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視点をしっかり定めて

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なんとかわいいルコウ草の花(直径1.5センチほど)、それにもまして美しい葉。

【朝鮮のミサイル発射実験-グアム住民の立場から】
このブログ読者の方から貴重な観点を示していただいた。
デモクラシー・ナウの8月11日付記事(下のリンク)を引用しながら、グアムの人たちにも「こわい」「心配ない」「観光業に有利/不利」などいろいろな立場があり、戦争の脅威が煽られていることに怒っている人たち、米国政府から無視し続けられていることに異議申し立てをし、この情勢の中でますます強力に自決権獲得に向かって人たちもいることを紹介している。確かにテレビでも新聞でもグアム住民の観点からの報道はほとんど見られない。

グアムは米国の準州(合衆国自治的未編入領域)で、米国憲法は適用されていない。つまり、大統領を選ぶ権利も連邦議会における議決権もない。しかしイラク戦争志願者は対人口比で米国のどの州よりも高かった。そうすることで家族が米国市民として認められるという「メリット」があったから。日本による占領の時代があったからこそ新たな占領者米国を一時的に歓迎したという解釈もある。いろいろな点で沖縄の歴史と現状に通じるものがある。


Democracy Now! Aug.11はこちら

朝鮮のミサイル発射実験計画を巡るトランプ発言は米国内でも厳しく批判され、8月に入ってからのニューヨーク・タイムズ紙やフィナンシャル・タイムズ紙も米朝戦争の危機予測やトランプ氏の大言壮語に現実味はないと報じてきた。そこで、一安心、ではなく、今後のことを考えるとき、浮かび上がってくるのは、やはり交渉で解決するしかない、ということだ。

逆に安倍政権は好機到来とばかりに日米協議で同盟関係の強化、軍事的「備え」増強をアピールしているが、そこで話題にしている「平和」とは誰の利益のことなのか?世界・地域を支配し続けたい大国の力の維持・拡大のことか、儲けが最優先の軍需産業をはじめとするビジネスの利益のことなのか、特定の場所に生まれ、そこで平穏に暮らしていきたいだけの住民の安全のことなのか?視点を定めて情報を集め判断していかないといけない。今日の日経電子版の報道では日経とテレビ東京の合同世論調査の結果、内閣支持率が改造直後と比べて4%ポイント上昇したという。不支持は3%ポイント下落してともに46%で拮抗している。視点を関係諸国の住民の暮らしの安全におけば上昇するはずはないのに。

沢知恵さんの歌に「われ問う」というのがある。

「大好きなおじいちゃん どうしてこの国は戦争したの?」という問いに始まり
「いまどうしてだまっているの?
 いま何を迷っているの?
 だれと生きてゆきたいの?」という自問で終わる。
 
だれと生きてゆきたいのか。損得ではなく自分の心が満足するのは誰とともに歩むときなのか。主権を一貫して奪われているグアム、沖縄のこと、そして私たち「統治されている」「平和に生きる権利を侵害されている」側のすべての人のことを思わずにはいられないエンディングだ。

沢知恵さんの歌を聴き、山本宗補さんの写真を見るには

ここをクリック

【安倍政権はどうしても武器輸出したい!】
日経電子版(8.27)によれば、アラブ首長国連邦(UAE)から自衛隊の輸送機C2を複数機購入したいとの意思表明があったという。「防衛装備移転三原則」でも紛争当事国には武器輸出を禁じているのに、政府は、UAEは紛争に参加しているが紛争を主導する立場ではないから問題ない、という立場をとる。イエメン侵攻はサウジアラビアが主導し、UAEは支援しているだけだと。政府はUAEに対してすでに自衛隊の新型輸送機C2(川崎重工が製造)の輸送性能情報などを既に提供し始めたという。最終判断・本格交渉はこれからだが、実行されると完成品輸出の第一号となる。「 協定の締結から三原則の審査や具体的な契約内容などを経て最終的な決定には4~5年程度かかる(政府関係者)見通し。関係省庁とUAE政府との協議を経て、最後は国家安全保障会議(NSC)の閣僚会合で是非を決定する。」とあるから反対の声を高めてストップできる見込みは十分ある。

★私たちにできること★
NAJAT(武器輸出反対ネットワーク)製作のハガキを出しましょう。当会も扱っているので会員を見かけたら声をかけてください。あるいはメッセージと差出人欄に記入したものをお預かりしてまとめて送付いたします。KOBEピースiネット主催イベントの会場にはこのアクションシートの販売・記入コーナーを設けますのでぜひご活用ください。三菱・川重などはマスコミの取材には「こんなハガキが最近届くようになって困っている」と漏らしているとか。もっともっと困らせましょう!

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それぞれ裏側には宛名が印刷済みなので切手を貼れば投函できます。2葉が一枚に印刷されていて10円です。UAEの動きは書かれていないので書き足しましょう。

【沖縄関連の朗報ふたつ】
1.米労組、辺野古新基地反対決議
APALA (アジア太平洋系アメリカ人労働者連合)25周年大会で8月19日、辺野古と高江の新基地建設反対決議を採択。2015年にも採択されていて、今回は2度目。全米66万人の加入者がいる組織。オール沖縄第二次訪米団(参議院議員伊波氏が団長)は沖縄についての認識を共有できるよう労組大会の会場内でワークショップを開き、この朗報に大喜び。

2.ジュゴン訴訟適格
アメリカでジュゴン訴訟というものが進行中。共同通信が配信した記事をそのまま掲載します。文中21日とは2017年8月21日のことです。
「米サンフランシスコの連邦高裁は21日、日米の環境保護団体がジュゴンを保護するため、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市への移設工事の中断を求めた訴訟で、米裁判所には工事中止を命じる権限がないとして訴えを棄却した1審の判断を破棄し、サンフランシスコ連邦地裁へ差し戻した。
 原告側の主張を一部認めた判断で、地裁が今後、工事中止の是非を判断する見通しとなった。
 AP通信によると、原告の米環境団体の幹部は「現在の基地建設計画では、ジュゴンは生息できない」と指摘。高裁判断はジュゴンの「生命線」になると評価した。
 地裁は2015年2月、移設工事は日米政府間の協定に基づいたもので、地裁には工事中止を命じる「法的権限がない」として、原告側の訴えを棄却。原告側が上訴していた。」(共同)

辺野古の新基地建設を断念させられるかどうかは、反対の世論がどれだけ盛り上がるかにかかっています。海の向こうの反対世論も味方につけて、コッチでも、コッチでこそ、戦争に使う基地を拒む声を高めていきましょう。


【アクション・イベント】
●定例の木曜、土曜のアクションはいつもどおり。
三宮マルイ前、木曜は3時から4時半(主催:こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO)、土曜は1時から2時まで(主催:辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動)。平和をめざしてアピールしたい方は、言いたいことを数分の長さにまとめて用意し、マイクを握ってみましょうか。

●「ケニヤから見た平和-国際協力の現場から」
9月16日(土)10時~12時 無料
神戸生活創造センター セミナー室A (JR神戸駅南東徒歩3分、クリすたるビル5階)
現地で現地の人々の暮らしの向上に取り組む活動をしてきた多田茉莉絵さんが豊富な写真も使って報告してくださいます。武力を使わない国際協力について学ぶ機会です。

● 『標的の島 風かたか』上映会
9月17日(日) 10時~、13:30~の2回
前売り 800円 当日1000円 勤労会館多目的ホール
チケット申し込みなど連絡先: 090-3975-0670 ZENKO 松谷


●最後に、とっても重要な取り組みが始まっています。
兵庫県下で改憲に反対する10000人の意見広告(神戸新聞紙上)を出そう、というのです。
10000人の賛同者(名前を新聞に掲載、費用を1000円負担)を募集しています。
当会メンバー、市民デモHYOGOメンバーなどに声をかけてください。
あるいは、戦争させない、9条壊すな!総がかり行動兵庫県実行委員会(078-361-9990)にご連絡ください。
まだ調整していきますが、
メインスローガンは 憲法を守り、活かそう
サブスローガンは 
     9条変えるな!
     個人の尊厳を守ろう!
     核兵器も戦争もない世界の実現を!
     辺野古新基地建設を許さない!
です。ひとりでも多く仲間を募りましょう。
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