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平和への道はない

リース20171211
クリスマスのような行事はどの国にもあって、その共通の心は、春を待つ気持ちってことかな?と思うのですが、このリースはちと地味すぎました...

[平和への道はない]
じゃ、戦争への道しかないのか。いえいえ、そんな話ではありません。
この言葉のあとには「平和が道である」と続きます。

平和への道はない。平和が道である。(ガンジー)

「平和への道はいろいろある」という立場:
話し合いもあるが圧力もある。いやいや武力による威嚇もあるし、少なくとも軍備増強は必要だし、なんなら武力行使もありかも。相手によっては全面戦争も核戦争も必要….
オバマ大統領は戦争続行中の大統領として内心苦しかったのでしょうか、ノーベル平和賞受賞の直前に演説草稿を発表して「平和のための戦争が必要な場合もある」と言いました。「テロリスト」は殺す必要があるということです。もちろんトランプ大統領はこの立場で、今「力による平和」を説いています。まるで相手を屈服させることが平和と何か関係があるかのように。

平和が道であるという立場:
立場が異なっても、どんなに対立しても、相手を「敵」と決めつけないで対話をする。相手の主張を聞いてみる。相手の権利を自分の権利と同じように尊重する。それが「平和が道である」の意味することです。相手を「対等な交渉相手とみて尊重する道」でしかどんな問題も解決することはできない、という立場。

「平和への道はいろいろある」という考え方は、思いがけないところにもつながります。
「平和の敵」「我々の安心安全の敵」は排除する必要がある、やっつけるしかない、となれば、そこからヒトラーの説いた「最終的解決」つまり、相手の種としての殲滅(血筋を断つこと)を正当化する考えまでは一直線の道です。ヒトラーだけではありません。旧日本軍も、帝国軍隊に歯向かう輩ばかりか、その子孫もやがては反日抵抗勢力になるのだから、という理由で虐殺を正当化しました。朝鮮への危惧や不安を煽られて、この道に傾いている人は周囲にいませんか。

平和とは結局、自他の権利を平等に尊重すること。それを外して平和への道を説くことは、一見そんなにおかしくないと見えても、こわ~い結果を招く、という警鐘をガンジーは鳴らしたのでしょう。
トランプの「力による平和」論の報道に接してそんなことを思いました。


[コロンビアの今]
1年前に「コロンビアにメリー・クリスマス」という記事を掲載しました。
政府軍と武装勢力の停戦が合意された報道に接して、それを祝いたい気持ちだったのです。今はどうなっているのかしら?
調べてみると、毎日新聞の報道によれば、停戦合意が破れたということではないけれど、貧困にあえぐ人々がコカ栽培をやめられず、そんな地域が旧革命軍の離脱者らと結びついて、コカ撲滅をめざす政府軍との局部的戦闘が発生しているようです。正式な和平の後の貧困の問題との格闘が続いているのです。
また、旧革命軍の政治参加を容認できない人々もいて、アメリカとの結びつきが指摘されているウリベを頭とする勢力は和平合意を無効とする国民投票を実施しようとうごめいているとか。コロンビアの人々が内紛を喜ぶ勢力の意のままにならないことを、停戦合意一周年を過ぎた今、切に祈ります。


[今日はクリスマス]
早くアップしないとクリスマスが終わってしまう!
で、簡単にクリスマスのメッセージに代えてクリスマスに歌いたくなる歌の一つを紹介します。皆さんもよくご存知かと思いますが。

Happy Christmas
「平和のための戦争」ありでしょう、という方にはこっちのバージョンを。

 Happy Christmas

平和が道である、と信じつつ今日は心静かに過ごしたい方にはこっちのバージョンを。
 Happy Christmas

War is over if you wanted. 戦争は終わる、あなたが/みんなが望めば

あなたや私の意志がいつか戦争を終わらせる。
あなたや私の意志が戦争の危機を回避させる。
私たちは今、その意志がくじけないように、試練を受けているかのようです。

そして戦争と平和のことを考えると、マイケル・ジャクソンのメッセージに表現されている真実にいつも新たな深い共感を覚えます。

 Heal the World

この Heal the Worldにある一節。
People are dying.
If you care about the living
Make a better place for you and for me and the entire human race

ほんと、あまりにも多くの人が犠牲となって倒れてきました。今生きているひとりひとりの人を大事にしましょう。あなたと私、人類すべてにとってよりよい場所がつくりだされることを切望します。クリスマスだからってわけじゃないけれど。

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