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新時代の最初の一歩は朝鮮戦争の完全終結!

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石垣の隙間に生きるシダに見とれる日々。

【米朝会談に期待するもの】
歴史的な米朝会談の日が近づいているというので、テレビから推測まじりの解説が流れてきます。そんな解説の一致した力点は、次の三点です。
・会談にこぎつけることができたのは米国などが圧力をかけ続けたから
・「完全、検証可能、不可逆的な非核化の約束」をさせることが最大のポイント
・日本にとって何より大事なのは拉致問題の解決だ

このような「力点」設定には、どうにも違和感を感じます。
私たちは、このブログ記事で朝鮮戦争の始まりや六カ国協議が破綻した経緯を振り返ってきました。核のない世界を求める私たちの立場からも、朝鮮を核開発に追いやった要因を見ないと非核化への道は開かれないことを、もう一度、声を大にして言いたいです。

朝鮮が圧力に負けて云々、と言いますが、「国家主権が侵害されないことが保証されれば核開発をする必要はない」「朝鮮半島の非核化は我々のゆるぎない目標だ」との見解を金正恩労働党委員長は繰り返し表明しており、最近特に態度を変えたということはありません。

どうしたら国家主権が侵害されないことを保証できるのか?米国はそれをどんな形で示すのか?そこをメディアは取り上げようともしないけれど、脅威を受け続けている当事者である朝鮮の最高指導者が問題にしないわけはありません。米朝両首脳の二人きりの会談では具体的な話合いを始めるのではないでしょうか。朝鮮の体制に干渉しないと約束し、その実効性ある措置がとられれば「見返り」に朝鮮も非核化に向けて動きだす、という順序のはずです。先に核開発を断念させ(結局相手を破壊した)リビア方式は適用しない、とトランプ大統領も言っています。

これまでの経緯を見ると、あすの会談で一気に米国の要求どおりに完全な核廃絶の約束をするとは思えません。でも、米国内の意見の相違を乗り越えてここまできたのです。成功させないとトランプ大統領が困ります。成功と見えるようにするには、「歴史的会談」にふさわしく大きな明白な歴史的成果をあげる必要があります。

「朝鮮戦争の完全な終結」は、今後の対話への入口として両者が合意できる、しかも十分歴史的となる内容です。どうか、それだけは共同声明に盛り込まれますように!と祈る思いです。

朝鮮戦争が完全に終結することは、日米同盟に安全保障を頼っている日本にとって困ったことになる、と論じるコメンテーターもいます。在日米軍が駐留する理由がなくなるから、というのです。それは朝鮮戦争対応の準国連軍としての在日米軍の話です。安保条約などの二国間条約に基づく駐留米軍の問題と朝鮮戦争対応の準国連軍の問題を分けて、国内世論の成熟に対応した政策を練ればいいのではないでしょうか。二つの問題を混同して、朝鮮半島の平和への足取りを邪魔しないでほしいです。朝鮮半島に平和が訪れることで困るのは一体誰でしょうか。

日本は、この二つの戦争当事国が国交正常化も射程に入れて本気の対話を始めようというときに、どんな貢献をしているのでしょうか。外貨不足の朝鮮に変わって金委員長の滞在費の一部を、核廃絶をめざす活動でノーベル平和賞を受けたICANが肩代わりするとのうわさがあります。日本にも何かできることがあるはず。この会談に協力することで朝鮮との友好的な対話への道も開かれるというものです。安倍さんが日朝間では「対話がうまく進んでいるので圧力の話はもうしたくない」という日が来ないと拉致問題についても何も進展しないでしょう。

どうか、朝鮮戦争が完全に終結し、東北アジアに平和の風が吹き始めますように!


【こんなときにも武器輸出の動き】
最近、米国製の武器がシリアの反体制派に供与され、その後二カ月以内にイスラム国側に渡っていたことが報道されました。前々から「そんなことだろう」とは言われていましたが、米国政府から請け負った会社や孫請け業者の追跡が行われ、確認されたのは初めてということです。米国製兵器が奪われる場合と反政府派兵員が寝返って兵器ごとイスラム国側に行ってしまう場合があるそうです。

外からの兵器の供給が人々にとっての惨事を大きくしていることは明らかです。
どの地域の紛争に対しても、私たちの国から兵器を供給することは憲法や関連法規の精神に違反します。次に武器輸出反対ネットワークからのよびかけを紹介します。当会も一緒に呼びかけます。
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~「世界最悪の人道危機」を助長する武器輸出にNO!~

川崎重工はアラブ首長国連邦に軍用機を輸出しないで!

6.27 川崎重工 株主総会アクション
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アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアなどは連合軍を組織して、
2015年3月からイエメンの内戦に介入する形で無差別空爆を開始しました。

それ以来3年、米国や英国などが輸出した武器で、子どもや女性などの
多くの人びとが死傷しています。

道路や橋、市場、港湾などが空爆で破壊され、国境封鎖による人道支援の
停滞も相まって、イエメンには飢餓が広がり、コレラも蔓延。

国連が「世界が過去何十年も目にしたことのない最大規模の飢餓を招く」
と警告する未曽有の人道危機に陥っています。

安倍政権は、「紛争当事国」であるUAEに、川崎重工製の軍用輸送機C2
の輸出を狙っています。

ノルウェーやドイツが「人道危機への加担の恐れ」を理由にUAEへの武器
輸出を停止するなか、憲法9条を持つ日本が武器輸出を断念しないのは
常軌を逸しています。

日本は米英などによるサウジやUAEへの武器輸出をやめさせ、無差別空爆
を中止させると同時に、人道支援の拡大に尽力すべきです。


6月27日(水)、川崎重工の株主総会が神戸で行われます。
川崎重工や株主に対し、軍用輸送機C2の輸出をしないように求める街頭
アクションを行います。

神戸に本社を置く川崎重工を死の商人にさせないためにも、
安倍首相が狙う武器輸出をくいとめるためにも、ぜひご参加ください!

※当日は青と赤の横断幕を掲げてアクションしますので、
できれば青か赤の色を身に着けてきてください。

※当日参加も大歓迎ですが、人数把握のため事前に下記連絡先まで
ご一報いただけるとありがたいです。

日時:2018年6月27日(水)9:00~10:00 (8:50集合)(雨天決行)
場所:神戸国際会館前(JR/阪神/阪急/地下鉄三宮駅より南へ徒歩5分)
呼びかけ:武器輸出反対ネットワーク (NAJAT)
https://najat2016.wordpress.com/
KOBEピースiネット


【月例ドキュメンタリ無料上映会】
6月22日(第四金曜)19時より、神戸生活創造センター セミナー室にて
(開場 18時半)
作品:自由と壁とヒップホップ
主催者(当会)メッセージ
先月15日、大手メディアが久しぶりにパレスチナの人々の受難について報道しました。でも、「無謀な抵抗」(神戸新聞)とか「衝突」などの文字に、違和感を覚えました。一日に60人、その前の数週間にも50人以上の武器を持たないパレスチナ人が殺されたのに、平和的に意思表明をしているだけの人々に責任があるかのような報道。こんなことが戦後ずっと繰り返されています。世界がイスラエル建国の根本的問題に目をつぶっているから。
 パレスチナの問題を深く理解することは難しいかもしれません。今回上映する作品はその入り口に私たちを連れていってくれます。「人道の危機」と国連も表現するパレスチナの現実の中で、ラップで思いを表現する若者たちの姿が記録されています。私たちには想像しにくい苛酷な日常。でも自暴自棄になることを拒み、人間としての尊厳をうたいあげ、つながっていく人々。夜明けは遠いかもしれないけれど、その姿に希望を見ることができます。(ジャッキー・リーム・サッローム監督、86分、2013年フランス女性映画祭最優秀賞ほか多数受賞)

自由と壁とsmall

【沖縄からのアピール】
辺野古新基地建設阻止の取組みの先頭に立ってきたヘリ基地反対協議会から資金カンパの呼びかけが届いています。できることをしましょう!
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「辺野古基地建設反対運動の一層の強化のために」
辺野古が危ない!
辺野古にかけつけよう。カンパにご協力を。
2018年6月5日 ヘリ基地反対協議会

県内外の仲間のみなさん、
今、辺野古では、民意に反して違法作業を繰り返し辺野古の海が8月にもしめきられりょうとしています。辺野古・大浦湾は世界遺産にもといわれる生物多様性豊かな海です。70年前の沖縄戦の時、海の幸で飢えを癒し、命を長らえてきた宝の海が破壊される現状に多くの人々が心をいためています。
辺野古の基地建設を巡っては、さまざまな問題点が指摘されてきました。大浦湾の軟弱地盤問題、活断層の問題、高さ制限の問題。本来できないところに、法律をまげて米軍基地をつくるという暴挙。
いまから20数年前、アメリカ政府と日本政府は、「沖縄県民の負担の軽減」という名目で普天間基地の返還など、いくつかの合意を結びました。県民の流した涙と怒りを抑えこみ、安保体制維持のために行ったものです。
辺野古基地建設計画は当初からウソとごまかしの計画案でした。「負担の軽減」といいながらオスプレイが100機も配備でき、軍港機能をもつ基地をつくり、伊江島、高江と結んで北部全体を戦争の発進基地にしようとしています。
戦争する国づくりをすすめる安倍内閣は、行政を私物化しています。法治国家といいながら平然と法律をこわすこの国の未来に多くの人々が危惧を抱いています。
県内外の仲間のみなさん
辺野古にかけつけてください。キャンプシュワーブゲート前には連日400台近い作業車両で石材や資材等が搬入され、海からも200台近い砕石が運び込まれています。
◎ゲート前に非暴力の闘いですわりこむ。抗議船に乗って抗議する。できる人はカヌーに乗って抗議する。また、抗議行動をささえる様々な活動に参加するなど多くの活動があります。
とりわけ今、運動を支える資金が不足しています。多くの人々のカンパを心より呼びかけます。
募金の振込先
ゆうびん振替
口座番号 01700-7-66142
名義 ヘリ基地反対協議会
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