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文化としての平和主義

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韓国の市民はソウルの日本大使館前、釜山その他の場所で写真のような像を設置しています。時々ニュースになっていますが、この像の名前は「平和の像」で、日本政府への嫌がらせではありません。「戦争の悲惨さを忘れさせないため」(26日に訪沖した製作者の金さんご夫妻談)。原爆廃止を求める折り鶴を日本から世界に広げているのと心は同じです。

ブログ記事2017.1.30のタイトル
今回のタイトルはれっきとした...パクリです。兵庫県の人権協会が出しているパンフレットに「文化としての人権」と書いてありました。「人権を擁護するのが正しいから、それがきまりだから」じゃなく、自他の人権を尊重する言動がごく自然にとれるような市民になろう、そんな文化が浸透している町にしよう、ということ。
平和主義というのも、「憲法に書いてあるから」じゃなく、「人としてそう生きるのが自然で楽しいから」、「利害や意見が対立するからといって相手をせん滅するなんて考えられないから」自らが選ぶ行動が当たり前のこととして平和主義的になる、どんな場合も問題は対話で解決したい、相手の納得を得たいと思う、そうありたいものだ、とそのパンフレットを読みながら思ったのでした。そんな感性を養う文化活動もとっても大切。


【平和を願う文化活動】
というわけでまず文化的イベントの紹介。
KOBEピースiネットのメンバーでもあり、前々から継続してイラクの子ども支援に取り組んでおられる小橋さん(花と爆弾)からのご案内です。

♪ながいよう 中川五郎 丸岡マルコ淳二 
with花爆 for アフガン・イラクの子どもたち
日時: 2017年2月11日(土・祝)     
    18:00 OPEN 19:00 START
会場: 神戸元町シルクロード
兵庫県神戸市中央区北長狭通5丁目1-13
TEL.078-371-6747
チャージ: ¥3000 (飲食別途)
& よろしければ「花と爆弾」への募金をお願いします。
詳細:「花と爆弾」HP ↓

 右の青字をクリック。 花と爆弾 
中川五郎さんの歌声は、半世紀近く前の学生時代にベトナム反戦運動の中でよく聞きました。細身の繊細な感じの若者が歌う「腰まで泥まみれ」のパンチのきいたメッセージ性は今も鮮やかによみがえります。
昨年の中川さん in 沖縄 ↓

    右の青字をクリック。 腰まで泥まみれ       

【まじめな右翼とも対話したい】
そうずっと思っていました。まだ実現していません。ゆっくり対話に応じてくれる右翼はいないかしら、と思っていたら、1月23日の琉球新報に「愛国団体 辺野古阻止へ」という記事がありました。「花瑛塾」というのだそうで、全国最大級の右翼団体を脱退した、幹部クラスを含む約30人(大半は10代~20代)が昨年11月に結成。脱退の理由は他の幹部との間で政府の安保政策の評価を巡って大きく対立したこと。彼らは核なき日本と世界をめざし、愛国者の立場として安保条約の対等な平和条約への転換を求めているそうです。沖縄が米国の軍事戦略の犠牲にされているのは許せないといい、基地建設反対の市民をテロリスト呼ばわりするMXテレビへの抗議行動にも取り組んでいます。

ここで、やはり学生時代に強く惹かれていたジョーン・バエズの言葉を思い出します。
「誠実に自分の頭で考えるなら右翼になどならないはず」(記憶に頼っているので正確ではない)

琉球新報が彼らを「右翼」と形容しないで「愛国団体」としているのは理にかなっていると思います。右翼も左翼もあんまり意味のないラベルになっているんじゃないかしら。自称「右翼」も自称「左翼」も自分の頭で考えましょう。

で、ここでもジョーン・バエズのYoutubeをご紹介。
1965年のJoan Baezは↓ (We Shall Overcomeは22:29あたりから)

右の青字をクリック。 Joan Baez in 1965          

昨年75歳になったばかりの頃の相変らず美しい姿は↓
            右の青字をクリック。 75歳のバエズ

【連続学習会「東北アジアに平和を!」第三回大成功】
1月28日、康宗憲(カン・ジョンホン)さんの三回目、日韓・日朝関係の最終回が終わりました。参加者は前2回を上回る40名。テーマは「制裁と対立を超えて」。
朝鮮脅威論をひっくり返すばかりでなく、米韓日の威嚇の下で唯一の自衛手段と考えて核ミサイル開発を進めている朝鮮とどう向き合えば緊張のレベルを下げ、核開発中止に向かわせることができるのかという、避けて通れない現実的な問題への力強い提言がありました。

第三回学習会についても記録DVDやQ&A集を用意しますが、とりあえず参加者の講演内容への感想をご紹介します。
*****
印象に残ったこと、はじめて知ったこと
・アメリカ外交委員会(協会?)が客観的に事態を分析していたこと
・アメリカの専門家、知識人は制裁政策の失敗と政策転換の必要性を指摘していること
・拉致問題の解決が進まない原因がよくわかった
・いろいろあったが、特に米外交協会の「対話と外交による核問題解決の提言」。これは日本のマスコミではほとんで報道されていないと思う。
・具体的事実をもとにした説得力あるお話でした。これからも、もっと大きな会場で続けてほしい。
・自分も、この朝鮮の問題だけはマスコミにうまく操作されていたことにきづいた。
・やさしい語り口でわかりやすく、希望も感じられるお話でよかった。早く朝鮮の統一が実現するよう、一日千秋の思いです。
・お話のほとんどが「はじめて知ったこと」です。あらためて、個人でも国家でも相手をできるだけ正しく多く知ることが大事と思いました。一方的でなく冷静な判断をするため正しい情報をより多く知る必要性をあらためて感じました。康先生のお人柄か、濃い内容なのに親しみやすい雰囲気でした。「国際社会が朝鮮から孤立している」は衝撃。
・多種多様な各国の資料をもって客観的に講演されたことが一番よかった。日本の方たちの発言や感想を聞きながら、身近な存在である朝鮮の方たちとの交流をし、朝鮮学校にも足を運んでくれたらいいなと思いました。
・朝鮮の経済が改善しているように思っていたが今回それがはっきりわかった。それを前提にアメリカの外交政策が対話路線に変わることを望みます。
・いろんな情報が届いていない。日本側の姿勢(相手を無視し、大臣さえ訪朝していない)に驚く。
・視座の多様性の重要性。静かな話しぶりに学者としての真摯さを感じました。
・東北アジアの平和をつくるキーワードは市民同士の交流
・歴史的に体系的に話されていた

*****
26日の国会答弁をみると、安倍さんはトランプ大統領の日本への要求も利用して軍事費増大を狙っているようです。今度会うときはきっと双方で「脅威」をおおげさに確認することでしょう。いろいろな方法で、市民は軍備増強を望んでいないと意思表示していきましょう。「富国強兵!」と政治家が叫んだ時代がありましたが、どの国の庶民もそれでは幸福になりません。


【これからのアクションやイベント】
2.11 花と爆弾と中川五郎コラボ (詳細は上に)

2.12 自衛隊の南スーダンからの撤退を求める伊丹千憎駐屯地申し入れ行動
  10:30 駐屯地正門前集合
★南スーダンからの自衛隊撤退を要請する請願書の手渡しのほか、隊員宛てのメッセージの手渡しも行います。(前回記事参照)
市民は南スーダン派遣を支持していないこと、隊員の命も心配していることを伝えるメッセージを多くの市民からお預かりして係官に手渡します。

2.15 三菱重工、川崎重工、新明和に対する「死の商人にならないで」要請行動
   詳細は後日お知らせします。

2.19 「こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO」主催学習討論会とデモ
  14:00~16:00 神戸市勤労市民会館 308
  参加費500円 学生・避難者無料
講演テーマ:若者を苦しめる奨学金を考えよう
講師:佐野修吉さん (奨学金問題を考える兵庫の会事務局長)
米国のイラク戦争では奨学金を得ようとして志願した若者が多く、任務の理不尽さに帰還後もPTSDに苦しんでします。それが原因で離婚したり仕事に就くことができずにホームレスになったりもしています。経済的徴兵制はもう他人事ではありません。
そうでなくても卒業時にすでに三百万もの借金があるなんて、ひどすぎます。

デモのアピールポイント:
返済義務のない奨学金を!自衛隊は南スーダンから帰って!沖縄の民意無視を許さない!すべての原発再稼働反対!監視社会をつくる共謀罪反対!

💛💛💛アクションやイベントで読者の皆さまとお会いできますように!💛💛💛


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