米国人の多くは共和国についてほとんど何も知りません。The New York Times紙が報じた最近の調査では、アジアの地図で共和国の位置を正しく示すことができた人はわずか36%ほどでした。人々があるテーマについてそのような限られた知識しかもっていないときには、メディアの報じ方が世論形成に重大な影響を与えます。米国と共和国の関係がもっと平和的なものになってほしいと考えるなら、これは問題です。 というのは、メディアは全体像を提供していないからです。私たちは共和国についての米国メディアの報道を追跡してきました。ニュース記事の4分の3以上が共和国を脅威として描いていました。建設的に報道するニュース記事や共和国との交渉の必要性を認識している記事は2%だけでした。同じような驚くべき報道が、時には漫画的でさえある報道がニュースの中で何度も繰り返されているなら、私たちは決定的に重要な文脈を失っているのであり、前向きの変化は不可能だという感じが漂い始めかねません。 AFSCはコリア(現在の韓国・共和国から成るエリア)で過去65年間活動してきましたが、議会と世論が平和的交渉を支持するなら、前向きな変化は可能だと確信しています。交渉への支持を盛り上げるために、より正確で、煽情的でない共和国報道が必要です。そこで、共和国に関するニュースに接した場合、次の三つのことを問わねばなりません。