プロフィール

peace2014

Author:peace2014
KOBEピースiネットのブログにようこそ!
平和をめざす神戸市民のアクションを大きく育てるために力を合わせましょう。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

文化としての平和主義

frn1512271112006-n1.jpg
韓国の市民はソウルの日本大使館前、釜山その他の場所で写真のような像を設置しています。時々ニュースになっていますが、この像の名前は「平和の像」で、日本政府への嫌がらせではありません。「戦争の悲惨さを忘れさせないため」(26日に訪沖した製作者の金さんご夫妻談)。原爆廃止を求める折り鶴を日本から世界に広げているのと心は同じです。

ブログ記事2017.1.30のタイトル
今回のタイトルはれっきとした...パクリです。兵庫県の人権協会が出しているパンフレットに「文化としての人権」と書いてありました。「人権を擁護するのが正しいから、それがきまりだから」じゃなく、自他の人権を尊重する言動がごく自然にとれるような市民になろう、そんな文化が浸透している町にしよう、ということ。
平和主義というのも、「憲法に書いてあるから」じゃなく、「人としてそう生きるのが自然で楽しいから」、「利害や意見が対立するからといって相手をせん滅するなんて考えられないから」自らが選ぶ行動が当たり前のこととして平和主義的になる、どんな場合も問題は対話で解決したい、相手の納得を得たいと思う、そうありたいものだ、とそのパンフレットを読みながら思ったのでした。そんな感性を養う文化活動もとっても大切。


【平和を願う文化活動】
というわけでまず文化的イベントの紹介。
KOBEピースiネットのメンバーでもあり、前々から継続してイラクの子ども支援に取り組んでおられる小橋さん(花と爆弾)からのご案内です。

♪ながいよう 中川五郎 丸岡マルコ淳二 
with花爆 for アフガン・イラクの子どもたち
日時: 2017年2月11日(土・祝)     
    18:00 OPEN 19:00 START
会場: 神戸元町シルクロード
兵庫県神戸市中央区北長狭通5丁目1-13
TEL.078-371-6747
チャージ: ¥3000 (飲食別途)
& よろしければ「花と爆弾」への募金をお願いします。
詳細:「花と爆弾」HP ↓

 右の青字をクリック。 花と爆弾 
中川五郎さんの歌声は、半世紀近く前の学生時代にベトナム反戦運動の中でよく聞きました。細身の繊細な感じの若者が歌う「腰まで泥まみれ」のパンチのきいたメッセージ性は今も鮮やかによみがえります。
昨年の中川さん in 沖縄 ↓

    右の青字をクリック。 腰まで泥まみれ       

【まじめな右翼とも対話したい】
そうずっと思っていました。まだ実現していません。ゆっくり対話に応じてくれる右翼はいないかしら、と思っていたら、1月23日の琉球新報に「愛国団体 辺野古阻止へ」という記事がありました。「花瑛塾」というのだそうで、全国最大級の右翼団体を脱退した、幹部クラスを含む約30人(大半は10代~20代)が昨年11月に結成。脱退の理由は他の幹部との間で政府の安保政策の評価を巡って大きく対立したこと。彼らは核なき日本と世界をめざし、愛国者の立場として安保条約の対等な平和条約への転換を求めているそうです。沖縄が米国の軍事戦略の犠牲にされているのは許せないといい、基地建設反対の市民をテロリスト呼ばわりするMXテレビへの抗議行動にも取り組んでいます。

ここで、やはり学生時代に強く惹かれていたジョーン・バエズの言葉を思い出します。
「誠実に自分の頭で考えるなら右翼になどならないはず」(記憶に頼っているので正確ではない)

琉球新報が彼らを「右翼」と形容しないで「愛国団体」としているのは理にかなっていると思います。右翼も左翼もあんまり意味のないラベルになっているんじゃないかしら。自称「右翼」も自称「左翼」も自分の頭で考えましょう。

で、ここでもジョーン・バエズのYoutubeをご紹介。
1965年のJoan Baezは↓ (We Shall Overcomeは22:29あたりから)

右の青字をクリック。 Joan Baez in 1965          

昨年75歳になったばかりの頃の相変らず美しい姿は↓
            右の青字をクリック。 75歳のバエズ

【連続学習会「東北アジアに平和を!」第三回大成功】
1月28日、康宗憲(カン・ジョンホン)さんの三回目、日韓・日朝関係の最終回が終わりました。参加者は前2回を上回る40名。テーマは「制裁と対立を超えて」。
朝鮮脅威論をひっくり返すばかりでなく、米韓日の威嚇の下で唯一の自衛手段と考えて核ミサイル開発を進めている朝鮮とどう向き合えば緊張のレベルを下げ、核開発中止に向かわせることができるのかという、避けて通れない現実的な問題への力強い提言がありました。

第三回学習会についても記録DVDやQ&A集を用意しますが、とりあえず参加者の講演内容への感想をご紹介します。
*****
印象に残ったこと、はじめて知ったこと
・アメリカ外交委員会(協会?)が客観的に事態を分析していたこと
・アメリカの専門家、知識人は制裁政策の失敗と政策転換の必要性を指摘していること
・拉致問題の解決が進まない原因がよくわかった
・いろいろあったが、特に米外交協会の「対話と外交による核問題解決の提言」。これは日本のマスコミではほとんで報道されていないと思う。
・具体的事実をもとにした説得力あるお話でした。これからも、もっと大きな会場で続けてほしい。
・自分も、この朝鮮の問題だけはマスコミにうまく操作されていたことにきづいた。
・やさしい語り口でわかりやすく、希望も感じられるお話でよかった。早く朝鮮の統一が実現するよう、一日千秋の思いです。
・お話のほとんどが「はじめて知ったこと」です。あらためて、個人でも国家でも相手をできるだけ正しく多く知ることが大事と思いました。一方的でなく冷静な判断をするため正しい情報をより多く知る必要性をあらためて感じました。康先生のお人柄か、濃い内容なのに親しみやすい雰囲気でした。「国際社会が朝鮮から孤立している」は衝撃。
・多種多様な各国の資料をもって客観的に講演されたことが一番よかった。日本の方たちの発言や感想を聞きながら、身近な存在である朝鮮の方たちとの交流をし、朝鮮学校にも足を運んでくれたらいいなと思いました。
・朝鮮の経済が改善しているように思っていたが今回それがはっきりわかった。それを前提にアメリカの外交政策が対話路線に変わることを望みます。
・いろんな情報が届いていない。日本側の姿勢(相手を無視し、大臣さえ訪朝していない)に驚く。
・視座の多様性の重要性。静かな話しぶりに学者としての真摯さを感じました。
・東北アジアの平和をつくるキーワードは市民同士の交流
・歴史的に体系的に話されていた

*****
26日の国会答弁をみると、安倍さんはトランプ大統領の日本への要求も利用して軍事費増大を狙っているようです。今度会うときはきっと双方で「脅威」をおおげさに確認することでしょう。いろいろな方法で、市民は軍備増強を望んでいないと意思表示していきましょう。「富国強兵!」と政治家が叫んだ時代がありましたが、どの国の庶民もそれでは幸福になりません。


【これからのアクションやイベント】
2.11 花と爆弾と中川五郎コラボ (詳細は上に)

2.12 自衛隊の南スーダンからの撤退を求める伊丹千憎駐屯地申し入れ行動
  10:30 駐屯地正門前集合
★南スーダンからの自衛隊撤退を要請する請願書の手渡しのほか、隊員宛てのメッセージの手渡しも行います。(前回記事参照)
市民は南スーダン派遣を支持していないこと、隊員の命も心配していることを伝えるメッセージを多くの市民からお預かりして係官に手渡します。

2.15 三菱重工、川崎重工、新明和に対する「死の商人にならないで」要請行動
   詳細は後日お知らせします。

2.19 「こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO」主催学習討論会とデモ
  14:00~16:00 神戸市勤労市民会館 308
  参加費500円 学生・避難者無料
講演テーマ:若者を苦しめる奨学金を考えよう
講師:佐野修吉さん (奨学金問題を考える兵庫の会事務局長)
米国のイラク戦争では奨学金を得ようとして志願した若者が多く、任務の理不尽さに帰還後もPTSDに苦しんでします。それが原因で離婚したり仕事に就くことができずにホームレスになったりもしています。経済的徴兵制はもう他人事ではありません。
そうでなくても卒業時にすでに三百万もの借金があるなんて、ひどすぎます。

デモのアピールポイント:
返済義務のない奨学金を!自衛隊は南スーダンから帰って!沖縄の民意無視を許さない!すべての原発再稼働反対!監視社会をつくる共謀罪反対!

💛💛💛アクションやイベントで読者の皆さまとお会いできますように!💛💛💛


スポンサーサイト

世界規模で考えましょうか

170122_1349~01 (2)

梅の香を愛でる男性。22日、東北アジアの平和をつくる連続学習会のちらし配布のため一緒に映画館巡りをした仲間のKさん。三宮神社の梅は厳しい寒さの中で三分咲きぐらいになっていた。


【最近のイベントなどのレポート】
毎月19日は戦争法強行採決の日を忘れず戦争法廃止への意思を新たにする日としてKOBEピースiネットも参加している「こわすな 憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO」としてアクションに取り組んでいます。今月は「憲法ひょうご」第16回ピースセミナーに合流し、元自衛官の泥 憲和さんのお話を聴きました。特に印象に残ったことのみ記録しておきましょう。

平和運動健康法
最初にご自分のことを話されたのがもしかしたら最もインパクトが強かったかも?
泥さんが自衛隊の動かし方について政府を批判する活動を始められたのは大腸ガンで余命1年半と宣告されてからだという。それなら、生きているうちにどうしてもしなくてはと思っていたことに着手しよう、というので動きだし、どんどん活動が拡大し..宣告された余命期間が過ぎてもぴんぴん。最近の検診ではがんがどこにも見当たらない、消えた、といわれたとか。やはり、心の深いところが納得する生き方をするのが健康にいいんですね~。


中国を巡る報道の嘘を暴露
テレビで「中国の戦艦が日本列島を一周」とか尖閣の接続水域に中国漁船がなんと230隻も!と騒いで、中国が日本を敵視したり領土的野望を燃やしたりしているような印象を演出していますが、事実はどうでしょうか。問題の中国戦艦が出発した日と帰国した日をチェックすると2,3か月かかっていることがわかる。日本列島を一周するのに2,3か月っておかしいなぁ、とさらに詳しく調べると、この戦艦はまずオーストラリアに行って合同演習をし、アメリカ西海岸に行って合同演習をし、カナダに行って合同演習をし、もう一度アメリカに寄って挨拶をして最短距離で中国に帰ったことが判明。その帰国のコースで日本の近海(公海)を通過したのは当然のこと、これをふつうの日本語で「列島一周」というか?という話。
漁船のほうは、禁漁期間が明けると東シナ海に10000隻もの船を出してお祝いするのは珍しくなく、尖閣付近で1000隻の姿が見られたこともある。接続海域とは公海なので日中漁業協定で双方の漁業が認められている海域なのに、何か違法行為ででもあるかのような宣伝をして、世論に影響を与えようとしている、との指摘をされました。

ためにする悪宣伝なんだろうな、とは思っても事実関係はなかなかわからないもの。泥さんはご自分で中国語のサイトや米軍のサイトにあたって確認しておられるところがすごい。


フィリピン、ミンダナオでつくった平和
平和は武力ではつくれない、日本は非軍事で世界の平和に貢献できる、という力強い実例の紹介もありました。フィリピンでの地域的な紛争がキリスト教徒・ムスレム間の宗教紛争の様子を呈してきたとき、双方から武力を使わず解決しようという機運が起こったが、それには日本のJICAやNGOの教育支援などの活動の力があったとか。平和憲法を持つ日本だからこそ平和的解決の提案が受け入れられ、丸腰で活動していることが信頼され、双方の子どもたちが一緒に学ぶことを条件に両地域の中間地点にみんなで小学校を建てたり、クリスチャンの保育園をムスレムの子も通えるように人力で移動したり(おみこしをかつぐみたいに!)、と本気の友好が育まれていったとの映像つきのお話でした。
これも、朝日新聞の小さい記事から調べものをしていって関係NGOで活動する知人から画像を入手されたとか。自分の心で感じたことを大事に、自分の頭が納得するまで調べることがこんなにパワフルなプレゼンテーションにつながっているのだと感じいりました。
★ こういう実例を私達も蓄積しなくっちゃ!


ほかには南スーダンに派遣されている自衛隊の救急医療キットは予算が乏しいことを理由に米軍の軍用犬の装備にも劣るものになっているとの衝撃の暴露もありました。

170125_1409~01
朝日も少しは触れています。1月25日朝日朝刊

【伊丹千僧駐屯地訪問】
170122_1042~01
請願の文書を受け取る自衛官(警務官・広報担当)

170122_1049~01 (2)
「自衛隊は南スーダンから撤退せよ!」などのコールを中にいる自衛官は聴いているそうです(耳を傾けている姿を目撃したというIさんの話)

沖縄写真展で出会った三名が伊丹駐屯地への要請行動に参加。この日は143回目で、初参加者が数名いてこれまでで最多の11名の要請行動となりました。
千代紙のパッケージに入れた隊員へのメッセージを渡すのが楽しみだったのですが、「今回は請願法にのっとった振る舞いをさせていただきます」と係官に言われ、宛名・差出人不明という理由でメッセージは受け取ってもらえませんでした。前回の20個のメッセージ手渡しのインパクトが大きかったことがうかがわれます。次回は受け取ってもらえる工夫をして臨むことに。自衛隊員には少しは選択の余地があるそうなので、南スーダンその他海外で紛争にかかわることに世論の大半は反対だと伝えることはやはり大切です。


【トランプ大統領の思想に世界が反対】

170125_1151~01 (2)
トランプ大統領就任に対して全米で抗議行動。これはニューヨーク・タイムズの提供の地図。印が一つもない州はありませんね~。

170125_1152~01 (2)
こちらは世界の動き。世界中で数百万人と推定。日本では東京にしるしがあります。これはWomen’ March に共鳴する在日米国人が主体となったアクションのことで数百人とか。

トランプ大統領就任に抗議するアクションは、米国ではワシントン100数十万、ニューヨーク50万、ロサンジェルス75万、そのほかシカゴ、ダラス、サンフランシスコ、デンバー、セントルイスなど全米で、世界ではロンドン10万をはじめ、スイス、オーストリア、オーストラリア、ドイツ、フランス、ケニヤなどで展開されました。世界の抗議行動の中でも最もパワフルで、ワシントン行動では単独での目標(20万人)の3、4倍もの人が参加したといわれるのが就任式翌日のWomen’s Marchです。呼びかけでは「女性の権利は人権」と言っています。女だから女を蔑視するのが許せないのではなく、トランプ氏の人権感覚の欠如が女性にも向けられているから人権を尊重したいすべての人に一緒に立ち上がろうと呼びかけたわけです。パートナーや子どもと一緒に参加したひとも多く、世界中に賛同が広がり、男女ともに、そして肌の色を問わず、様々なマイノリティも網羅したアクションとなりました。ワシントンをピンクで埋めよう、との呼びかけに応えて多くの参加者がかぶっていたピンクの耳つきニット帽は単にかわいい、ほんわかムードを狙ったものではありません。子猫の英語pussycatが俗語では若い女、おとなしい女性(男性から見たカワイコチャン)を意味し、隠語で女性器を意味することから、トランプの「有名人には女性は何でもさせてくれる」発言を批判する辛辣な意味で使われました。全米からWomen’s March宛てに数万のピンクの耳付きニット帽が送られたとか。

子宮ミニ
これ、象じゃなく子宮。体と命を他人の自由にさせないことが自由の根幹というメッセージ。

【さて日本では?】
トランプ大統領就任抗議のアクションとして目に入ったのは東京の数百人のWomen’s March賛同アクションぐらい。
外国の大統領就任についてアクションを起こす、という感覚は確かに日本ではあんまり普通ではないかも?外国の有権者の選択だし、と感じるからか?
世界ではトランプ氏が表明する差別主義、排外主義が世界の分断と亀裂を深め、憎悪を煽り、ますます危険で嫌な世の中になると、多くの人が警戒し声を上げました。
今の時代を生きている者として世界を眺め、よりよい方向を選びとろうという志向が日本ではまだそんなに育っていないのでしょうか。
ある調査会社の調べ(2015年)では「世界平和の最大の脅威はどの国?」という質問に、回答者数と国別人口を補正した結果で一位を獲得したのはアメリカで、世界の人の三分の一がそう回答したとき、日本人だけをみると「中国」がダントツ一位だったとか。日本に暮らす者の情報入手・解読のレベルを示す話と思います。
世界を自分のこととして眺める感覚はどうしたら養えるでしょうか。わかりませんが、まず、新聞の読み方から変えてみましょうか。国境にとらわれず国益ではなく人権を尊重する立場で読み解いていく努力をしなくては。大国の大統領が人権侵害の主張を公言する時代を、人権尊重が当たり前で少なくとも公然とそれを否定することはできない時代に戻すことが世界の課題になっているように思われます。すべての人の人権尊重なくして平和なし。

冬来たりなば 春遠からじ

170114_2040~01
冬来たりなば 春遠からじ。
今ベランダをのぞいたら、雪が降る夜なのに咲いていました、一昨年に海辺の路地からいただいてきたスミレが!(2017.1.14 PM9:00)


【沖縄写真展】
thumbnail_170107_1158~01
学生青年センター館長さんがすらすらっと書いてくださいました。

7日から15日まで開催されている沖縄写真展は、神戸学生センターからのお申し出で22日まで延長となりました。いただいた感想として、沖縄出身の方からはよく開催してくれました、実にうれしい、と言っていただき、311の原発事故を契機にいろいろ考えるようになって、今は辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動のアクションになるべく参加しているという方からは、これからも一緒にがんばりましょう、たくさんの人に見てほしい写真展です、という声が寄せられています。どんなものか見に来たという方も多く、ほかの地域での開催につながれば、と思います。KOBEピースiネットの有志も複数名、主催者の小谷さんのお気持ちに共鳴してお手伝いしています。毎日9時から22時まで入場可。スタッフは10時から17時までおります。小学生や高校生との出会いもあり、目覚ましいとはいえないかもしれないけれど、地道で大事な取り組みと感じます。

【沖縄写真展こぼれ話―伊丹自衛隊駐屯地への申し入れ行動】
スタッフとして協力しているメンバーはいろいろで、お互いの情報交換の場にもなっています。その中で詳しく教えていただいたことの一つが西宮の小学校で教師をしておられた梶原さんがもう10年以上も続けておられる、伊丹に駐屯する自衛隊への申し入れ行動。そこに参加している石川さんは写真のようなかわいい千代紙を使った折り紙の入れ物に自衛隊員ひとりひとりへの愛のメッセージを入れて届けておられます。「人を殺し殺されることになるような命令には従わないで」「平和憲法のもとでの任務なんだから戦闘行為をせよとの命令は拒否する権利がありますよ」「私はあなたの命を大切に思っています。」など。1月は100人分届けたいと、写真展会場でも折り紙をしておられ、周囲も引き込まれて手伝っていました。石川さんの呼びかけを紹介します。

thumbnail_170108_1059~01
きれいな千代紙で作ったメッセージの入れ物と石川さん

自衛隊員の命があぶない!
毎月 伊丹千僧駐屯地への申し入れ行動に参加してください。

戦争できる軍隊への総仕上げをたくらむ日本政府に多くの抗議を表しましょう。

「駆けつけ警護」任務を付与された自衛隊PKO部隊130人が陸上自衛隊11次隊の先発隊として2016年11月20日に青森から南スーダンに出発しました。
南スーダンでは大統領派と副大統領派が戦車や攻撃ヘリなど武力を行使しており、戦争状態です。....国際紛争の解決に武力は使わないという立派な憲法があるのに、自衛隊員は今、南スーダンで人を殺す覚悟、殺される覚悟を強いられています。..私たちはイラクへの自衛隊派遣の時から今月まで142回、自衛隊への申し入れを続けています。もう13年になります。毎回、自衛隊員は心待ちにしてくれています。申し入れの時に姿が見えなくても部屋か入口で聞いてくれています。私は、申し入れに参加しているのはわずか数人だけれど、多くの国民が声をあげていることを隊員ひとりひとりに知らせたくて、折り紙を折ってお手紙を届けました。笑顔で受け取っていただけました。私の叔父は学徒動員され、ソ連で戦死しました。祖父も祖母も母も父も 皆が悲しみました。今でも悲しいです。再び同じ思いをしないためにこれからも多くの人々の思いを自衛隊の人々に届けていきます。ご協力をお願いします。             2017年1月10日 石川豊子  

前から関心をもっていたアクションですが、直接お話を聞いて、本当に素晴らしい取り組みだと感じいり、次回はぜひ参加したいと思いました。月一回で1月は22日日曜の10時だそうです。自衛隊は違憲であっても隊員に罪はないし、その命が今のように軽んじられることは許しがたいことです。


【1月15日以降の平和をめざすアクション】  
1月18日 ピースキャンドル(歌声アクション) 18:45~ JR元町駅東口 南側
1月19日 憲法ひょうご 第16回セミナー
19:00~21:00 神戸市勤労会館 405&406 参加費 500円
講演「駆けつけ警護の危険性」 講師:泥 憲和さん(元自衛官)
1月21日、28日 「辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動」定例行動 
13:00~14:00 (トーク、三線演奏、パネル展示など)
1月22日 伊丹に駐屯する自衛隊への申し入れ行動 10時~
1月28日 「東北アジアの平和をつくる」連続学習会 第三回「制裁と対立からの脱却」13:30~16:30 神戸学生青年センター 会議室A
講師: 康 宗憲(カン・ジョンホン)さん 参加費1000円 学生・避難者 半額

冬来たりなば 春遠からじ。木々はもう春に咲かせる花の芽を準備していますね。
必ず季節が巡ってくるのはうれしいこと。私たちも今できる地道な取り組みを進めて春を呼び寄せたいものです。

草の根の張りめぐらせ方

青春の主張-2
塩屋のカメラマン、澤さんが八百屋のお仕事の合間に平磯公園で出会ったティーンズ。なんか幸先良いような。澤さんの許可を得て掲載しています。転載厳禁。

2017.1.1
今年初めてのブログ更新。それにふさわしい記事を、と考えて選んだのが西宮市民による「高江のオスプレイ着陸帯工事・オスプレイ配備に対する県との話合い」を求める請願の取組みのレポートです。この取り組みを企画し、中心になって推進したTさんに書いていただきました。

沖縄のことは、日本が抱える平和の課題の中でも最重要なものだと思いますが、まだまだ、強い関心をもつに至っていない人が多いように思われます。そういう「多数派」市民に対して精力的に働きかけを続けたTさんたちから多くのことを学べると思います。全国各地で関心が高まらない限り、沖縄県民を犠牲にして顧みない現状を変えることはできないでしょうから。
*******


【西宮の請願運動のレポート】
本土の私たちは、辺野古や高江の座り込み行動に参加するたびに元気をもらいます。
それは、目の前に迫ってくる敵を振り払わなければ、自分が壊されてしまう・・・という緊迫感と常に向き合っている現地の人の姿に奮い立たされるからでしょう。だけど、地元に帰ってくると、あまりの空気の違いに戸惑ってしまいます。これまでの私は、目の前に立ちはだかる無関心の壁に恐れをなして、身近な人たちに語りかけるのが精一杯でした。

しかし、7月22日の高江に対する政府の暴挙、それを伝えない本土のメディアにじっとしていられなくて高江に飛んで行き、そこで見たものは、私たちが机上で語り合っている「緊急事態条項」の姿であり、アベ政権の姿そのものでした。
7月、8月の高江行きは、私にとっては、いつもとは違う動きを起こさせました。高江を知らせよう、高江で起こっていることを一人でも多くの人に知ってもらおうという思いを、西宮という自治体で、地方自治・民主主義の問題として考えていくきっかけに繋げていこう・・・と。そして、今まで話したこともない西宮の人たちとの出会いが始まりました。市議会に政府に対する意見書提出を求める請願書を出そう、そのための署名活動をしようと話し合ったのが8月中旬でした。

街頭活動や署名活動にアレルギーを感じる人は多く、マイクで呼びかけても知らんふりをする人、チラシを渡そうとすると避けて通る人、そんな無関心(無関心を装っている?)な人たちに少しでも関心を持ってもらうこと、これが私たちの大きな課題です。
そこで、私たちは、週に1回、美しいヤンバルの森や辺野古の珊瑚礁の写真を駅前で展示し、道行く人たちに見てもらい、高江の現状を話しました。三線の音色に惹かれて近づいて来る人も多く、何よりも、写真を見ながらじっくり語り合う時間を持てたことは嬉しいことでした。
「対馬丸の生き残りです」と署名に駆け寄ってくれた人、「息子が沖縄の学校に勤めていて思い出がいっぱいです」と嬉しそうに話してくれたご夫婦、子ども達と一緒に話を熱心に聞いてくれた何組かの親子連れ、中国人の兄弟、イギリス人、スペイン人・・・。いろんな出会いがありました。
沢山の人たちの協力も得て、1713筆の署名を持って請願書の提出となりました。
請願書の内容は、何度か変更もしました。「新基地建設に対する県との話合いを」という請願から、最終的には「高江のオスプレイ着陸帯工事・オスプレイ配備に対する県との話合い」を求める請願にし、地方自治と自然環境に絞る形にしました。

12月13日の総務常任委員会では、質疑を含め1時間45分という予想外の長いやり取りで、少々疲れ気味になってしまい、1713名の方の思いを充分伝えられなかったのでは・・・というのが、私にとっては大きな反省でした。結局、常任委員会は、委員長と副委員長を除く6名の委員のうち、共産党と無所属議員の2人が賛成、1人退席、3人反対という結果に終わりました。
そして、19日の本会議では、40人中12人賛成、26人反対、2人退席という結果になりましたが、私たちにとっては、5人の議員が熱く賛成討論をしてくれたということが何よりの喜びでした。
振り返れば、請願書提出を決めた時から、市民へのアピールと同時に、議会のロビー活動にも力を注いできました。高江のことを一人でも多くの人に知ってもらおう、市政を預かる議員には沖縄のことを通して地方自治の大切さを訴えていこう・・・と、何度も議会に足を運びました。そっぽを向くであろう保守系会派を含め、全ての会派への丁寧な説明をしてきたことは、4名の議員が紹介議員になってくれたこと、本会議において、思いもかけない議員が賛成討論をしてくれたことに繋がったのではないかと、常任委員会の後、少々落ち込んでいた私も元気を取り戻すことが出来ました。
それにしても、12月13日の夜、名護市にオスプレイが墜落したという事実があったにも関わらず、19日の本会議で反対をした議員とは何なんだろうと首を傾げます。ここ西宮市でも会派の決定には逆らえず、個人の考えを表明できない議員の姿を見ました。これまで地方議会には殆ど関心を持っていなかった私にとっては、西宮市議会の体質も垣間見、改めて地方議会に目を向けることの大切さを実感しました。

この4ヶ月の私たちの動きで得たものを、これからどのように生かしていくのか・・・それは大きな課題です。駅前で話した人たちとの出会いを忘れず、ゆるやかに灯した火を、ゆるやかに灯し続けたいと思います。

*******
自分が感じたことを大切に、工夫して、地道な取り組みを仲間と進める。すぐに理想的な結果が出なくても、その取り組みを続ける。そんなTさん達の姿に、心からの敬意と連帯感を抱きます。

そもそも、地方自治が憲法でうたわれているのは、地方が国の戦争に動員され、抵抗もできなかった時代への反省があったからこそ。住民自治が民主主義の原理として当然というだけでなく、戦争への歯止めとしても地方自治は大切なものです。神戸では過去に二度「辺野古の新基地建設強行」をしないよう求める意見書採択について請願・陳情が行われました。再度挑戦しなくては。そして結果を求めるだけでなく、そのプロセスで神戸市民の沖縄問題への関心を掘り起こすような取り組みをしなくては、とTさんのレポートを読ませていただいて、あらためて思います。

2016年のKOBEピースiネットの平和への取組みは、戦争法廃止署名を集めることから始まり、神戸の市民運動では初めてという1000人規模の堤未果講演会「戦争はつくられている?!」の取組み、神戸を拠点とする企業に対する「死の商人にならないで!」要請行動、参議院選挙での戦争法廃止を求める候補の応援、「中国・朝鮮脅威論に答える!」連続学習会、と休みなく続けられました。その中で、最大の課題として私たちが強く意識するようになったことがあります。強い関心をもってこの国が戦争できる国から戦争する国になっていこうとする動きを見つめている人たちと、不安に思ってはいても自分が何かしなくては、とまでは思わない人たちや無関心な人たちの間にある深い溝をどうするのか、ということ。ひとりでもできることもあれば、数人でできることもあります。もっと大きな取り組みもあります。今年は、草の根の張りめぐらせ方に工夫をこらす年にしたいなあと思います。読者の皆さまからもヒントになる取り組みを紹介していただければ幸いです。情報交換がメーリングリストなどで活発に行われています。今年はうねりの起こし方についての知恵の交換も活発になりますように!


【1月の平和へのアクション】

★「巡回写真展 沖縄の今! 山原(やんばる)の森と辺野古の海」
ミニDSC_1871
メンバーのMさんが高江現地行動に参加した折にヤンバルクイナにも会いに行って撮影。

1月7日~15日  毎日9時~22時 @神戸学生青年センター 無料
   自然が好き、沖縄が好き、政治は苦手、というお友だちに紹介してください!
   きっと今の沖縄のことを考えるきっかけになるでしょう。
   そんな写真展、主催してみようかな、という方、のぞいてください!
 主催:沖縄に想いを馳せる会 
 共催:神戸学生青年センター、高作先生と学ぶ会

★「辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動」土曜定例アクション
1月7、14、21、28日 13時~14時 三宮マルイ前
 主催:辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動

★ ピースキャンドル(平和の歌声アクション)

1126chirashi015.jpg

1月18日 18:45~19:45頃 @JR元町駅 東口 南側
 主催:ピースキャンドルこうべ

★ ピース・セミナー
1月19日 19時~21時 @ 勤労会館 405&406
講演「駆けつけ警護の危険性」講師:泥憲和さん 参加費:500円

★ 「東北アジアの平和をつくる-中国・朝鮮脅威論に答える!」連続学習会
第三回「日朝関係-制裁と対立からの脱却」
1月28日 13:30~16:30 @神戸学生青年センター 会議室A 参加費1000円
(学生・避難者半額) 講師:康宗憲さん (朝鮮編のまとめの回になります。)
主催:KOBEピースiネット

皆さま。2017年もよろしくお願いいたします。焦らずあきらめず声をかけあって歩んでいきましょう。

| ホーム |


 ホーム