。

【日本】
8日 防衛省の16年度予算概算要求は過去最高の5.1兆円であることが判明
9日琉球新報 沖縄の学生、15日に「SEALDs 琉球」を結成する、と報道。23日に、安保法制と新基地に反対する1000人規模の集会を予定。
9日琉球新報 総務省が繊細遺族会に委託して作成した「全国戦災史実調査報告書」で沖縄戦の記述が完全に欠落していることが判明。総務省はその理由は不明、調査の予定もないとしている。1949年に政府がまとめた「被害総合報告書」にも沖縄戦の被害は含まれていない。
10日 中東研究者も安保法制に反対表明。33人が呼びかけ、72人が賛同人となって「平和憲法に反する今回の法案は、日本と中東、世界の諸国との関係を根本から損ねる」「軍事介入が中東にもたらした悲劇と混乱に一切学ぶことなく、アメリカへの協力態勢を一気に拡大しようとする政策は誤っている」として記者会見で廃案を求めた。
また、社会福祉系の8つの学会の会長・代表が「戦後70年の8月15日を迎えるにあたって」というタイトルで、安保法制の危険性に触れ、『「血」ではなく「智」による、「抑止力」ではなく「協力」による未来社会を展望する努力を続けることを誓い合いたい』という言葉を結びとする共同声明を発表。

11日 創価大と創価女子短大の教員や卒業生が安保法案に反対する有志の会を設立。(13日現在で200人以上が名前を公開)
11日 安全保障関連法案を審議する特別委員会で、小池氏(共産党)が提示した自衛隊の内部資料を巡り紛糾、午後の審議は中断して散会となった。中谷防衛大臣は「法案内容を理解してもらうための検討」と説明したが、同文書は法案成立を前提とした部隊編成まで計画したもので、シビリアンコントロールが揺らいでいると批判を受けた
12日 沖縄県東側の海上で、米陸軍所属のMH60ヘリが墜落(着艦失敗)。7名負傷。うち2名は海外派遣任務の第一陣となる陸上自衛隊中央即応集団所属で、米軍の活動内容を「研修」するため同乗していた。(この部隊は俗に日本版グリーンベレーとも呼ばれる「テロ」、ゲリラ専門の特殊部隊で装備の内容などは公開されていない)。この2名のほか8名の自衛隊員がこの「研修」に参加していた。
米陸軍参謀総長は「事故は起きる」「一つの偶発的事故で過剰反応はしない」と表明

12日 政権と沖縄県知事との集中協議始まる
13日 在日米軍、墜落したヘリは定員13名だが、実際には17名が搭乗していたことを公式に認める。
14日 安倍談話、閣議決定を経て発表。自らの歴史認識は日清・日露戦戦争の評価(アジアに勇気を与えた)のほかは、正面からは語らず。しかし、過去の首相談話を引き継ぐ、とした言葉と裏腹に、「日本が侵略と植民地化を行い、アジアに災いをもたらしたことを謝罪・反省する」という明確な文脈での反省の言葉はなく、従軍「慰安婦」問題についても、「多くの女性たちの尊厳が深く傷つけられた」とするだけで、傷つけた主体にまったく言及していない安倍談話の中で明確な言及がなかった韓国は、残念な部分が少なくないとしながらも今後の誠意ある行動を求めるとしている。
15日 有村、高市、山谷の三閣僚、靖国神社に参拝。首相は代理人に私費で玉串料をおさめさせた。「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は67人が参拝。

【世界】
11日 米国ミズーリ州ファーガソン(1年前に黒人少年が白人警官に射殺された町)での抗議行動に参加していた黒人が警官に銃撃され重体に。7日にもテキサスで丸腰の黒人青年が白人警官に射殺される事件があった
13日 韓国の日本大使館前で、歴史認識問題などで日本政府に対して抗議するため、韓国人男性が焼身自殺をはかり、意識不明の重体に。
13日 「イスラム国(IS)」系組織が、エジプトで、「ISに対する戦争に参加した国出身」のフランス企業勤務のクロアチア人を殺害したとする画像をネットで発表。エジプトに収監されているムスレムの女性と人質との交換に応じなかったため、とのコメントが付いていた。
14日 ギリシャ国会、EUが金融支援を検討する前提条件とした財政改革案を可決。ついで、EU財務相会合でギリシャ支援を決定。

8月のピース・アクション・カレンダー

8月のピース・アクション・カレンダー
神戸市内のイベントを中心に紹介します。情報が入り次第追記します。
1回目追記 14日。
2回目追記 27日。

★はKOBEピースiネット主催・共催のアクション

14日(金)
国際平和活動で派遣されたデンマーク軍の若き兵士らに密着したドキュメンタリー映画『アルマジロ』無料配信
配信期間 2015年8月14日(金)午前10時~
          8月17日(月)午前10時
http://www.uplink.co.jp/armadillo/2015/

15日(土)辺野古に基地をつくらせない神戸行動 三宮マルイ前 13:00~
★ KOBEピースiネット シール投票 11:00 ~12:30 JR垂水駅西口

16日(日)
17日(月)
18日(火)

19日(水) 
・ JR元町駅東口南側でピースキャンドルこうべの歌声アクション 6:45~
・ どうなっているの、今の日本! 安保関連法案ってなに? ―知ろう、話そう、考えよう― 
18時~20時  神戸YWCA会館1階ロビー(JR三宮駅北東12分、JR新神戸駅南10分) 
参加費500円 フード・ドリンク付き<主催・神戸YWCA (078-231-6201)>

20日(木)
21日(金)

22日(土)
・ 辺野古に基地をつくらせない神戸行動 三宮マルイ前 13:00~
・ 俳優 宝田 明さんが語る 「私の戦争体験 ・子どもたちに平和な未来を!」   
開場12:00 開会13:30
会場 神戸国際会議場(JR.阪神・阪急三宮駅からポートライナー「市民広場駅」下車) 
お話;「戦争法案をめぐって・市民が声をあげるとき」 石川 康宏(神戸女学院大学教授)   
参加費 1000円(学生500円)
<主催 8/22「憲法は宝だ」集会実行委 事務局 NHK問題を考える会・兵庫 兵庫革新懇 T/F078-351-0194 090-5054-7171(西川)>

23日(日)★ アベ政治を許さない市民デモ神戸 20数団体共催
16:00 兵庫県私学会館ホール 
元自衛官泥憲和氏講演+学生、ママ、戦争体験者らのアピール
18:30~19:30 鳴り物、カード、元気なコールで商店街をデモンストレーション
解散は阪急三宮東側デコボコ広場

23日の写真
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「安保関連法制に反対するママと有志の会」のメンバーと子どもたちを先頭に元気に出発。
集会は320人の盛況。デモはそれより少し多くの方が参加されたようです。泥さんのお話では短い時間の中でわかりやすく、政権が恐怖心を煽り人心を操作する手口が暴かれ、そのしめくくりに、非軍事でこそできる国際貢献の実例が示され、戦争法案は廃案しかない、という確信が深まるものでした。「ママと有志の会」の羽田さんのアピールと戦争体験者の95歳の山本さんのアピールは「自分の言葉で表現することの大切さ」を強調されているところが共通していました。山本さんはそれができなかった、マインドコントロールされていた戦中を振り返り、羽田さんは、自分もそれが言いたかった、と感じる表現に出会って動き始めた経緯をお話しくださいました。その表現「だれの子どももころさせない」は、参加者一同の深い共感を得、デモのコールにも急きょ取り入れられていました。報道は朝日新聞と神戸新聞。それぞれ写真入りで。

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こちらは東京の連合の集会でSEALDsのメンバーが連帯の挨拶をしているところ。
日教組・自動車総連・私鉄・情報労連・電力総連・フード連合・全国ユニオンなど50以上の連合傘下の労組団体が結集した。「教え子を再び戦場に送るな」の横断幕が目立つ。人数は14000人に達した。集会は、「安倍暴走にNO!・労働者保護ルール改悪NO!・安保法案NO!」の3部に分かれて行われた。シールズの奥田愛基さんも連帯挨拶に駆けつけ、シールズ式コールを披露した。(写真と記事はレイバーネットより)

28日(金) SEALDs KANSAI 街頭宣伝行動

29日(土)
★ KOBEピースiネット シール投票 11:00 ~12:30 山陽板宿駅改札前集合
・兵庫県弁護士会主催 「安保法制関連法案&秘密保護法」反対兵庫パレード
神戸:16:00 東遊園地集合 リレートーク 16:20 パレードに出発
・ 「子どもの未来が不安!ヤメテ!戦争法案」
13:00~  終了後 上記デモに合流予定
講演: 孫崎 享氏 向原裕隆氏(反原発かごしまネット) 上原カイザ氏(那覇市議会議員・沖縄社会大衆党)
参加費 500円 高校生・大学生 100円  託児あり

30日(日)
・ 戦争法制反対の国会前10万人集会 14:00~ (全国100万人目標)
・ 戦争法案廃案! 安倍政権退陣! 大阪3万人大行動  16:00~  
扇町公園(地下鉄扇町駅徒歩すぐ) 14時~国会周辺で10万人の大行動の大阪行動 
<主催・戦争させない・九条壊すな! 総がかり行動実行委員会>

31日(月)

映画情報 
戦場ぬ止め 十三第七藝術劇場 
8~14日  10:00~
15~20日 18:10~
22~28日 19:45~
9月にも2週間アンコール上映の予定

はだしのゲン 垂水年金会館 大ホール
(1) 10:30~  (2) 14:30~

大人700円 小中高生 500円 (当日券100円アップ)
主催: 平和のための戦争展実行委員会

ニュースダイジェスト8月1日~9日

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6日、ロンドンのTavistock Squareでも、ヒロシマ、ナガサキの犠牲を忘れず核廃絶を誓う集まりがあった。

【日本】
4日 菅官房長官、辺野古作業を提出済みの工事事前協議書の扱いも含めて、1カ月間中止すると発表。沖縄県の承認取り消しに向けた手順も停止し、8月10日から9月9日までを国と県が集中協議する期間とする。翁長知事、一カ月後に工事が再開されれば承認取り消しプロセスも再開すると明言。
4日 安倍首相、ウィキリークスが暴露した米国による日本政府・企業の盗聴問題について「きわめて遺憾、確認を求める」と表明。ブラジル大統領の訪米延期、ドイツ首相、フランス大統領のオバマ氏への電話での批判、釈明要求などと比較して抑制的なトーンが際立つ。
4日 ツイッターで、「戦争に行きたくないという若者は極端な利己的考え」と若者のデモを非難した自民党武藤議員(滋賀4区)、発言は撤回しないと確認。SEALDsのひとりは「戦争に行きたくないだけじゃない。行かせたくない。自衛官が人を殺すことも防ぎたい」と説明し、武藤氏の投稿を軽率と批判。滋賀県知事も学生の主張が自己中心的、利己的なのではなく、それが普通」と定例会見で発言。
4日 姫路市が安倍政権批判のビラ掲示などを理由に西播磨地域労働組合総連合の催しを中止させたことを謝罪する意向。労組側の要請でこの対応の検証を進めていた。
5日 京都の8大学の学生と教員が連携して「安全保障」関連法案の廃案を求めていくため集会を開催。「日本は丸腰で世界の紛争(解決)を仲介する平和のテーブルをつくるべきだ」との提案も。
5日 大阪、横浜両市の教育委員会、来年度以降の歴史・公民教科書として育鵬社版を採択。大阪の委員長は次点の教科書の副教材化を提案。
5日 中谷防衛大臣、審議中の法案にある「後方支援」で提供できるとされる「弾薬」について、手榴弾、ミサイルのほか、核弾頭も弾薬に分類される、と答弁。(関連:自民党高村副総裁、9日に「核弾頭を運ぶわけがない。非核三原則もあるのだし。ありえない無意味な議論をして不安をかき立てるのはやめてもらいたい」と発言)
5日 ヘイトスピーチ規制法案(罰則なしの理念法)、参院で審議入り。
6日 原爆の日の記念式典に核を保有する米、英、仏、露を含め過去最多の100カ国の代表が参列。米国など包括的核実験禁止条約を批准せず、発効を妨げている国も参列。首相、非核三原則に触れず。
6日 「安倍談話」有識者報告書が提出された。歴史認識、戦後の価値などで首相がこれまで表明してきた認識とは異なる面もある。
6日朝日報道 戦後70年談話、「安倍首相の談話」ではなく閣議決定することに公明党が同意して調整に入った。
9日 長崎の田上市長、平和祈念式典での平和宣言で、安保法制について「憲法の平和の理念が揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっている」と指摘。被爆者代表の「平和への誓い」では政権の集団的自衛権行使容認や安保法制を明確に批判。首相は、広島での式典で非核三原則に言及しなかったことへの批判を意識し、長崎では言及。
9日 首相が公明党に示した「談話」原案には「反省」はあるが「植民地支配と侵略」は位置づけがあいまいで「おわび」は入っていないことが判明。
●安保法制に関して2015年4月1日~8月3日までに受理された地方議会からの意見書の数は
廃案要請 129  徹底審議(強行反対)178 合わせて 307
国民的議論の喚起を求める 11 推進 3  不明20 (総計341)


【世界】
4日 ASEAN外相会議始まる。
6日 ASEAN地域フォーラム始まる。外相会議ともあわせて南シナ海を焦点に衝突回避のための「行動規範」づくりに向かう。フィリピン、ベトナム、マレーシアなどでは中国の動きを懸念して軍備増強が進んでいる。
6日 イギリス、ドイツ、イラクなどでもヒロシマ・ナガサキの犠牲者を悼む平和祈念イベントが各地の市民により開催される。
6日 米大統領選の共和党上位候補ドナルド・トランプ氏とブッシュ氏、ともにイラク戦争は「誤り」「大失敗」と断じた。(2014年5月28日、国会答弁にて、安倍総理は「累次にわたる国連決議に違反したのはイラクであり、大量破壊兵器がないと証明できるチャンスがあるにも関わらず、それを証明できなかったのはイラクであったということは申し上げておきたい」)
7日 アフガニスタンのカーブルで警察学校への自爆攻撃とNATO軍基地への攻撃が発生、35人以上が死亡。
9日 朝日報道 「イスラム国」への空爆が8日で1年を経過しその回数は6千回以上となったが、米諜報機関の推計では、その勢力は2万から3万で減退していない。中東や欧州から戦闘員がすぐ補充されるため。シリア、イラクでの空爆による民間人の犠牲者は約500~1200人(ロンドンの調査団体「エアウォーズ」調べ)。一方、米国防総省は「子ども2人」としている。

記事 No.43 更新日 2015. 08. 02(法的安定性、関係ない?)

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8/1 JR兵庫駅前でのシール投票。気軽に寄ってくれる人が多く、たくさんの対話ができた。今までより「とにかく、違憲の疑いがあっても、今の政府のやり方で進めるべきだ」という意見の人がはっきりものを言ってたような気がする。反対する人も一段と熱っぽい。投票数162、賛成25、反対130、わからない7。
このあと公明党赤羽議員事務所に廃案要請に。感想:公明党は平和の党から屁理屈の党になっちゃった?


【活動案内】
●参議院議員との面談--毎週土曜の安保法制賛成?反対?シール投票の結果を伝え、廃案への努力を要請します。
*水岡議員
8/8(土)14:00~ 16:30 新長田勤労市民センター 3F 会議室あじさい
後半は「安全保障環境の変化は集団的自衛権行使容認の理由にならない」公開学習会です。
●8月の安保法制関連のアクション情報は追って掲載します。


ニュースダイジェスト
【沖縄】
7/22 国連の協議資格を有する複数のNGOと島ぐるみ会議の協力を経て、NGO「市民外交センター」が翁長知事に割り当て時間を提供することが判明。9月に人権理事会で県民の総意を代表して演説する。
7/22琉球新報報道 共同通信が実施した郵送による戦後70年全国調査結果:護憲60%(1994年時より増加)、改憲32%、辺野古中断63%、沖縄に基地必要74%、日米同盟強化に賛成20%、弱めるべきとした人10%、解消すべきとした人2%
7/22 米国バークレー市議会で、「沖縄県民とともに辺野古新基地建設に反対する」決議が提案されていることがダグラス・ラミス氏らの記者会見で判明。
7/24 埋め立て承認取り消しを検討中の県に対して、沖縄防衛局は、前知事の埋め立て承認の留意事項に基づく協議書を提出。知事が出張中により県は受理を保留したが、防衛局は、県が受け取ったので協議は開始されたことになるとして、3週間以内に回答するよう求めた。
7/29 県は上記協議書について、正式に受理した上で内容が不十分として沖縄防衛局に取り下げを要求。菅官房長官、取り下げる考えはないと表明。

【その他の日本のニュース】
7/21 戦後70年首相談話のための首相の私的諮問機関「21世紀構想懇談会」、その最終会合で先の大戦を日本の侵略戦争と明記する報告を行うことを決定したが、首相が実際にどう表現するかは未定。
7/22 政府、中国南シナ海で開発中のガス田計16基の写真を公開。この海域のガス田については日中共同開発をめざすとの合意(2008年6月)があるが尖閣諸島問題などで反目が高まり中断している。現状、日中境界線付近の中国側で開発行為が行われている。
7/22 人種差別撤廃法の早期成立を求める院内集会に野党議員10人が参
7/23 三菱マテリアル、強制連行3765人に謝罪と補償を行うことで中国側との和解に合意する方針を固めたことが判明。最高裁は事実認定のみで補償請求を却下してきた。自主的謝罪と大規模な金銭的補償の実行は初めてのケース。
7/23 イラン駐日大使、日本記者クラブで会見し、欧米六カ国との最終合意にも触れてホルムズ海峡封鎖の可能性はまったくない、と断言。
7/24 参議院、2合区を柱とする「10増10減」の選挙区改革案可決。来年夏の参院選から導入される。
7/26 磯崎首相補佐官が大分県で行った講演で、安保関連法案は「法的安定性は関係ない。わが国を守るために必要かどうかを気にしないといけない」と発言。政権内部からも「不快感」表明が相次ぐ。
(関連:安保関連諸法案への各界からの反対表明相次ぐ。
安全保障関連法案に反対する学者の会アピールへの賛同は7月末現在学者・研究者が12,507人、市民が26,731人。
全国港湾労組、全日本年金者組合、図書問題研究会、全国福祉保育労働組合などの労組も反対を表明。浄土真宗大谷派の東本願寺も即時撤回を求める宗務総長コメントを発表。日本YMCA同盟も強行採決翌日に抗議声明を発表。日本聖公堂は17日に法案撤回を求める声明を発表)

7/27 安保法制関連諸法案 参議院で審議入り。早期審議入りするため、特別委員会を野党に譲歩して全会派を含む45人規模に拡大。
首相、前の答弁を変更し、機雷掃海のための法整備は特定の国を想定したものではないと表明。

7/29 首相答弁で衆答弁時より議院での北朝鮮と中国の脅威を強調
7/30 厚木騒音訴訟、原告の勝利。東京高裁、海自の夜間飛行については差止め命令を出し、将来分も含めた賠償も命令。米軍機停止は含まれない。
7/31 安保関連法案に反対する学者の会とSEALDs学生の共同集会に4000人、国会前デモに2万人が参加(主催者発表)

【世界】
7/21 中国政府系シンクタンク中国南海研究院院長、訪問先のワシントンで記者会見し、「これ以上の埋め立てはしない。日本が集団的自衛権を解禁して、偵察を活発化しようとしている米国とともに南シナ海に入ってくれば新たな脅威となる」との認識を表明。
7/22 ロシア当局、クリミアに核弾頭搭載可能な中距離爆撃機を配備する方針を発表。米国が東欧で進めるミサイル防衛システムの一つがルーマニアに配備されることへの対抗措置。米国は、MDシステムは対イラン防御策と説明してきた。
7/23 米国、イランとの核協議で最終合意を見たあと、上院外交委員会が最終合意検証のための公聴会を開催。議会と政府の攻防が繰り広げられている。
7/23 ロシアのプーチン大統領、大統領・首相に就任以来三回目の北方領土訪問の意向を表明。軍事的インフラ整備の方針も。
7/24 オバマ大統領、アフリカのケニアとエチオピアを訪問。昨年開催した「米・アフリカ首脳会議」(約50カ国の首脳が参加)のフォローアップ。
7/24、人質解放交渉も成功させてきたトルコが、国内世論に押された形で「イスラム国」攻撃に方針転換し、初の空爆をシリア領内の拠点に加えた。トルコ内の基地を米軍主導の有志連合に使わせることも認めている。
7/25 トルコでトルコ軍の車列を狙った爆弾が爆発し、2名死亡。クルディスタン労働者党(PKK)が犯行声明。トルコは「イスラム国」拠点への空爆を開始したが、PKK拠点も空爆している。今回の爆発はPKKへの空爆の報復か。報復の連鎖。
7/28 イランと欧米六カ国の核開発を巡る合意について、オバマ政権(ケリー国務長官)は「戦争をしたいというのか」と議会に対して外交的解決の支持を迫る。
7/28 アフリカ訪問中のオバマ大統領、アフリカ連合本部で「米国はテロや紛争終結のために戦う」と宣言、ボコ・ハラムなど「イスラム過激派」を名指して単なる殺人集団と非難。
7/30 タリバン幹部が最高指導者オマール死の死亡(2013年4月)を確認。政権とタリバンの「和平」は延期に。
7/31 TPP交渉の12カ国閣僚会合、大筋合意に至らずいったん閉会。

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