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武力で平和はつくれないー戦争扇動にのらない

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「あしたは高野山に行くのよ」とマルイ前アクション仲間から聞いた翌日(28日)、むずむずしてきて近所で山歩き。須磨浦山上遊園でお弁当をいただきました。新緑と花々に囲まれ、海を見ながら。早や、藤の花が満開。

【戦争を扇動して得をする人たちがいる】
相変らず朝鮮のミサイル実験を針小棒大に伝え、電車まで止めたという。これを知って韓国では「日本は大げさ!」とあきれているそうです。そうやって煽ることが誰の利益になるのか。「死の商人」が儲かるようにしよう、軍事費増大に支持をとりつけよう、という利権のための宣伝は大きい声で批判しておく必要があります。KOBEピースiネットとしての声明を掲載します。周りの人びととも話し合いましょう。

戦争扇動反対a

【世界を危険にしているアメリカ】
「平和は力でつくるもの」―これは来日した米国のペンス副大統領が4月18日の安倍首相との会談で述べた発言です。力とは武力のことです。これが、シリアへのミサイル攻撃や朝鮮人民民主主義共和国(以下「共和国」)への威嚇を貫く米政権の信念なのでしょう。
イラク戦争以降、世界はかつてなく危険で人の命が軽んじられる、生きることがむずかしい場所になっています。外交的に解決できる問題や国際的な警察力で対応すべき問題に、無差別爆撃などの武力行使で対応する。軍事大国アメリカのこのやり方によってイラク、アフガニスタン、リビア、シリアは破壊され、難民が何百万人も作り出されてきました。特定の勢力を「ならず者」「対話不可能で何をするかわからない相手」として悪魔化し、そういう相手には何をしても許される、というのです。ペンス副大統領は共和国の核開発を断念させるためには「すべてのオプションがテーブルの上にある」とも言っています。アメリカに従わせるためには戦争になってもいい、という姿勢です。


【朝鮮はなぜ核・ミサイル開発にこだわるのか?】
そもそも朝鮮が核やミサイルの開発にこだわるのはなぜでしょうか?朝鮮政府の認識は以下の報道を見れば明らかです。「イラク、リビア事態は、米国の核先制攻撃の脅威を恒常的に受けている国が強力な戦争抑止力を持たなければ、米国の国家テロの犠牲、被害者になるという深刻な教訓を与えている」(2013/12/2労働新聞―朝鮮労働党の機関紙) そして3月1日に始まった米韓軍事演習には、ステルス戦闘機や強襲揚陸艦も参加し、金正恩氏の「斬首作戦」と表現される演習も行われています。米政権がこのような圧迫を続ける限り、朝鮮は核やミサイルの開発を続けるでしょう。金正恩国家主席は、先制攻撃をすることはない、と明言しています(4月11日付け「労働新聞」より)。トランプ大統領は先制攻撃もありと言い、安倍首相はその姿勢を高く評価すると言う。どちらの陣営が平和の敵であるかは明らかです。

【米政府が朝鮮の体制を転覆しない約束をすることが解決策】
実際にアメリカが朝鮮に対して武力を発動した場合、最初に報復を浴びて犠牲になるのは沖縄など米軍基地周辺の住民です。安倍首相は、国民を守るというならば米政権に攻撃を思いとどまるよう説得するべきです。しかし現実には、軍事的圧力で屈服させるトランプ政権の政策を称賛し、朝鮮の悪魔化に努めています。さらに自民党は、弾道ミサイル迎撃のための新規ミサイルの導入と敵基地反撃能力を持つよう安倍首相に提言しました。しかし朝鮮のミサイルをすべて迎撃するなど不可能です。そもそも現行のミサイル防衛システム(MD)を2003年に導入をする際、自衛隊の制服組は軍事的合理性や費用対効果の面から導入に反対したと言われています。安倍首相が米政府に対して、朝鮮との対話に乗り出し、朝鮮の体制を転覆しない約束をすることで朝鮮に核ミサイル開発の中止を求めるよう進言することが、もっとも現実的な打開策です。

  武力で平和はつくれない!対話で東北アジアの平和をつくろう!
オリーブの枝

【KOBEピースiネットの次のイベント】
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5月28日(日)兵庫勤労市民センターにて。13:30~
JR兵庫駅北側 歩道橋渡る(駅から見える大きな標示があります)。
矢吹さんには横浜からお越しいただきます。数少ないアジア・中国経済・政治専門家。
貴重な機会です。危機煽りの手段にされている中国との「領土問題」。私たちは理性と知識で武装しましょう。
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