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コロンビアにメリー・クリスマス

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アロエの花(須磨海浜公園付近)。南国に来たみたい。

【コロンビアにメリー・クリスマス】
日本ではクリスマス・イブに商戦がおわり、それにつれて街も静かになるようですが、クリスマスが根付いている国々ではやはり25日に盛大なお祝いをするようです。
コロンビアでは52年ぶりの「銃声が聞こえないクリスマス」となりました。国民投票で政府とコロンビア革命軍(FARC)との和平案が否決された、というショッキングなニュースが流れましたが、そのあとの展開が興味深かった。

10月2日 国民投票で和平案が否決される。(反対50.21%、賛成49.78%)豪雨の影響で投票率が低かったこと、内戦の犠牲が大きかった地域では圧倒的に賛成が多かったことも伝えられた。「和平に賛成すれば革命軍の独裁が始まる」などのデマ宣伝を信じて反対した人もいたという。FARCは、和平案が否決されたからと言って戦闘再開はしないと表明。
10月5日 首都ボゴタで2万人デモ。「私は『賛成』に投票し平和を望む」 「私は『反対』に投票し平和を望む」 
人々はこんなメッセージを掲げていたという。

10月 サントス大統領のノーベル平和賞受賞が決まる。
11月 コロンビア議会、国民投票で否決された案に約50件の修正を加えて和平案を採択。

反対派は「暴力的なFARCの政治参加を認めるな」キャンペーンを張りましたが、そもそもFARCが結成されたのは、農民層が政治から締め出されていたから。「政治参加を認める➡戦闘をやめる」という大筋が確定したということはもともとの問題の解決に向けて歩み始めたことになります。難しい問題での合意形成に成功した事例かと思われますが、そうなるまでに52年間の内戦で死者は約22万人、国内避難民は500万人以上。難しい問題が残っていて対立が再燃するようなことがあったとしても、どうかコロンビア国内で武力衝突だけは二度と起こりませんように。


【この国が平和だと誰が決めたの?】
10年ほど前に作られた「平和の琉歌」の歌詞にそうありますが、今もこの国に平和はないようです。沖縄と政府の関係は平和の正反対。一方が他方の権利を蹂躙し続けています。
辺野古と高江の現地行動のリーダーのひとり、山城博治さんは10か月も前に警官の目の前で行った行為を理由に80日以上も拘束され起訴されました。国は沖縄県民の安全を顧みず、平穏な暮らしと自然保護への願を踏みにじって米軍基地強化に奔走するだけではなく、それに対する非暴力の抵抗すら圧し潰そうと躍起になっています。
山城さん釈放を求めるオンライン署名の呼びかけを紹介します。
→ 
 次をクリック!
山城さんらを釈放して!

【神戸でのアクションなど】
12月21日、オスプレイ墜落・訓練再開に抗議するキャンドル・プロテストが沖縄県庁前で行われることがわかり、それに呼応するアクションが取り組まれました。神戸では三宮マルイ前に約40人の市民が集まり、キャンドルやメッセージを手に静かに抗議。
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同じ日の同じ頃、元町駅前でもピース・キャンドルの仲間が平和を求める歌を歌う定例アクションを。
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12日23日、「辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動」さんが毎週土曜に行ってい
る街頭宣伝行動に「こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO」の仲間も合流して、オスプレイの墜落、高江オスプレイパッド建設工事強行への抗議の声をあげました。
合流組の一部はこんな感じ。

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12月28日 今年最後の「市民デモHYOGO」のマルイ前アクション(15時~16時)

1月7日~15日、辺野古の海とやんばるの森の魅力とそこで起きていることを伝える写真展が学生青年センターで開催されます。沖縄への関心がもっと高まることを願って..


【西宮で】
1月31日~2月5日、松島朝義琉球陶芸展 @アートガレージ(南昭和町10-19)
特別講演「松島朝義が語る沖縄の空の思想」1月31日午後6時~ @アートガレージ



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11月下旬~のアクション・レポート

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この子は誰?どこか暖かい国から来たもののように思うのですが。花の直径は2センチぐらい。今も咲いています。

今日は忘れないうちに近隣で行われたイベントやアクションを報告しておきましょう。


【大学の軍事研究の是非を問うシール投票】
誰か一緒にやってくれないかな、と思っていたら11月28日の午後、呼びかけ人の野田さんが岡山からお仲間二人と一緒に神戸までおいでになりました。神戸市民も3人が参加して合計6人で1時間、道行く人々に、防衛省がお金を出して大学で軍事研究を進めさせようとする動きに「賛成」「反対」「わからない」のどれですか?と三択でシール投票を行いました。
結果は
賛成 10 反対 79  わからない 12  合計 101
全国の状況はこちら ➡ 大学の武器研究賛成反対シール投票

このサイトにはマルイ前でのシール投票についての記事(神戸新聞)も掲載されています。

憲法9条についてのシール投票では毎年全国で10000人ぐらいが投票してくれますが、このテーマでは実施主体も少なく、まだ2000票に達していません。
シールを貼ってくださいって言いながら、文科省からの大学教育予算をカットしておいて、資金がほしい研究者を防衛省が取り込むという構造について警鐘を鳴らすことができる楽しい活動です。全国の集計は12月16日の分までとするそうです。まだ時間があるので、また神戸でできないかしら?


【連続学習会 第二回終わる】
「対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク」と「KOBEピースiネット」共催の連続学習会「東北アジアの平和をつくる」第二回は、「日韓が真の隣人になるために」というテーマで11月26日の午後に行われました。講師は第一回に続き康宗憲さん。はじめの90分ほどは日韓の歴史を振り返って、問題の根幹に日本の植民地支配とその清算がなされてこなかった事実があること、戦後の米国のアジア戦略が日韓関係にも大きく影響していること、日韓の市民の間にもできている溝を埋める力は両国の市民運動にあることを学びました。

お話は、「日韓基本条約と請求権問題」→「日韓国交正常化交渉の教訓と課題」→「日韓関係の過去・現在・未来」と展開。残り30分ほどで、韓国で今起こっている歴史的な規模での市民の立ち上がりについて映像も交えて解説していただきました。記録DVDを販売する予定です。

感想には、「はじめて知ったことー少女像が広島の平和の像と同様の趣旨をもつ平和の碑であったこと」「メディアでは知ることのできなかった真実を学ぶことができ感謝します」「韓国と日本の政治や経済が、日本の敗戦によっても変わらずに密接に関係をもっていたことに驚きました」「康さんの『北朝鮮のスパイ事件』を新聞で見て、ショックを受けたことがあります。今日、お話をきけて、そのお人柄の穏やかさが印象的でした。私たちも愚直に、地味にできることをやっていきたいです」「歴史は知っていたつもり、、が実はわかっていませんでした。改めて勉強します。学ぶことの多い会です」「日韓関係には米国の思惑があり、被害当事者を排除した合意が繰り返されてきたという点が、今回の矛盾につながっていることがわかりました」などがありました。現在の韓国の市民運動についても歴史を踏まえた示唆に富むお話があり「希望を感じる」「広場民主主義は私たちの運動の進め方を考える上で参考になる」などの感想がありました。ゆっくりまとめたいと思います。

真の隣人同士の関係、信頼しあえる友好的な関係の作り方は?
個人の場合なら、一方が他方を傷つけたなら、傷つけた側が謝罪し、弁済しなければ関係修復は無理、と誰でも知っています。今は加害の過去をなかったことにしようという人たちの活動が活発になっていますから、私たちは、まず歴史をきちんと学んで加害の事実を直視すること、それを若い人たちにも勧めることから始める必要がますます大きくなっています。康さんが冒頭に言われた「脅威を取り除きたかったら脅威を感じる相手と仲良くならないと」という言葉に戻っていきます。

連続学習会第三回は2017年1月28日「日朝関係-制裁と対立からの脱却」です。一緒に学びましょう!


【グッドアイデア-憲法を活かす写真展】
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西宮で「憲法を活かす写真展」というイベントがあるというのでのぞいて来ました。
写真展だというのでのぞいて見たという感じのお客さんも多かったようで、いいアイデアだな、と思いました。憲法が保障している権利ってどんなこと?というのを視覚に訴えて伝える試みでした。成功、おめでとうございます!


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「平和に生きる権利」のコーナーで辺野古と高江を紹介

【平和は人の交流から!】
垂水区塩屋では12月1日に塩屋商店会のたまり場「しおみちゃんの家」で「異文化交流カフェ第二回」が開催され、メキシコ人のフランシスコさんのお話をきき、トルティーヤチップスやクラッカーを手作りのディップなどにつけていただきました。ゆでダコとパプリカ、アボカド、レッドオニオンなど細かく刻んだ野菜をレモンジュースと酢漬けの汁で和えただけのシンプルにして美味なもの。南北アメリカ大陸の歴史から先住民の誇り、現代を生きる者としての子どもの育て方、など、10数名の参加者には気づかされることの多い出会いとなりました。メキシコって米国とラテンアメリカの国々がキューバと断交していたときも国交を維持した国で、どの国とも仲良くするのがポリシーなんですね(これは浅井信雄さんの『民族世界地図』より)。

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異文化交流カフェのゲスト、フランシスコさん。塩屋の海ではのりの養殖をしています。のりの仕事に参加したい、と漁師さんの船で働いたときの一枚。

ではブログ更新ができたということで、高江に向けて出発しま~す。ぎりぎりだぁ~。


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