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「武器より愛を 死の商人にならないで」要請行動報告

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新明和の工場前で要請文を手渡し

更新日 2017.2.19
内容 2・15アクション報告 + 2.14自衛官訪問記


【2・15概要】
2月15日、バレンタイン・デーの翌日、KOBEピースiネット、ママの会ほか有志、計12名で午前中に新明和工業、午後は川崎重工の本社を訪問して、「死の商人にならないで」と要請するアクションを行いました。

新明和は申し入れを受ける日程の調整をなかなかしてくれず、会わない気かしら、と思いましたが、ようやく返事がきて、屋外で要請文を受け取るだけなら、という恰好。要請文を読み上げお渡ししたあと、イラク戦争で傷ついた子どもたちを支援する募金運動で使っているチョコレートをお渡ししたところ、素直に笑顔で受け取ってくれました。

川崎重工への要請行動の前に、このアクションへの参加をよびかけるチラシが200枚ほど残っていたので、「こんなことしてます」という広報活動のつもりで神戸駅前で配布。川崎重工という地元企業の名前を耳にすると関心が湧くのか、受け取りはなかなかよかったです。受け取ってすぐ立ち止まって読み始めるひともちらほら。

電話連絡で、東京の川重本社では会議室に通されてお話ができたとわかり、神戸でもそうしてよ、とお願いしてみたものの、クリスタルビルは東京本社のように全館自社で使用しているわけではないので、というあんまりよくわからない理由でことわられ、一階ロビーの隅っこで要請文をお渡しすることに。隅っこに誘導したのは目立たせたくなかったからと思われますが、けっこう目立っていて、管理職っぽいサラリーマン2、3人がすぐ近くまで来て観察してました。場所がクリスタルビルとわかるような写真撮影は許可されず、屋外でさえ見張りに来てダメダメと言う。そんな要請を受けていることをそんなに隠したいのならもっともっとやらなくっちゃ、と思いました。なぜかチョイコレートは「お気持ちだけでけっこう」と言って受け取ってくれませんでした。買収にはあたらないのに。

この日の参加者が「武器輸出反対ネットワーク」のアクションシート(前回紹介)を合計74枚購入してくださいました。

以下、要請文を貼り付けます。


【新明和工業への要請文】
2017年2月15日
新明和工業株式会社 取締役社長 大西良弘様
航空機事業部長 深井浩司様

インドへの軍用救難飛行艇US-2輸出をしないでください

KOBEピースiネット

2014年4月1日に閣議決定された「防衛装備移転三原則」によって、日本政府は武器輸出を推し進めています。トランプ大統領就任後、安倍政権の米国追従の姿勢はいっそう強まり、国家レベルでの死の商人化が進んでいます。そんななか、インドに向けて新明和工業製の軍用救難飛行艇US-2の輸出交渉が大詰めをむかえていることが報じられ、私たちは危機感を募らせています。

神戸市は、1962年3月23日、「世界の恒久平和と人類の福祉増進のため世界連邦建設の趣旨に賛同し、全世界の人々と相携えて恒久平和の実現に邁進する」と平和都市宣言を行い、非核神戸方式の実践や非核平和都市宣言を行ってきたまちです。
私たちKOBEピースiネットは、この平和の都市神戸から、イラク戦争反対や安保法制反対など、平和を求める活動を行ってきました。

インドにUS-2が輸出されてしまうと、対中国包囲網の形成に拍車をかけ、軍事的な緊張が高まってしまいます。大西社長は、ウェブサイトのあいさつのなかで、『Brighten Your Future』に込めた「明るい未来」「輝かしい明日」のため貢献する。という決意を語っておられますが、US-2のインドへの輸出は、世界を暗い未来、暴力の応酬につなげてしまいます。

国際都市、平和都市として歩んできた私たちの愛する神戸が、貴社の航空機事業部で製造されるUS-2の輸出によって、死の商人の本拠地になってしまうことは到底認めることができません。
 
インドへの軍用救難飛行艇US-2輸出事業への参加を中止し、貴社の優れた技術を平和構築や環境分野に活かし名実ともに『Brighten Your Future』を達成していただくことを強く求めます。

【賛同団体】(順不同)
安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫
とめよう戦争!兵庫・阪神連絡会
基地のない平和で豊かな沖縄をつくる会
武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)
緑の党ひょうご

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【川崎重工への要請文】
2017年2月15日
川崎重工代表取締役社長 村山 滋様

ニュージーランドへのP-1 哨戒機、C-2 輸送機の輸出をしないでください

KOBEピースiネット

2014年4月1日に閣議決定された「防衛装備移転三原則」によって、日本政府は武器輸出を推し進めています。トランプ大統領就任後、安倍政権の米国追従の姿勢はいっそう強まり、国家レベルでの死の商人化が進んでいます。そんななか、ニュージーランドに向けて川崎重工のP-1哨戒機、C-2輸送機の輸出が検討されているという報道に、私たちは憤りを隠せません。

川崎重工は昨年もオーストラリア向けの6兆円を超える巨額の潜水艦輸出商戦に参入し、私たちは武器輸出を見合わせるよう4月22日に申入れをしました。その後、貴社を含む日本の官民連合はこの選考に落選しました。しかし7月には、社内に大型機輸出推進チームを編成し、グループミッションとして掲げる「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」と真逆の「死の商人Kawasaki」の道を突き進んでいます。

神戸市は、1962年3月23日、「世界の恒久平和と人類の福祉増進のため世界連邦建設の趣旨に賛同し、全世界の人々と相携えて恒久平和の実現に邁進する」と平和都市宣言を行い、非核神戸方式の実践や非核平和都市宣言を行ってきたまちです。
 
 私たちKOBEピースiネットは、この平和の都市神戸から、イラク戦争反対や安保法制反対など、平和を求める活動を行ってきました。国際都市、平和都市として歩んできた私たちの愛する神戸が、貴社で製造されるP-1 哨戒機、C-2 輸送機の輸出によって、死の商人の本拠地になってしまうことはどうしても耐えられません。
 
ニュージーランドへのP-1 哨戒機、C-2 輸送機輸出商戦からただちに撤退し、優れた技術で世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する企業となっていただくよう強く求めます。

【賛同団体】(順不同)
安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫
とめよう戦争!兵庫・阪神連絡会
基地のない平和で豊かな沖縄をつくる会
武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)
緑の党ひょうご


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今日はとりいそぎ2.15アクションの報告をしておきます。
そうそう、2月14日には自衛隊伊丹駐屯地のある自衛官と面会し、市民からの愛のチョコレートつきメッセージ18通(死ぬな、殺すな、南スーダンへ行かないで...)をお渡ししました。拒むこともできるし、むしろ別の自衛官なら断ったでしょうが、この方は自衛隊駐屯地での140回を超える要請行動に取り組んできたKさんとの信頼関係のゆえに個人としての面会に応じ、「ギフト」を受け取ってくださったのでした。小さな、殺風景な面会室で、しばしお話ができ、どんな思いでやってきたか、それぞれ聞いていただくことができました。南スーダンへの自衛隊派遣に強く反対している市民がいることは認識してもらえたと思います。イラク戦争のころの話になったとき、自衛隊イラク派兵反対運動を指して「あの頃はあたりもこのにぎやかでした。(市民が)元気でした」と言われました。参加者は5人。チョコとメッセージがどう扱われるかはわかりません。でもこうした市民との交流のルートを保っていくことは大事だと思いました。自衛隊の動かし方には反対でも自衛官ひとりひとりとは人らしいつきあいができなくては。

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