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じわじわ、もごもご

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「塩屋のくらし写真展」会場のTRUNK DESIGNから下を見たら、塩屋谷側の上を泳ぐ鯉のぼりが。豆腐屋の田中さんが中心になって毎年塩屋の子どもたちのために飾ってくれます。

【憲法についての世論調査】
憲法記念日を前後してずいぶんいろんな結果が出ましたね~。
TBS系のテレビ番組では
「憲法を変えるべきだ」と「変えるべきではない」はともに40%台で拮抗している。でも2年前より、「変えるべきじゃない」が10%ポイントぐらい増えた。特に自民党支持者の中で増えた」と報道し、選挙のときに改憲をアピールしないで景気をよくするアピールで支持されたから、という分析を出していました。
新聞社の世論調査の場合、設問によって改憲賛成が増えたり反対が増えたりする傾向もあるようです。
いずれにせよ、現行憲法の価値を認めている側が挑戦を受けていることは事実です。「市民の6割以上が、改憲論議は深まっていないと感じている」(NHK)今、これをチャンスととらえて憲法の価値、暗黒の時代を生き延びた先人たちの思いを日本中のすべての地域のすみずみで再確認していけたら、と思います。戦争をしない国、国民の権利を政府が侵害することは許されていない国、ひとりひとりが大切にされ、他者の人権侵害をしないかぎりあらゆる自由と幸せになる権利を主張できる国...現行憲法はそういう国を実現する可能性を保障していますから。素敵な有意義な憲法テーマのイベントがあちこちであったようです。参考にしながら、今度は自分の町で!


【戦争法―その肝は】
5月2日の新聞報道でまた一つ安保関連法(戦争法)の一部が実施されたと知りました。
房総沖で海上自衛隊の護衛艦いずもを出動させて、米韓防護の訓練を初めて実施したのです。

この記事を読みながら家族で次のような話をしました。
「戦争法を最初に適用するのは南スーダンでのPKOだろうっていうのはその通りだったね」
「それはわかりやすかったし」
「ほんまにやりたいのはこっちだったんだ。何しろ自衛隊の参戦機会をなんとか作り出したいわけで。」
「南スーダンの次は?って考えてなかったわ。...それにしても米艦防護っておかしいね。米軍が自分で防衛できない状況で、自衛隊にできることがあるはずがない」
「そうや。平時から防護(米軍に近づいてくる不審な艦船などに対して武器を使用できる)、というところにうまみがあるんやろ。米政権が朝鮮半島有事を作り出したりすれば自衛隊は自動的に参戦することになる」
「これをやりたくてトランプの煽りたてに積極的に協力してたのか。朝鮮が挑発している、という宣伝を浸透させたら、日米軍事一体化の促進も受け入れさせやすいというので」

政府の第一の重要な仕事はどの国とも武力紛争などに陥らないようにすることだと思ってきたので、なんと無策な、なんと外交下手な、と見えていましたが、そうじゃないようです。
長期的プランもあれば急場の策もあり、もう一度戦争できる国、権力者が国民を自由に動かせる国、戦争で経済を「活性化」する国にしようと一心不乱なのです。

最近沖縄に行った友人からも、南西諸島の自衛隊強化はすごい勢いで進んでいて、辺野古に注意を引きつけておくのも手だったか?と思えるほど、と聞きました。


でも、世論調査に戻りますが、朝日の報道では「平和憲法を誇りに思う」人は8割を超えているとか。私たちの国が本当に平和構築をリードできるようになる日まで、沖縄に学び、しつこく、じわじわ、もごもご、柔らかく、楽しく、ときには一息入れながら進みましょう。

…これを書いているpeace14、一息入れるためではないけど、いや?そのためかな?しばらくネット環境から離れます。次回更新は10日以上先になります。皆さま、ごきげんよう!

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武力で平和はつくれないー戦争扇動にのらない

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「あしたは高野山に行くのよ」とマルイ前アクション仲間から聞いた翌日(28日)、むずむずしてきて近所で山歩き。須磨浦山上遊園でお弁当をいただきました。新緑と花々に囲まれ、海を見ながら。早や、藤の花が満開。

【戦争を扇動して得をする人たちがいる】
相変らず朝鮮のミサイル実験を針小棒大に伝え、電車まで止めたという。これを知って韓国では「日本は大げさ!」とあきれているそうです。そうやって煽ることが誰の利益になるのか。「死の商人」が儲かるようにしよう、軍事費増大に支持をとりつけよう、という利権のための宣伝は大きい声で批判しておく必要があります。KOBEピースiネットとしての声明を掲載します。周りの人びととも話し合いましょう。

戦争扇動反対a

【世界を危険にしているアメリカ】
「平和は力でつくるもの」―これは来日した米国のペンス副大統領が4月18日の安倍首相との会談で述べた発言です。力とは武力のことです。これが、シリアへのミサイル攻撃や朝鮮人民民主主義共和国(以下「共和国」)への威嚇を貫く米政権の信念なのでしょう。
イラク戦争以降、世界はかつてなく危険で人の命が軽んじられる、生きることがむずかしい場所になっています。外交的に解決できる問題や国際的な警察力で対応すべき問題に、無差別爆撃などの武力行使で対応する。軍事大国アメリカのこのやり方によってイラク、アフガニスタン、リビア、シリアは破壊され、難民が何百万人も作り出されてきました。特定の勢力を「ならず者」「対話不可能で何をするかわからない相手」として悪魔化し、そういう相手には何をしても許される、というのです。ペンス副大統領は共和国の核開発を断念させるためには「すべてのオプションがテーブルの上にある」とも言っています。アメリカに従わせるためには戦争になってもいい、という姿勢です。


【朝鮮はなぜ核・ミサイル開発にこだわるのか?】
そもそも朝鮮が核やミサイルの開発にこだわるのはなぜでしょうか?朝鮮政府の認識は以下の報道を見れば明らかです。「イラク、リビア事態は、米国の核先制攻撃の脅威を恒常的に受けている国が強力な戦争抑止力を持たなければ、米国の国家テロの犠牲、被害者になるという深刻な教訓を与えている」(2013/12/2労働新聞―朝鮮労働党の機関紙) そして3月1日に始まった米韓軍事演習には、ステルス戦闘機や強襲揚陸艦も参加し、金正恩氏の「斬首作戦」と表現される演習も行われています。米政権がこのような圧迫を続ける限り、朝鮮は核やミサイルの開発を続けるでしょう。金正恩国家主席は、先制攻撃をすることはない、と明言しています(4月11日付け「労働新聞」より)。トランプ大統領は先制攻撃もありと言い、安倍首相はその姿勢を高く評価すると言う。どちらの陣営が平和の敵であるかは明らかです。

【米政府が朝鮮の体制を転覆しない約束をすることが解決策】
実際にアメリカが朝鮮に対して武力を発動した場合、最初に報復を浴びて犠牲になるのは沖縄など米軍基地周辺の住民です。安倍首相は、国民を守るというならば米政権に攻撃を思いとどまるよう説得するべきです。しかし現実には、軍事的圧力で屈服させるトランプ政権の政策を称賛し、朝鮮の悪魔化に努めています。さらに自民党は、弾道ミサイル迎撃のための新規ミサイルの導入と敵基地反撃能力を持つよう安倍首相に提言しました。しかし朝鮮のミサイルをすべて迎撃するなど不可能です。そもそも現行のミサイル防衛システム(MD)を2003年に導入をする際、自衛隊の制服組は軍事的合理性や費用対効果の面から導入に反対したと言われています。安倍首相が米政府に対して、朝鮮との対話に乗り出し、朝鮮の体制を転覆しない約束をすることで朝鮮に核ミサイル開発の中止を求めるよう進言することが、もっとも現実的な打開策です。

  武力で平和はつくれない!対話で東北アジアの平和をつくろう!
オリーブの枝

【KOBEピースiネットの次のイベント】
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5月28日(日)兵庫勤労市民センターにて。13:30~
JR兵庫駅北側 歩道橋渡る(駅から見える大きな標示があります)。
矢吹さんには横浜からお越しいただきます。数少ないアジア・中国経済・政治専門家。
貴重な機会です。危機煽りの手段にされている中国との「領土問題」。私たちは理性と知識で武装しましょう。

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