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天皇の8.15ラジオ放送 72周年


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「8.15 第32回平和のための市民の集い」(三宮勤労会館)で「坐りこめ ここへ」を歌う知花昌一さんと山城博治さん。
椅子が足りなくて床に座り込む人も大勢という大盛況。


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 「8・19 こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGOの参加団体・個人交流会」。60人以上が集まって盛会でした。ふだん話を聞けない仲間の声をじかに聞けて有意義でした。大事なネットワークです。

【保存したい新聞記事】
毎年8月頃には、普段よりは「あの戦争を思い出そう」という放送や新聞紙面が多くなる。毎年、何が強調されているか、どんな傾向か、関心をもって読んでいる。

これは保存しなくては、と思ったのは
「韓国人元戦犯の闘い」(8.18朝日)
日本人として動員され、軍属として捕虜監視の任にあたったが、戦後の裁判で捕虜虐待の罪で死刑判決を受けた李鶴来(イハンネ)さんの物語だ。靴までなめさせられる絶対服従の教育で「生きて虜囚の辱めを受けず(戦陣訓)」は暗唱させられたが捕虜虐待を禁じたジュネーブ協定のことは教えられず、受けた教育のままにビンタをしたことはあるという。それが死刑に値するとは。1951年から56年まで拘禁。このような受刑者は、人道に対する罪を犯したときは日本人だったとして、講和条約で日本国籍を失ったにもかかかわらず、その後も拘禁が正当化される一方、刑死者は遺族が嫌がっても靖国神社に合祀されるなど、不条理きわまりない扱いを受けてきた。日本は、植民地化した上で戦争に動員した人々に対して謝罪も恩給支給もその他の援護もしぶってきた。ようやく民主党政権時の2008年に朝鮮半島や台湾から動員され戦犯とされた人々への被害を救済する法が国会に提出されたがまだ成立していない。


【知られていなかった事実】
もう一つ、あの戦争についてテレビの番組からこの夏初めて知ったことがあった。8月15日を過ぎてからソ連が樺太に侵攻してきた理由。日本軍第五方面司令部が樺太の部隊に降伏を受け入れたことを伝えず「樺太を死守せよ」との司令を出していたという。停電が発生していたため、「終戦の詔勅」放送は受信できていなかった。ヤルタでの会談で約束されたとおり樺太はソ連が占領すべきものと考えてソ連兵が入ってきたところ、「死守」命令を守った日本軍が、浜辺をぶらぶら歩いていたソ連兵7名を射撃し殺してしまった。そのため「日本軍は降伏の意思なし」とみなされて激戦となった….戦争はやめるのも簡単ではない。

【戦没者追悼式での首相の式辞】
式辞には「深い反省」もアジア諸国への加害への言及もなかった。首相がそれを言いたくないのは「誰のために開く式なのか」という観点からだそうだ。「かけがえのない命を捧げられた皆様の尊い犠牲の上に」平和が築かれたとして、「衷心より敬意と感謝の念を」捧げるとした。

・戦没者が聞いていたら
アジアの人々でなく戦没者なら、本当にこれを安らかに聞けるだろうか?国が戦争を始めなければ無残な死を迎えることはなかったのに、その死に対する責任を継承するものが「敬意と感謝」?まるでその死がなければ平和はなかったみたいだ。まるで兵隊さんたちは国と同じ考えに立って自由な意思で戦地に赴いたみたいだ。

「あの戦争は正しい戦争だった」という信念の持ち主が個人的に参列しているという場面ではない。政府を代表して戦没者追悼式に参列したはず。それなら少なくとも「無謀な戦争に駆り立て、尊い命を奪ったことを国として深く反省し謝罪の気持ちを捧げる」ことが必要ではないか。「誰のために開く式か」を考えてもそうなると思う。


【賢明な選択・愚かな選択】
朝鮮民主主義人民共和国によるグアム沖を着地点と想定したミサイル発射実験計画発表のあと、8月中旬、米国は二通りのメッセージを出した。
トランプ大統領:「米国への威嚇行為をしないことが、北朝鮮にとって最善だ。グアムに何かしたら世界が見たことがない炎と怒りを受ける」(太字部分がニュースなどでは省かれていることが多い)
ティラーソン国務長官:North Koreaの体制転覆、武力による統一などは考えていない。ただ朝鮮半島を非核化したいだけだ。交渉で解決する。
そのあとのやりとり。
金労働党委員長:米国の行動を見守る。
トランプ大統領:賢明な選択だ。

はてな?何が賢明?金委員長はミサイル発射実験をしないと言う意味で「見守る」と言ったのだろうか?そう解釈して一安心といった取り上げ方があるが。「期待されている米国の行動」があるのでは?それは、これまでの威嚇路線をやめ、それを行動で示すこと。つまり予定されていた米韓合同演習を中止するか規模を思い切って縮小するか、ではないか。

ところが合同演習は開始された。それならミサイル発射実験を中止する理由は今のところないことになる。にもかかわらず中止したら最大の賛辞に値する。
アメリカは戦争を始める気はないが威嚇は続けていたい…。核武装の努力が順調に進展していることを見て、米国が交渉に向かうことが現実的な選択あるいは唯一の選択になりつつある。これまでも交渉が行われている間は核開発は中止されてきた。ならば、交渉開始は早ければ早いほどいいはず。なのに、米国はまだ決心がつきかねるのか、もっとも嫌がられている軍事演習を始めてしまった。
実験が行われ、ミサイルの実戦能力が確認されたら一番困るのは米国なのだから、これは愚かな選択だ。米兵の人数を去年より数千人減らしたのは「見守り」に応えたつもり?

ところで、この文章で「ミサイル発射実験」と書いてきたが、その点は報道が無視しているように思われる。まるで宣戦布告でもしたみたいな騒ぎだが、共和国はどこに対しても宣戦布告はしていない。グアムを攻撃するとも言っていない。日本を敵視しているとも一回も言っていない。米国が危害を加えるなら在日米軍基地への攻撃も含む報復をするとは言ったが。


【しっかり確認したいこと-実験です!】
グアム沖へのミサイル発射は実験であって実戦ではない。
ときどき「もし発射したら戦争になる」と決まっているかのような論調でものをいう人がいるが、そうだろうか。どこかの国を攻撃するわけではないのだ。
軍事の専門家はこんな発言をしている。
「政治的意味は別として、今回のグアム沖に向けてのミサイル発射は、実戦に使えるものかどうかの検証試験である。4回発射するという計画は確実性の確認のため。それ以上のものではない」(8.14のテレビに出ていた元自衛隊幹部)

実験を実行しても、共和国への武力による報復を正当化できる国際法は存在しない。
それは「平和に対する罪」だ。メディアの騒ぎ方はそこがとってもおかしいと思う。
メディアの取り上げ方からいろいろ考えるが、今回の騒ぎでもっとも際立ったのは、日本にとっての真の脅威は米軍基地であり日米安保の取り決めだということ。米国と軍事同盟を結んでいなかったら共和国が日本を標的にする理由はゼロだ。

上の文章を書くのと並行して読んだ本-『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』(矢部浩治著)は、この国の危険で国際法にも憲法にも実質違反している構造についてよくわかるように解説している。これを社会科の教科書にしてほしい。いや、それは期待できないから市民の自発的読書会をしたらいいか。


【当面のアクション・イベント】
木曜と土曜の三宮マルイ前定例アクションはいつもどおりです。過去の記事を参照してください。

● シリーズ「ドキュメンタリから学ぶ平和」第一回
8月25日19時~21時 神戸生活創造センター(JR神戸駅東南徒歩3分、クリスタルビル5F)
無料。KOBEピースiネット主催

●『標的の島 風かたか』上映会
9月16日(土)14時~16時 西宮市立勤労会館 第8研修室
    山城博治さんのお話 16時15分~17時 前売り1000円 当日1200円

9月17日(日)10:00~と13:30~の2回 神戸市勤労会館多目的ホール
   前売り 800円  当日 1000円

9月24日(日)10:00~と13:30~の2回 子午線ホール(アスピア明石北館9階)
   前売り1000円 当日1200円
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