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トランプ政権、シリアを攻撃

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神戸で平和と人権擁護のために動いている仲間が出版したご本を読みました!
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学生青年センターの飛田雄一さんの「旅行作家な気分-コリア・中国から中央アジアへの旅」と市川英恵さんの「被災者のニーズと居住の権利」。ともに、消化しやすく滋養豊かなご本です。

【4月7日の米軍によるシリアへのミサイル攻撃を巡るいろんな人・機関のコメント】
「化学兵器の使用は許せない!攻撃は化学兵器の拡散防止と米国の自衛のためだ」-シリアへの空爆を命令したトランプ大統領
「トランプ大統領の決定を全面的に支持する。メッセージがイランや北朝鮮にも届くことを望む」-イスラエル首相府
「トランプ大統領の強いコミットメントを高く評価する」-安倍首相
「シリア軍は化学兵器を使っていない。」「有志連合がISの拠点を攻撃したあと有毒ガスが流出し多数の犠牲者が出た」-アサド政権軍、シリア国営放送
「シリア軍が反体制派の倉庫を爆撃し、毒ガスが流出した」、「シリアに化学兵器はない。大量破壊兵器はなかったのにあると言って爆撃を始めたイラク戦争と同じ過ちだ」-ロシア政府、プーチン大統領
「2014年にシリアが保有していた化学兵器は98%廃棄処分したはず」-朝日報道
「シリアが化学兵器を使用したことを示す証拠は明らかにされていない。証拠のない化学兵器使用を理由にシリアを攻撃することを自衛のためとして正当化するのは難しい」、「シリアに必要なのは戦闘の拡大ではない。アサド政権と反体制派の和平協議を進展させることだ」-朝日論評、社説
「平和的な方法で問題を解決すべきだ」-12日のトランプとの電話協議で中国の習国家主席が発言
「国際法違反だ。化学兵器が使用されたのか疑問が残る中での米国による報復はテロリストを利するだけで状況を悪化させ、複雑にする」-イラン外務省報道官
「武力行使は、国連憲章51条の自衛権の行使か、安保理の承認がある場合のみ合法だ」、パウエル氏がイラクに大量破壊兵器があると語っている写真を示して「これを覚えておかねばならない」-国連安保理緊急会合でボリビア代表
「国際法との整合性で疑問視される」-同上、スウェーデン代表
「誰が悪いにせよ、そんなことより、まず空爆をやめてほしい」-家族をシリアにおいて神戸で働いているシリア人(米軍による攻撃の翌日に放映されたNHKの「NHK神戸」取材に応えて)
「人道的介入が許されるかどうかの議論の入り口にすら至ることがない、これ見よがしの誇示に近い。シリアの人道的な危機が本当によくなるかという効果の面でも非常に疑わしい」-国際法と人道的介入の研究を専門とする最上敏樹さん(早稲田大学教授)
「シリアへの攻撃は(米国への憎悪を募らせるので)テロリストを喜ばせるだけ」-シリア、ダマスカス市民
「米国はイラクで犯した過ちをシリアで繰り返している。米国は過去から学ばない愚かな国だ」-シリア訪問中のイラク人
「シリアの科学兵器が米国の脅威になるわけではないのに、合法性を十分検討することなく攻撃に踏み切ったのは、シリア問題に米国が大きな影響力を行使できるとロシアに示すため。また国内支持率低下(大統領選を有利にするためロシアと癒着したとの疑惑を受け、FBIが捜査していることが背景にある)が攻撃に踏み切らせた可能性もある。戦争ほど世論の支持を押し上げられるものはない」-中東研究所ランダ・スリム氏
「米中首脳会談の最中にシリアで過激な行動に出ることによって、朝鮮半島でも単独で思い切った行動をとることができるとアピールし、中国に圧力をかけようとした」-朝日論評


●いろいろなコメントからいろいろな推測が可能です。
●推測でなく確実なこともあります。それは、人が住んでいる地域を空爆することは誰にどんな理由(名目)があっても、決して許されないということ。化学兵器がどこかに残っているとしても空爆で無害化することはできないし、犠牲者はさらに増え、米国への憎悪も増大するに違いありません。

世界的に大きな抗議行動が起こっているとの報道はありませんが、人々が何もしていないわけではありません。
西宮では12日にKOBEピースiネットのメンバーを含む有志が米軍のシリア攻撃とそれを支持した安倍政権に対する抗議のスタンディングをしました。
大阪でも10日にアメリカ領事館前で抗議行動が行われたそうです。
東京では「シリアの人たちをもうこれ以上苦しめないでください!―シリアに平和を!空軍もミサイルもいらない! 宗教者・市民緊急行動」(主催:平和をつくり出す宗教者ネット)が衆議院第二議員会館で抗議集会を開きました。参加団体のYWCAは内閣府に米軍の攻撃と安倍首相の支持発言に対する抗議声明を届けました。↓
YWCAの声明書 ↓
   http://www.ywca.or.jp/news/2017/0411news.html

昨夜のKOBEピースiネットの臨時会合では、抗議の意思表示を神戸でもしたい、ということで、4・23の市民デモHYOGO主催「辺野古の基地はゼッタイ止める!」デモの後、解散地点で抗議のスタンディングを行おうという提案があり、その実現に向けて動き出しています。


【当面のアクション】
4月16日(日)伊丹自衛隊駐屯地への申し入れ行動 自衛隊員に平和を求める歌声も届けます。
4月19日(水)毎月第三水曜定例のピースキャンドル(平和の街頭歌声アクション) @JR元町東口南側にて18:45~約1時間

4月23日 辺野古の新基地ゼッタイ止める!兵庫集会(市民デモHYOGO主催)
14:00~16:00 集会@あすてっぷKOBE(神戸市男女共同参画センター)
沖縄からの訴え 安次富(あしとみ)浩さん(ヘリ基地反対協・共同代表、辺野古テント)
16:15~17:00 元町大丸までデモ シンボルカラーはグリーン!


たとえばこんな風に、グリーンのものを身につけて参加しましょう!
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4月23日 上記辺野古新基地建設にNOというデモのあと、解散地点で、米軍シリア攻撃と安倍首相の支持発言に強く抗議するスタンディング
「武力で平和はつくれない!」「米軍シリア攻撃に抗議します」「米国の武力行使を支持する安倍首相に抗議します」などのバナーやメッセージカードをもって行きましょう。


【参考-4月12日付け反戦イラク帰還兵の会(IVAW)の声明】
米国の良心として闘い続ける反戦イラク帰還兵の会が次のような声明を出しています。
「反戦イラク帰還兵の会(IVAW)は6日前にトランプ政権が行ったシリア空軍基地への攻撃をはっきりと非難する。過去16年間絶え間なく続けられ拡大してきた戦争にかかわった帰還兵である私たちは、米国の軍事介入が海外での紛争を悪化させ、紛争を武力紛争へ変えてしまうこと、そして最大の代償を払わされるのは占領された地域に暮らす普通の人々だということを熟知している。さらに、米国の軍事力がシリアで行使されたのはこれが初めてではなく、すでにオバマ政権とトランプ政権のもとで投下された爆弾で命を奪われた人は千人を超えている。
中略
また私たちは、オバマ政権と同じくトランプ政権もまた、軍事産業と深くかかわっており、米国の戦争を拡大することによって政権と企業がともに利益を増大させていることを知っている。このことはトランプ政権の常軌を逸した危険な外交政策と天文学的な-540億ドルの-軍事予算の増大にも表れている。シリアでの暴力から利益を得るのはグローバルな兵器商人、兵器メーカー、防衛関係の下請け業者であり、彼らは軍事力展開のたび、爆撃のたびに利潤を得ている。
トランプ政権は今回の攻撃を人道的見地から行ったと言うが、内政と対外政策が示すものはそうではなく、恐怖を利用して権力を固める手段としてイスラム憎悪、移民排斥の感情を煽っている。人道的でありたいのなら、まず移民拒否の政策を変更し、ムスレムの国々からの移民やシリアからの難民を大勢受け入れることから始めればよい。
私たちは、民間人に対する化学兵器の使用については、国連の兵器検査官らによる独立した調査を求める。また、シリアにおける暴力を停止させるための協議を国際的な取組みとして進めることを求める。先週イラクのモスルで何百人もの命を奪った攻撃からイエメンで続行されている攻撃に至るまで、米国の軍事作戦は政治的不安定さを増大させ、人々が生きのびるための機会を奪っている。米国が、いわゆる「対テロ戦争」開始以降、イラク、イエメン、アフガニスタン、パキスタン、ソマリア、そのほか数えきれない国々で犯した戦争犯罪に対する責任をとることを求める。 ...」
原文は ↓

   反戦イラク帰還兵の会声明
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