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沖縄に学び、ここで取り組む

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桜が満開になったと思ったら散っていき、もうハナミズキが満開

【4.23辺野古新基地はゼッタイとめる兵庫県集会】
憲法こわすな!いのちとくらし!市民デモHYOGO主催で23日に行われた集会は200人の参加者で盛会でした。安倍政権の無法なやり口が押し通されている中、沖縄はどうなっていくのか、兵庫の地で何をすれば有効な連帯になるのか、知りたい、沖縄の声を聴きたいという仲間が安次富浩さんのお話しを聴きにあちこちから集合。毎週三ノ宮マルイ前でアピール行動に取り組んでいる「辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動」のIさんは、「これまでばらばらに取り組んでいた県内のいろんなグループが合流した」と喜んでおられました。

安次富さんのお話は、オール沖縄の闘いの前史-名護の住民投票と市長選-のあたりから始まり、それが今に続く闘いの土台になっていることをくっきりと示されました。
私たちは、大変なことが起こるたびに不安になったり落胆したり途方にくれたりしがちですが、沖縄はあきらめない闘いをずっと続けてきたんだ、それが沖縄の闘いだ、と強調しておられました。いっとき後退を強いられたように見えてもそのままでは終わらない、山や海が壊されかけても、元に戻るまでねばる、それが沖縄だ、と。
切実なよびかけもいただいきました。沖縄連帯を本気でいうなら、それぞれの地元で闘ってほしい、地元を変える、地元から政治を変える闘いを全国で取り組まないなら、沖縄は勝利できない、と。詳しくはIWJさんの動画を視聴してください。

安次富浩さんのお話し(約1時間)のIWJ中継動画はこちら

ここをクリック
安次富さんのお話し

質疑応答のあと「沖縄現地行動基金」のサポートで沖縄へ行った中学生のアピールを始めいろいろなグループからのアピールがあり、兵庫での沖縄連帯の取組みはこれからもっと大きくなるはず、これからこそ本格化するはず、と思えた集会でした。

【集会後のデモ】
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デモは150人ぐらいの参加でした。市民デモHYOGOのシンボルカラー、グリーンのものを身につけた参加者が増えました。元町商店街にリズムにのった元気なコールが響きました。
「辺野古の新基地建設反対!」
「日本のどこにも基地いらない!」
「戦争嫌だ 平和が一番 武力で平和は守れない!」
「9条壊すな 憲法守ろう!」
「共謀罪は自由を奪う!」
「共謀罪はゼッタイにダメ!」
「高浜原発再稼働させない!」
「すべての原発今すぐ廃炉!」

●今日の朝日新聞一面
トップ見出しに「辺野古 きょう着工 政府埋め立て開始へ」とあります。ここでいう「着工」は先週始めるはずだった「埋め立て区域の外枠づくり」のことです。土砂の搬入が始まるわけではありません。これからも翁長知事の埋め立て承認撤回や県民集会を始め、あらゆる合法的方法による抵抗が続きます。「沖縄はあきらめない」(安次富さん)。あきらめるということは沖縄県民への差別、治外法権状態、人権侵害の現状維持を受け入れるということです。沖縄を、日本をどうしたいのか、私たちもしっかりしたビジョンを胸に自分の居場所であきらめない取り組みをしていかなくては。
上の記事の中では沖縄の埋め立て反対、埋め立て不当とする世論が変わらず6割を超えていることも伝えています。


【デモが解散してもなおスタンディング】
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前回の記事で書いたように、シリアに対する米軍のミサイル攻撃や朝鮮に対する軍事的威嚇に抗議するスタンディングも行われました。KOBEピースiネットのメンバーばかりでなく、趣旨に賛同してくださったデモ参加者有志によるスタンディングとなりました。
武力で平和はつくれない!
これからも、人数にかかわらずタイムリーにアピールできる方法としてスタンディングに取り組みます。どなたでも気軽にご参加ください。黙ってバナーやメッセージカードを掲げるだけの静かなアクションです。


【同じ頃「未来のための歴史パネル展」も盛況】
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22日と23日、南京大虐殺や従軍「慰安婦」制度など、あったことをなかったことにしようとする動きに対抗して、「真実はここにー未来のための歴史パネル展」が開かれました。前回を大きく上回る180人ほどの来場があり、「慰安婦」制度の犠牲者への聞き取りに基づく映画「鬼郷」も上映されました。来場した高校生の感想を紹介します。平和の構築に必要なのはこういう学びだと思うので。
「日本は第二次世界大戦でたくさんの人が無くなり被害にあった国という風に思っていたけれど、日本もたくさんの人を殺し、残虐な事をしていたんだという事を知る事が出来ました。ニュースなど報道番組では知れない事実を知れました。有難うございました」


【これからのアクション】
4月29日 いわゆる共謀罪法案に反対する街頭パレード(兵庫県弁護士会主催)
      13:00~ 東遊園地集合  三宮センター街までデモ
5月20日 共謀罪はいらない!5.20兵庫県集会(市民デモHYOGO主催)
      14:00~ 神戸市勤労会館 403、404 参加費500円
5月28日 「東北アジアの平和をつくる」連続学習会第五回「領土問題と日中関係」
13:30~ 兵庫県勤労市民センター講習室 (JR兵庫駅北側徒歩1分)
参加費:1000円 (学生・避難者無料)
講師は前回に続き 矢吹晋さんです。軍備増強を支持させるための中国脅威論を事実関係に基づいて批判できるようしっかり学びましょう。
★ひとりでもできること:第8期沖縄意見広告への賛同 個人1口1000円以上
            振込口座:00920-3-281870 (6月4日に新聞掲載)
趣旨:1.普天間基地の即時閉鎖・返還/辺野古新基地建設の断念/
      海兵隊の撤退を求める
    2.オスプレイの沖縄配備の即時撤回と全国での低空飛行訓練の中止を求める
    3.日米安保条約をやめ、軍事力によらない平和を構築する


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トランプ政権、シリアを攻撃

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神戸で平和と人権擁護のために動いている仲間が出版したご本を読みました!
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学生青年センターの飛田雄一さんの「旅行作家な気分-コリア・中国から中央アジアへの旅」と市川英恵さんの「被災者のニーズと居住の権利」。ともに、消化しやすく滋養豊かなご本です。

【4月7日の米軍によるシリアへのミサイル攻撃を巡るいろんな人・機関のコメント】
「化学兵器の使用は許せない!攻撃は化学兵器の拡散防止と米国の自衛のためだ」-シリアへの空爆を命令したトランプ大統領
「トランプ大統領の決定を全面的に支持する。メッセージがイランや北朝鮮にも届くことを望む」-イスラエル首相府
「トランプ大統領の強いコミットメントを高く評価する」-安倍首相
「シリア軍は化学兵器を使っていない。」「有志連合がISの拠点を攻撃したあと有毒ガスが流出し多数の犠牲者が出た」-アサド政権軍、シリア国営放送
「シリア軍が反体制派の倉庫を爆撃し、毒ガスが流出した」、「シリアに化学兵器はない。大量破壊兵器はなかったのにあると言って爆撃を始めたイラク戦争と同じ過ちだ」-ロシア政府、プーチン大統領
「2014年にシリアが保有していた化学兵器は98%廃棄処分したはず」-朝日報道
「シリアが化学兵器を使用したことを示す証拠は明らかにされていない。証拠のない化学兵器使用を理由にシリアを攻撃することを自衛のためとして正当化するのは難しい」、「シリアに必要なのは戦闘の拡大ではない。アサド政権と反体制派の和平協議を進展させることだ」-朝日論評、社説
「平和的な方法で問題を解決すべきだ」-12日のトランプとの電話協議で中国の習国家主席が発言
「国際法違反だ。化学兵器が使用されたのか疑問が残る中での米国による報復はテロリストを利するだけで状況を悪化させ、複雑にする」-イラン外務省報道官
「武力行使は、国連憲章51条の自衛権の行使か、安保理の承認がある場合のみ合法だ」、パウエル氏がイラクに大量破壊兵器があると語っている写真を示して「これを覚えておかねばならない」-国連安保理緊急会合でボリビア代表
「国際法との整合性で疑問視される」-同上、スウェーデン代表
「誰が悪いにせよ、そんなことより、まず空爆をやめてほしい」-家族をシリアにおいて神戸で働いているシリア人(米軍による攻撃の翌日に放映されたNHKの「NHK神戸」取材に応えて)
「人道的介入が許されるかどうかの議論の入り口にすら至ることがない、これ見よがしの誇示に近い。シリアの人道的な危機が本当によくなるかという効果の面でも非常に疑わしい」-国際法と人道的介入の研究を専門とする最上敏樹さん(早稲田大学教授)
「シリアへの攻撃は(米国への憎悪を募らせるので)テロリストを喜ばせるだけ」-シリア、ダマスカス市民
「米国はイラクで犯した過ちをシリアで繰り返している。米国は過去から学ばない愚かな国だ」-シリア訪問中のイラク人
「シリアの科学兵器が米国の脅威になるわけではないのに、合法性を十分検討することなく攻撃に踏み切ったのは、シリア問題に米国が大きな影響力を行使できるとロシアに示すため。また国内支持率低下(大統領選を有利にするためロシアと癒着したとの疑惑を受け、FBIが捜査していることが背景にある)が攻撃に踏み切らせた可能性もある。戦争ほど世論の支持を押し上げられるものはない」-中東研究所ランダ・スリム氏
「米中首脳会談の最中にシリアで過激な行動に出ることによって、朝鮮半島でも単独で思い切った行動をとることができるとアピールし、中国に圧力をかけようとした」-朝日論評


●いろいろなコメントからいろいろな推測が可能です。
●推測でなく確実なこともあります。それは、人が住んでいる地域を空爆することは誰にどんな理由(名目)があっても、決して許されないということ。化学兵器がどこかに残っているとしても空爆で無害化することはできないし、犠牲者はさらに増え、米国への憎悪も増大するに違いありません。

世界的に大きな抗議行動が起こっているとの報道はありませんが、人々が何もしていないわけではありません。
西宮では12日にKOBEピースiネットのメンバーを含む有志が米軍のシリア攻撃とそれを支持した安倍政権に対する抗議のスタンディングをしました。
大阪でも10日にアメリカ領事館前で抗議行動が行われたそうです。
東京では「シリアの人たちをもうこれ以上苦しめないでください!―シリアに平和を!空軍もミサイルもいらない! 宗教者・市民緊急行動」(主催:平和をつくり出す宗教者ネット)が衆議院第二議員会館で抗議集会を開きました。参加団体のYWCAは内閣府に米軍の攻撃と安倍首相の支持発言に対する抗議声明を届けました。↓
YWCAの声明書 ↓
   http://www.ywca.or.jp/news/2017/0411news.html

昨夜のKOBEピースiネットの臨時会合では、抗議の意思表示を神戸でもしたい、ということで、4・23の市民デモHYOGO主催「辺野古の基地はゼッタイ止める!」デモの後、解散地点で抗議のスタンディングを行おうという提案があり、その実現に向けて動き出しています。


【当面のアクション】
4月16日(日)伊丹自衛隊駐屯地への申し入れ行動 自衛隊員に平和を求める歌声も届けます。
4月19日(水)毎月第三水曜定例のピースキャンドル(平和の街頭歌声アクション) @JR元町東口南側にて18:45~約1時間

4月23日 辺野古の新基地ゼッタイ止める!兵庫集会(市民デモHYOGO主催)
14:00~16:00 集会@あすてっぷKOBE(神戸市男女共同参画センター)
沖縄からの訴え 安次富(あしとみ)浩さん(ヘリ基地反対協・共同代表、辺野古テント)
16:15~17:00 元町大丸までデモ シンボルカラーはグリーン!


たとえばこんな風に、グリーンのものを身につけて参加しましょう!
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4月23日 上記辺野古新基地建設にNOというデモのあと、解散地点で、米軍シリア攻撃と安倍首相の支持発言に強く抗議するスタンディング
「武力で平和はつくれない!」「米軍シリア攻撃に抗議します」「米国の武力行使を支持する安倍首相に抗議します」などのバナーやメッセージカードをもって行きましょう。


【参考-4月12日付け反戦イラク帰還兵の会(IVAW)の声明】
米国の良心として闘い続ける反戦イラク帰還兵の会が次のような声明を出しています。
「反戦イラク帰還兵の会(IVAW)は6日前にトランプ政権が行ったシリア空軍基地への攻撃をはっきりと非難する。過去16年間絶え間なく続けられ拡大してきた戦争にかかわった帰還兵である私たちは、米国の軍事介入が海外での紛争を悪化させ、紛争を武力紛争へ変えてしまうこと、そして最大の代償を払わされるのは占領された地域に暮らす普通の人々だということを熟知している。さらに、米国の軍事力がシリアで行使されたのはこれが初めてではなく、すでにオバマ政権とトランプ政権のもとで投下された爆弾で命を奪われた人は千人を超えている。
中略
また私たちは、オバマ政権と同じくトランプ政権もまた、軍事産業と深くかかわっており、米国の戦争を拡大することによって政権と企業がともに利益を増大させていることを知っている。このことはトランプ政権の常軌を逸した危険な外交政策と天文学的な-540億ドルの-軍事予算の増大にも表れている。シリアでの暴力から利益を得るのはグローバルな兵器商人、兵器メーカー、防衛関係の下請け業者であり、彼らは軍事力展開のたび、爆撃のたびに利潤を得ている。
トランプ政権は今回の攻撃を人道的見地から行ったと言うが、内政と対外政策が示すものはそうではなく、恐怖を利用して権力を固める手段としてイスラム憎悪、移民排斥の感情を煽っている。人道的でありたいのなら、まず移民拒否の政策を変更し、ムスレムの国々からの移民やシリアからの難民を大勢受け入れることから始めればよい。
私たちは、民間人に対する化学兵器の使用については、国連の兵器検査官らによる独立した調査を求める。また、シリアにおける暴力を停止させるための協議を国際的な取組みとして進めることを求める。先週イラクのモスルで何百人もの命を奪った攻撃からイエメンで続行されている攻撃に至るまで、米国の軍事作戦は政治的不安定さを増大させ、人々が生きのびるための機会を奪っている。米国が、いわゆる「対テロ戦争」開始以降、イラク、イエメン、アフガニスタン、パキスタン、ソマリア、そのほか数えきれない国々で犯した戦争犯罪に対する責任をとることを求める。 ...」
原文は ↓

   反戦イラク帰還兵の会声明

妖怪は私たちの心に?

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今年15歳になりますが、好奇心は衰えていません。好きな番組は「ダーウィンが来た!」。
          
【東北アジアの平和をつくる連続講座】
3月26日(日)に第四回「21世紀の中国は何を考えているのか」を開催しました。参加者は33名。ある参加者からは、こんなに充実した講演会なのだから、もっと広報に力を入れてほしい、とのご要望をいただきました。

内容は、中国関係の事実と認識を巡る歴史から日本政府がそれらを踏まえずに展開している外交・国内向け宣伝の問題性の指摘まで多岐にわたり、随所に毒舌が混じり..知的刺激と痛快さに満ちた90分でした。ちょっとまとめきれませんが、私たちがこのテーマで講演をお願いした趣旨に照らしてとりわけ重要と思われる項目のみおさらいしてみましょう。

(1) 中国脅威論の歴史
矢吹さんは中国脅威論に関して「幽霊や妖怪は日本人の心に住む」という認識を示されました。中国自体が脅威をはらんでいるというよりは、私たち日本人の心に蔑視、差別意識、不信感が巣くっていて、その土壌で中国の躍進を眺めるときにそれを脅威と感じる、ということ。

黄禍論というものが広がった時代がありました。黄色人種が禍をもたらすという。それは1800年代の終わりに発生し、中国の義和団の乱以降広く使われるようになりました。清朝末期の1900年、中国の分割支配をたくらむ列強に対して義和団が決死の武装抵抗を行いました。侵入して利権をあさっていた国々が抵抗勢力を禍といい脅威というのはまことに自分本位であり、植民地主義を正当化する分脈で生まれた表現です。
日本はこのとき列強に味方しましたが、欧米では日本人も含めて黄色人種を排斥・差別するとき黄禍(Yellow Peril)という語句が使われ、戦時中のアメリカにおける日系人排斥の際もこのフレーズが使われました。
中国を脅威とする認識はこのような黄禍論に始まり、その後、中国の人口―食糧問題、元の切り上げ・切り下げ問題など、ことあるごとに取りざたされてきました。
この20年間、中国は飛躍的に経済力をつけ、世界の中での存在感が増してきています。一方、日本は相対的に地位が下がってきており、経済成長がおもわしくないことも自信喪失をもたらしています。

かつては低く見ていた中国の躍進を、自信喪失という心境で目にするとき、事実の確認なき脅威論が台頭する...というご指摘だったと思います。相手を弱いと見ていたときは蔑視し、強いと見えてくると脅威を感じる。どちらにしても相互尊重の精神、対等互恵の精神ではないわけです。

「幽霊や妖怪は日本人の心に住む」という表現は衝撃的でした。「21世紀の中国は何を考えているのか」という、私たちが設定したテーマ自体に、日本人がわれ知らず受け継いでしまっている意識があらわれていると指摘されているようにも感じられました。だって、「フランスは何を考えているのか」「ドイツは何を考えているのか」という問いは思いつきません。中国に対する不信感を受け継いでいるからだと矢吹さんは言葉にはされなかったけれど、そんな気がします。

(2) 中国の躍進とは
この25年間の変化をグラフで確認するとそのめざましさに驚きます。米国のコンピュータ輸入を見ると日中の重みが完全に逆転しています。

逆転



また、世界の中での経済大国としての中国の現状も数字でわかります。
2015年の統計でみると、米国、EU、ASEAN、日本、のいずれも対中貿易は赤字になっています。
たとえば米国は1918億ドルの赤字、中国は全体で5904億ドルの黒字です。
米国も世界もいまや中国を無視して経済を語ることはできないのです。

逆に中国から見ると、どの国も対中貿易で赤字になっていることが、中国が全方位外交を進めるべき理由となっています。貿易摩擦が簡単に全般的摩擦とならないように外交においても注意深くかじ取りを進めていかなければならないわけです。

(3) 現在の中国の経済・外交政策
(2)の経済的要因を背景として全方位外交を行っています。中国を敵視しているかに見えるトランプ大統領にも穏やかなメッセージを送りました。経済政策としては、アジアインフラ投資銀行を開設。(注:EU加盟国も含めて加入を促しています。米国と日本はこれにそっぽを向いていますが、すでに70カ国が参加しています。イギリス、フランス、ドイツ、ロシアなども参加しています)またユーラシア地域でのインフラ投資の推進とも関連して一帯一路構想が打ち出されています。


一帯一路構想とは:
習近平国家主席が2014年にアジアから欧州にかけての経済発展を促す目的で提唱したプラン。
One road one belt

想定されている経済圏の規模:人口44億人、26の国・地域、GNP21兆ドル

(4) 軍備増強政策を捨てられない理由
新聞報道からも中国が軍備の近代化をはかっていることや南西諸島で軍事的インフラ整備を活発化していることがうかがえます。それは何のためか、という質問がありました。
矢吹さんは時間があまり残っていなかったこともあり、短く「歴史的トラウマ」という言葉で説明されました。軍事大国に侵略されてきた歴史の記憶がある、と。

(参考:3月21日付け朝日報道によると、中国軍の内部誌で「(現在の)米軍には南シナ海で軍事衝突や戦争を起こす力量と意図はない」「軍事危機が発生する可能性はあるが、当面は本格的な軍事衝突や戦争には発展しない」と結論づけた、としています。また「こちらから第一発を撃ってはならない」と強調していることも紹介されています。尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡っては「日本の対応を利用して周辺のパトロールを常態化させた」と認識し、危機にうまく対応した例としているそうです。)

軍事のことはよくわかりませんが、大きな絵の中で物事を考えないとおかしなことになりそうです。

(5) メディアと政府の記録管理の問題
この問題については日本の全国紙などの記者が自分で重要な公文書にあたらず、政府発表を受け売りしていることを厳しく批判。そして政府については情報公開法ができてからさらにおかしくなっていて、都合の悪いものを捨ててしまう傾向が出てきているとも指摘。米国は政策がどうあれ、記録はしっかりしているので研究者が請求して生の情報にあたることができるとも。

長くなりすぎるので連続講座第四回の報告、今日はこの辺で。次回は5月28日、13:30~。「領土問題と日中関係」です。同じく矢吹さんにお話しいただきます。場所は兵庫勤労市民センター。


【武器輸出と軍学共同の問題】
KOBEピースiネットは昨年から地元の企業に武器輸出をしないよう働きかけるアクションに取り組んできました。一連の取組みは武器輸出反対ネットワークの取組みに応えたものでもありました。その代表の杉原浩司さんの発信を感謝とともに紹介させていただきます。

杉原浩司さんの記事
   
杉原さんのブログ

武器輸出三原則撤廃から丸3年となる4月1日、武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)としての声明を発表    
NAJAT声明

【イベント案内】
毎週の定例アクション
木曜 午後3時~4時半 三宮マルイ前 街頭宣伝行動
   主催: 安保法制に反対する市民の集いと市民デモHYOGO
土曜 午後1時~2時  三宮マルイ前 街頭宣伝行動
   主催:辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動

第三水曜 ピースキャンドル(街角平和の歌声アクション)元町東口南側6:45~

4月23日 辺野古の新基地ゼッタイ止める!4.23兵庫集会 前売り500円 当日700円
      あすてっぷ KOBE 14:00~16:00 
主催:こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO
沖縄から安次富(あしとみ)さんをお招きし「辺野古のいま、これから」を話していただきます。
その後、元町、大丸前までデモ。シンボルカラーはグリーンです。何かグリーンのものを身につけて参加しましょう。

4月16日 自衛隊伊丹駐屯地への要請行動 「戦争しない日本がいいね!」などのコールや歌を隊員に届け、海外派兵をしないことを求める要請書を届けます。10時門前集合。

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