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平和をめざす神戸市民のアクションを大きく育てるために力を合わせましょう。

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本の紹介(1)『武器輸出と日本企業』

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夏の間ちっとも咲かなかった「モミジ葉朝顔」がやっと一つ咲いた。昼になってもしぼまないと思ったらヒルガオ科だった...

今日のトピックは経済の軍事化をとりあげた書物。
経済の軍事化―言葉だけでも不吉なこと、回避すべきことに思われます。戦争中毒といってもおかしくないアメリカの姿も、私たちにとって警鐘となっています。産軍複合にとどまらず、軍需産業トップと政府高官が随時入れ替わって軍需産業に奉仕する政治が行われるという産軍政の癒着が常態となっています。このあたりのことは『アメリカの巨大軍需産業』 (集英社新書 広瀬 隆著)に詳しく記されています。

日本でも経済の軍事化はじわじわと始まっています。この問題について東京新聞社会部記者が取材結果を著作として出版。KOBEピースiネットのKさんが紹介してくれています。


『武器輸出と日本企業』 角川新書 望月衣塑子 著
書籍1

<武器市場の獲得に向け、日本が目指すのは米国式の「軍産複合体」だという。軍事と企業や大学、研究機関が密接に結び付きながら、武器輸出を進める。新聞記者の筆者は防衛省、三菱重工業や傘下の中小企業を含む防衛企業、大学の研究者など関系者に取材している。あらたな「国策」に戸惑う企業人や研究者の声を捨つているが、印象深いのは「先輩」の欧米防衛企業幹部の証言だ。一番もうかる「ミサイルと弾薬」を日本企業が売るといえば、戦争状態にある中東諸国は喜んで買うだろう。そう指摘したうえで、欧米企業幹部は忠告する。「でも武器輸出でいいとこどりはいずれできなくなりますよ」いったん経済の原理に放り込まれると、当事者の思惑を越えて事態は展開していく。国策として武器輸出を振興すれば、「国柄」は確実に変わる。>

KOBEピースiネットは神戸の町が軍事化を深めることがないように、と三菱重工や川崎重工に申し入れ行動を行いました。(当ブログ2016.5月の記事参照。)
こちらをクリック → 死の商人にならないで

これからもこの取り組みを継続していきます。

平和構築を進める上で知っておくべきことは政治、経済、歴史、思想、文化など人間の暮らしのすべての分野にわたっています。機会があれば書物や映画なども紹介していきたいと思います。寄稿歓迎。

2016.9.5
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