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問われる平和の思想-武器輸出と景気

生きるために死の商人のおこぼれをもらう?
トランプ大統領の日本訪問の最大の成果は、アメリカからさらに多くの兵器を購入するという前からの話を再確認させたことのようです。アメリカは第二次世界大戦中に肥大した軍需産業の維持のため、戦後も冷戦後も絶え間なく兵器の消費地をみずから作り出してきました。ブッシュ大統領がイラク戦争の最中に二回目の大統領選を迎えたとき、イラク反戦の声はますます高まっていたのに、兵器産業で働く人々は大半がブッシュ支持だと報道されていました。
仕事を失わないためには自分たちの製品が外国での殺戮と破壊に使われてもいいというのか、それを想像できないのか。
日本は敗戦後、もう戦争はこりごり、という雰囲気の中、財界にも「死の商人」など恥ずべきこと、という空気がありました。ところが今、武器輸出三原則は大幅に緩和され、政府が武器輸出推進の先頭に立っている有様です。
私たち庶民はどうでしょうか?読者の皆さんは「死の商人」の活躍で景気がよくなるなんて嫌だとお考えでしょう。皆さんの周囲の人々はどうでしょうか?ぜひ話題にしてみてほしいものです。武器輸出で景気がよくなることに、あなたは賛成?反対?と話しかけ、話し合ってみてはいかがでしょうか。今輸出されようとしている軍用輸送機の使い道に想像が及べば「賛成」という人の意見も変わるかもしれません。
朝鮮戦争でアメリカのための兵站国家として役立ち敗戦後の本格的景気回復を果たしたこの国。もう9条があったのに。その朝鮮特需と言われるものが、300万~400万人もの命を奪い、朝鮮半島の38度線から北を破壊し尽くす上で不可欠の物品を提供した代価だった..二度と繰り返してはいけない現代史の汚点ではないでしょうか。今の日本が直面している、9条と現実の矛盾の出発点でもあります。


【NAJATのアピール】
NAJAT(武器輸出反対ネットワーク)の杉原浩二さんからアピールが届いています。
その中で指摘されている事実をもう一度-読者の皆さんもご存知かと思いますが-確認しておきましょう。
●UAE(アラブ首長国連邦)が自衛隊が使用しているC2輸送機を購入したがっている
●その目的は、「サウジ主導の連合軍の装備品(武器など)の輸送」
●この連合軍はイエメンを無差別爆撃している
●C2を製造しているのは神戸に本社を置く川崎重工
●川崎重工に「C2輸出反対」の声をたくさんの市民が届けることがとっても大事!
●杉原さんお薦めの情報サイト(➡の次のリンクをクリックしてください)

◆C2輸出問題
➡ IWJチャンネル6

<こちらも興味深いです>
◆防衛オフレコ放談
➡ 11月9日、産経ニュース

★11月15日、青井未帆さん、池内了さんを招いてのNAJAT集会(東京)は、約140人の参加で無事終了したそうです。9条改憲の動きと武器輸出三原則、軍学共同と反対運動の課題、武器輸出と日本版「軍産学複合体」作りの現段階などをめぐって、質疑応答も含めて、中身の濃いシンポジウムとなったとのこと。

◆「11.15 亡国の武器輸出~日本版「軍産学複合体」の今」シンポジウム記録
➡ NAJAT主催11.15シンポジウム
 青井未帆さん 5:48~30:53
 池内 了さん 31:00~59:55
 杉原浩司 1:00:07~1:25:15
 パネラー討論・質疑応答 1:26:00~
※お時間のある時にぜひ全編をご覧ください。
(近日中に3人の講演録[文字起こし]をNAJATのブログに掲載予定です)

◆志葉玲さんが詳しく語る
➡ https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20171116-00078220/


【神戸で止めよう、武器輸出】
川崎重工や三菱重工、新明和など、神戸には兵器生産部門を拡大する方向を追求している企業があります。NAJATの呼びかけでアクションシートに「死の商人にならないで」と呼びかけるメッセージを書いて送り届ける活動をしてきましたが、聞くところによると、各企業とも、市民からの声には神経を使っているようで、声は大きければ大きいほどブレーキとして役立ちそうです。問題の企業で働く人々もいるので、働きかけかたに配慮がいる場合もありますが、直接経営陣にアピールすることには何の問題もないはず。
電話、FAXも有効だし、アクションシートに住所氏名を記入していただければ送付は当会が代行します。次回のドキュメンタリ上映会(11.25)でも入手できます。

★「戦争加担につながるC2輸送機のUAE輸出をやめてください」の声を届けましょう。(短いものでも構いません)「UAEに販売したら、死の商人と言いふらすぞ」とメールしたという仲間もいます。

◆川崎重工宛てメッセージの宛先:
【神戸本社】TEL 078-371-9530
FAX 078-371-9568
【東京本社】TEL 03-3435-2111
FAX 03-3436-3037
【岐阜工場】TEL 058-382-5712 ※C2を製造
FAX 058-382-2981
インターネットなら
➡ 問い合わせフォーム(企業の社会的責任)
※下の「同意する」をクリックしてフォームへ。

◆防衛装備庁(鈴木良之長官、林美都子国際装備課長)
TEL 03-3268-3111(代表)
メール info-soumu@atla.mod.go.jp

◆大野敬太郎 防衛政務官(自民党・衆院 香川3区)
※ドバイの武器見本市で「売ることが主目的ではなく、(世界や日本の)
安全保障環境を良くしていくことだ」と白々しく発言(11月13日、日経夕刊)
【国会事務所】
TEL 03-3508-7132
FAX 03-3502-5870


【関連する講演会】
望月衣塑子さん講演会
12月9日(土)14:00~6:30
菅官房長官に鋭くしつこく質問を浴びせたことで注目された東京新聞記者。
演題:今なら止められる武器輸出
~戦争ビジネスに舵を切らせるな
場所:あすてっぷKOBE(JR神戸より徒歩7分、湊川神社西側)
参加費:800円(学生400円)
主催:I(アイ)女性会議ひょうご
問合せ:078-360-4674


【「沖縄 うりずんの雨」 上映会】
11月24日(金)18:15 上映開始
場所:神戸生活創造センター(JR神戸駅東北へ徒歩3分 クリスタルタワー5階)
参加費:無料

案内チラシより
監督:ジャン・ユンカーマン
作品紹介:沖縄戦、米軍占領下の沖縄、復帰後から今に至る沖縄の姿を、元米兵、元日本兵、沖縄県民に取材して描いている。基地撤去の運動が全県的に盛り上がる契機となった1995年の米兵による少女暴行事件の犯人までが取材対象に含まれる。米国公文書館に保存される記録映像も使用した珠玉のドキュメンタリ作品で2015年毎日文化映画賞受賞。

メッセージ:
沖縄県外からは想像しきれない、沖縄が押しつけられてきた苦しみ。そこから、人間の尊厳をかけて立ち上がる人々。事実に迫る本作品を通して沖縄を見つめ、同時代に生きる市民仲間として人間としてまっとうな歩みを始めたい。主権者であるはずの私たちの責任を考えることが未来への一歩となるのではないでしょうか。沖縄と私たちにとっての明るい未来への。
主催:KOBEピースiネット


【季節を味わう】
いちょう
近所の小学校で見つけた秋

柿
ある団体所有の丘にある柿の木。カラスもつつかない実をもらって味見したら、少し渋かったので干している。実際は青空に柿の実の色がきれいに見えたのに、写真ではくすんでしまってる....

季節の色どりを、各国、各地の人々がそれぞれに味わうことができますように。
戦禍に苦しむ地域にも、安心して自然を楽しめる日が早く訪れますように。


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新基地建設を止める当事者になろう

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秋の散歩のおみやげは...

今回は10.25の辺野古現地行動に参加したH.Tさんに書いていただいたレポートを掲載します。
海上抗議パレード
10.25海上抗議パレード
抗議行動発前
抗議パレード出発前

【10.25現地行動レポートと呼びかけ - 今こそ、辺野古現地に行こう!】   H.T.

10.25辺野古海上行動の成功
10月23日から27日まで、沖縄辺野古に行き、2日間はカヌーに乗って海上監視活動に参加しました。10.25海上座り込みは、78艇のカヌーと8隻の抗議船に150人が乗り込む大規模行動になりました。その様子はメディアでも紹介され、抗議する市民の存在をアピールし、もちろん工事も行われませんでした。この海上座り込みとも呼ばれる抗議行動に参加することが今回の直接の目的でした。

海と陸の行動で実際に工事を止めるには
今回の海上座り込み行動は大成功で、たしかに達成感がありました。ところで、「座り込み」というネーミングには、キャンプシュワブ基地のゲート前に座り込む行動と連帯して工事を止めようという思いがこめられています。では陸上ではどうだったか、というと、この日のゲート前の行動参加者は80人で、陸上では工事車両の出入りを許しているのです。どうすれば陸と海とが連携して工事を止めたり遅らせたりすることができるのか?という課題を突き付けられました。現場はやはり数がものを言います。そのことは、10月14日の神戸での講演会で、海上行動で活躍されている目取真俊さんのお話でも指摘しておられたとおりです。辺野古現地行動の参加者を増やすためにはどうしたらよいのかを現地でも神戸に戻ってからも考え続けています。

海底に大問題 
海上行動の意義は、陸上ではわからない工事の進捗状況をつぶさに把握することにあります。同時に、台風のたびに着脱されるフロートはカヌー対策のためであり、監視抗議行動の存在は確実に工事の進捗を遅らせています。しかも、この間の報道で、滑走路の先端部分にあたる場所に活断層があるのではないかと専門家が指摘しています。すでに明らかになっている二つの断層の交差する部分に50メートルもの落ち込みがあるのです。そして大浦湾一帯がやわらかい石灰岩で覆われ、しっかり基礎工事をしても地盤が崩れるのではとも指摘されています。
1年以上前から政府は、「ポセイドン」という日本一の海底探査船で調べていますが、いまだにその結果が明らかにされていません。ということは、地質が大丈夫と言いにくい事情があるのではないでしょうか?さらに当初はケーソンという巨大な構造物をつくって埋め立ての基礎部分にすると言われていましたが、ケーソンの仮置き場をつくる工事が取り下げられました。以上の事実から埋め立て工事は、根本的な問題を抱えていると言えます。

参考→https://ryukyushimpo.jp/news/entry-601331.html

あきらめないことが肝心
根本的な問題があると思われるこの工事を政府はとりあえず進められるだけ進めようとしています。当初9月に始まると言われていた、海中への資材投入がいよいよ今週から始まりそうです。現地では浅い部分の埋め立て工事に向けた土砂の海中への投下が始まりそうです。本当に正念場です。しかし、もし工事が進むかに見えても、政府側に完成に向けた展望があるわけではありません。あきらめないことが肝心です。

基地建設を止める当事者になろう
 2月4日投票で名護市長選挙があります。来年11月には沖縄県知事選挙もあります。工事の許認可権を持つ二人の現職を当選させることが、工事をやめさせる前提条件になります。今回の衆議員選挙で、オール沖縄が健在であることが証明されました。本土からも応援に行きましょう。単に選挙運動を手伝うということでなく、ゲート前の抗議行動や海上抗議行動に参加して、基地を止める当事者になりましょう。ゲート前では特に水曜木曜に派遣を集中させていますが、現在100人前後の参加者が200人から300人と増えれば、陸上からの資材搬入を止めることができます。2日連続で止めれば、工事にいろんな影響も出せます。最終的に新基地建設を断念に追い込むためにも、今できるだけ工事を遅らせることが重要です。
すでに1月28日からのツアー参加者を募集されています。早ければ航空運賃が安いです。ゲート前にも海上行動にも歩いて行ける安い宿泊場所も確保されています。行ってみようという方、ぜひご連絡ください。


【11.3憲法公布記念日の各地のアクション】
憲法への攻撃が強まる中、これを基本的人権・平和主義・国民主権への攻撃ととらえて改憲を阻止し、憲法の精神を真に実現することを求めるアクションが行われました。
ちなみに祝日法では11月3日は日本国憲法の精神にもとづいて「平和と文化をすすめる日」と指定され、文化の日と呼ばれています。
東京では4万人が集会。レイバーネットが報じています。

写真速報

大阪では18000人が集会。総がかり行動のウェブサイトに写真があります。
11.3大阪

神戸では集会ではなく「紙上アクション」となりました。11.3付け神戸新聞朝刊に8400人を超える市民が意見広告でアピール。
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