アメリカの差別と憎悪煽動へのレジスタンス。前は戦場で銃を持たされていた若者らが、市民とともに立ち上がるため、反戦イラク帰還兵の会(IVAW)主催の非暴力市民的不服従ワークショップで学んでいる(IVAW 9.27ニュースレターより)。 THE UNITY IN COMMUNITY BUILDS TRUE SECURITY (差別と憎悪をなくして)人々が連帯するとき、真の安全保障が築かれる Drop the MIC 軍産複合体をつぶせ DemilitaRISE 非武装化をめざして立ち上がれ
【人権問題と平和】 トランプ大統領は「朝鮮=最大の脅威、ならず者」との印象を強めたいために朝鮮国内での人権侵害にも言及。人権問題は実際あるのだろう(推定)。しかし、Brave New Films(Greenwald主宰のドキュメンタリ製作集団)は米国の統治システムによる国内の人権侵害を日々告発し続けている。移民や移民の子どもたちへの迫害や警官が黒人市民を簡単に射殺する事件がいくつかあったし報道されもした。ほかにも、夜中に赤ちゃんの紙おむつを買いに出ただけで不審人物とされて拘留され、返金されない保釈金(200万円ぐらい)を払うのにローンを組まなくてはならず、貧しい家庭がますます困窮する、などの事例がいくつも報告されている。銃製造・販売業者の利権がからんでどうしても銃規制法が成立せず、民間人が保有する銃による死傷事件が発生し続けている。たとえばこの9月20日だけでも全米の銃による死者は20人を超えている。 →全米の銃の犠牲者
【国際協力プロジェクトに従事】 カカメガプロジェクトに従事した。支援には、緊急人道支援と開発支援があるが、後者。その中のコミュニティ開発の分野。村に欠けているもの調べてフォローする。ODAを使っているので公益性が求められる。内容は①エコサントイレの導入②水道システムつくり③改良かまどの導入④農業開発⑤女性のエンパワメント。 ① 学校のトイレが不衛生。スウェーデン製のエコサントイレを建設。半年使用し灰をかけておくとさらに半年で乾燥し、無臭の有機肥料になる。「下痢の子が減る」と言って説明し設置。 ② こどもが往復4時間かけて水汲みしている状態。手掘りの井戸があるが、15メートルくらいで不衛生なもの多い。100メートルの深さまで堀り、タンクにあげて180世帯に水道管で水を供給。電気代が不当に請求されるので節電のため太陽光パネルや良質のメーターを設置。政府に工事を依頼すると20年待たされるので、スタッフが自ら工事。 ③ 村のおきてで女性は木を植えると子どもを妊娠しなくなると言って禁じられていた。女性は遠くまで薪を取りにいかなければならない。女性の長老を説得。自ら木を植えてもハンサムな子どもが生まれることを示し、タブーがなくなった。マリンガの苗木を育て薪を遠くまで取りに行かなくても済むようにした。現金収入も得た。かまどは3つの石の上に積むだけのものだったので、煙がすごく女性が泣きながら炊事をしていた。鍋とかまどの隙間をなくしたり煙突で煙を逃がすシステムを現地の人と一緒に開発。その女性はほかの家のかまども作っていた。
朝鮮と国交のあるイギリスの放送局BBCが、今回の水爆実験のあとのネット配信でこんな見通しを語っている。 Containment and deterrence will now come to the fore as the world adjusts its policy from seeking to roll-back Pyongyang's weapons programme to living with a nuclear-armed North Korea. 「世界が、朝鮮の武装プログラムの巻き戻しの追求から核武装した朝鮮との共存へと政策を調整する中、封じ込めと抑止が前面に出てくるだろう。」 同じ記事の中で、NPT非加盟のインド、パキスタン、イスラエルが核を保有しつつ存立を許されていることにも言及している。少なくとも朝米戦争ではなく共存しかないよ、と示唆しているように読める。